ライトニングサンダー

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マルチの本を燃やすまで②(答え合わせ編)

前回の記事はこちら 原因編ではなく答え合わせ編 経緯編を書き終えて思ったことが、自分が受けているマルチ勧誘が何なのかを全然調べていなかったことだった。強いて挙げるならば、「金持ち父さん貧乏父さん」がマルチによく使われていることを知った位だ。実際、高額商品の話をされることはなかったし(いらない化粧水を買ってしまったが)、組織に勧誘されるということもなかった。なんなら組織の名前すら知ることができなかった。だから、原因編を書く前にある程度今のマルチ商法について知っておく必要があ

    • 『「おりる」思想』の著者 飯田朔さんとお話しした。

      評論の力ってすげー!最近(といっても、半年前位になる)、「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」という本を読んだ。 読んだきっかけとしては、江草令さん(自分はこの人とホモ・ネーモさんの記事を朝刊として毎朝読んでいる)のレコメンド記事を読み、「仕事中心主義からの脱却」、「半身で働く」という結論で書かれているのならぜひと手に取った。 実際読むと、日本の労働と読書が時代とともに変遷していくのを追いながら、本が読めなくなる原因を考えていくのが、とても興味深かった。 しかし、この本

      • 学マスは「アイマス2.0」なのかもしれない

        狂うほどハマっているゴールデンウイーク辺りからアイマスミリオンライブのアニメを見はじめた。なかなか面白かったから、ミリシタや放置していたスターリットシーズンをやりながら久しぶりにアイマスという巨大コンテンツを楽しんでいた。そんな中、「学園アイドルマスター」からリリースされるのを聞いたが、やはり自分は765プロの無骨な感じが好きなんだ、シャニのような洒落ついた奴は興味なし!と訳の分からない頑固さで見送ろうとしていた。 まあでもリリースされたしちょっと触ってみるかとやってみた

        • 社内食堂にあったふりかけがいつの間にか撤去されていた。 資本家は労働者からふりかけまで搾取しようというのか。 資本家からふりかけを取り戻せ。

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        マルチの本を燃やすまで②(答え合わせ編)

          バットシグナルの下でマクドナルドを食べる

          バットシグナルを買う この前の土曜日、新宿バルト9で「鬼太郎誕生 ~ゲゲゲの謎~」を観に行った。(この映画の感想についてはこの記事では書かないが、めちゃくちゃ面白かった、2023年のベスト5にピッタリ入るくらいには。映画の黒幕の下劣な誘惑に対して返した水木の一言はくぅ~!と痺れたね。) 新宿バルト9の下には駿河屋がある。ここにくるとなぜか何かを買わなければならないという衝動に駆られてしまう。以前きたときは、ラーの翼神竜のでっかいフィギュアをたまたま見つけてしまい2万円弱

          バットシグナルの下でマクドナルドを食べる

          データサイエンスの学習を始めるとぶち当たる人種問題の壁

          Pythonのおレッスン 一応これでもSEをやらせていただいておりますので、(社内ニートから脱しなさいという上からの圧を感じる以上(もちろん自分自身脱しないといけないと毎日葛藤しているがそうか?本当に俺は労働に戻る気があるのか?))ここ最近はPythonの勉強を始めている。 プログラミングについては、最初の研修でJava、休職するまでの半年間はC#で開発をしてたことがあるが、ちょっと触ってすぐやめてという状態を何度も繰り返したので、基礎の基礎の基礎の基礎位しか覚えていな

          データサイエンスの学習を始めるとぶち当たる人種問題の壁

          最強$信託資本バトル

          マルクスってやべぇ奴 哲学・思想の入門書を読むとなんとなく感じるのだが、この手の本で頻出する哲学者はマルクスの一択だ。それで、次点がニーチェだ。3位を決めるのは難しく、プラトン…?カント…?それともデカルトか?と自信がなくなってくる。それでも、近代哲学を語る上で、はいマルクス!はいニーチェ!といった感じでめちゃくちゃ重要な位置を占めるのはすぐ伝わる。 それにしてもマルクスってやつがやべぇ。経済はもちろん哲学にもガンガン介入してくる。それで何冊か本書いたら色々人が集まって

          最強$信託資本バトル

          世界で最も面白いRPG「ペルソナ」シリーズをちょっと考察

          【ネタバレ注意!!!】 この記事では「ペルソナ4ゴールデン」「ペルソナ5ロイヤル」のネタバレをしているぜ!こんな面白いゲームいまだにやってない人がいたら、今すぐ1作70時間ほどプレイして自分の意志で確かめてくれ!別にそんなの構わないって言うならこの先を見てくれ!! 後、あらすじ語るの下手すぎてストーリー知ってる前提で話し進めることも許してくれ!! ペルソナ3リロードが面白すぎて、それ以外全ての優先度が下がる 実は2月の頭にケミカル・ブラザーズのライブに行った。初めて行く

          世界で最も面白いRPG「ペルソナ」シリーズをちょっと考察

          上位10パーのアブラカラメ

          産業医面談で健康診断の結果を告げられた。前々から悪玉コレステロールの値が悪く、脂っこい食事を控えるように言われてきたのだが、今回は本当にヤバいらしい。会社でも上位10パーに入るほど悪い数字ですと言われたときに頭がクラッとしてしまった。どうして自分がこんな目に?確かに週の半分はラーメンを食っているし、ラーメンだったら博多豚骨が好きだし、夕食もヘビーなもの(からあげ、しゃぶしゃぶ)ばかり食っているし、運動なんてもってのほかだが、ここまでなるか?独身男性は自分と同じ状況ではないのか

          上位10パーのアブラカラメ

          2か月半の無労働で基本情報を合格するたった一つのメソッド

          復職して2か月半経つが、まだ労働をしていない。休職期間も含めると、半年ほど業務をしていないことになり、半年も労働をしていないと、暇・退屈を超えて自分がもはや有閑階級なのではないかという錯覚にすら陥る。この有閑階級から堕天するときに自分は人間でいられるのだろうか。 先日基本情報を受けてきた。復職してからの間、唯一継続的にしていた資格勉強だ。(他の時間は自己啓発という体で哲学の本を読んだりしている。)最初の1ヶ月は参考書を一通りさらってみて、残りは過去問をやってみるのだが、過去

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          「BREAKING DOWN」をみながら食う寿司は美味いか?

          「BREAKING DOWN」をみながら食う寿司は美味いか?  年末年始は両親の実家に帰省している。年末は、母方の一人暮らししている祖母(祖父は入院しているがまだ存命中である。初孫なので…)の家でおばあちゃんがはりきって作ったご馳走を食べた後に落ち着いて紅白をみながら年越しを迎える。一方年始は父方の家に行くのだが、祖父母と父の弟の家族の二世帯で住んでいるので、よくいえば生活感があって元気な、悪くいえってしまうとなんとも落ち着かないお正月を過ごしている。  その中でも、本当

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          M-1 2023と俺の感想

          今までのM-1の思い出  M-1の感想を書く。書く前に自分とM-1の関係性について話したい。  M-1をちゃんと見るようになったのは2019年からで、それまではそもそもお笑いに興味がなかった。M-1を見始めるようになったきっかけは、なんとなくYoutubeのよしログでマヂラブが最下位になったときの裏話からだ。(野田が平場で上半身裸になろうとしたら、番組側から股間を見せつけM-1丸ごと終わらせようとしていると勘違いされた話。)実際にその場面を見返すと、あまりのネタの滑りっぷ

          一人暮らしの病気

          インフルエンザになりました 先週の土~月で、サークルの先輩と広島~山口の旅行に出かけたのだが、3日目に異変を感じた。やけに体の節々が痛い。そんなに重いものを背負ってないよなと思っているとどんどん具合が悪くなる。自分は仲のいい人とは良くしゃべる方なので、それまではもうペラペラと楽しく会話していたが、急に無口になった。幸いその日は熱がなかったので、なんとか自宅に帰った自分はロキソニンを飲んで寝て、次の日にかかりつけの病院に行くことにした。その病院に行くと抗原検査はできないとい

          インターネットミームを振り返ろう(小中学校編)

          とにかく振り返ろう  ネットミームを振り返ってみよう。くだらない前書き抜きでどんどん振り返ろう。最初は、ネットミームは陰キャのHIPHOPだよね、といって、ネットミームが根暗達の心にどのように刺さっていくのかを、HIPHOPに例えながら書いていこうと思ったけど、自分がHIPHOPに詳しくなさ過ぎてとん挫した。(未だにHIPHOPは不良が聴くものという遅れた偏見が巣くっている。)なので、自分が見てきたネットミームの変遷について語ろうと思う。 おもしろフラッシュ ~ムキムキ

          インターネットミームを振り返ろう(小中学校編)

          揺れ動くアナキズム

          はじめに  最近、日本に蔓延っているプロティアン・キャリアについて思うことを「ぐるんぱのようちえん」を通して記事にした。  この調子で自己啓発についても文句をつけようと記事を書いてみたのだが、なかなかうまくまとまらない。というのも、この自己啓発・キャリアの勉強で今まで全くしてこなかった内省・自分がしたいことを少しずつ考えることができてきたのだ。その過程こそ紆余曲折(上記記事のキャリア反発、後述するアナキズムとの出会い…)はあったのだが、自分の中の軸はまとまってきた気がす

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          ぐるんぱこそプロティアンの王子様

          プロティアン・キャリア  復職中の自己学習の一貫で、自己啓発やキャリアデザインについて学んでいる。自己啓発もキャリアも素直に飲み込めないことが多すぎる。この飲み込めなさについては別記事にまとめようと思うが、キャリアについて色々調べていると、とある理論にたどりついた。  「プロティアン」プロテインとエイリアンの子供?スペルは「Protean」変幻自在な、とか、多様な、という意味をもつ。語源はプロテウス、ギリシャ神話の海神である。(ポセイドンとは別物らしい。)(プロメテウスと

          ぐるんぱこそプロティアンの王子様