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小1娘が突然不登校気味になりまして

それは突然
「学校行きたくない!!!!」
から始まった。

月曜日の朝7時半。

青ざめた表情で学校のタブレットを操作する娘の姿。

その表情から「これは週末の宿題やってなかったんだな」と私はすぐに気付いた。

どうやら「宿題やってなかったこと」を隠したいのか、コソコソと涼しい表情でタブレットをいじっているので、私も涼しい顔で話しかける。

「はい、髪結ぶよー」

しかし娘はいつも通りではなかった。
目を見開いて

「学校行きたくない」

と言った。

さっきまで慌てて宿題やってたのに?
それは学校行くために宿題をやらなきゃ、となったのでは?

私は咄嗟に「甘え」だと判断した。

「先生にごめんなさいって言えばいいでしょ?土日YouTubeばっか見てたから宿題してないだけなのに、それで休むなんて世の中舐めてるよ!」

すっっごく怒った。

すっっっごーーーーーく怒ってしまった。

娘は泣いて動かなくなってしまった。

私はイライラしながら学校に電話をかけ、その日は休ませた。

娘は次の火曜日・水曜日は登校したものの、木曜日は元々歯医者通院のため一日休ませた。

翌金曜日。

またも「学校行きたくない」。

私はイライラとしながら、半ば諦めるように「これ読んでなさい」と本を渡した。

漫画日本の歴史と「Dr.スランプ」だった。

そう、何ということか、鳥山明さんの訃報が入ってきた日、娘は「Dr.スランプ」第1巻を夢中になって読んだ記念日となってしまったのである。

話は逸れるが、「Dr.スランプ」は私の父の学生時代の本棚に全巻揃っていた。

だから姉と私は、おばあちゃん家に行っては夢中になって読んだのである。

鳥山明さんはそれぞれの心の中で生き続けます。

と、大変思い入れのある漫画なのである。

そんなこんなで土日。

一生懸命、学校から出された宿題を旦那と私とで娘を励ましながら、なんとかすべてやり終えたものの、

「学校行かない」。

というのが月曜日である今朝の出来事だった。

そこで私は「天才ノート」なるものを提案してみた。

どうせ学校休んでまるまる1日時間が空くのだから、好きなことに取り組んだ方がいいのでは?

親子で交換ノートをしてみようじゃないか。

という魂胆。

1日目は楽しんで取り組んでくれた。

「また、明日もやりたい」と言ってくれた。

私も焦らず、娘を見つめてみようと思う。
もう1年生も終わりだし、ゆっくり復習する期間でいいか。

はじめての「天才ノート」

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