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連載、はじめます。

今更ながら、創作大賞のことを少々。

息抜き的に書いたエッセイが、中間審査に残りました。

中間に残るまで、スキは30ほどしかついておらず、創作大賞に出した中ではアクセス数もダントツに低い記事。あまりの反応の悪さに、公開から落とそうかなと思いながら、なんとなくそのままにしていた作品でした。

「え?! これ?」というのが正直な感想だったけれど、今ならわかる。
気合を入れて書いたものはどれもちょっと文章がかたい。ゆるさや軽さや、ちょっとふざけた文章に、出資メディアにとってなにかしらの需要があったのだろうと、そう捉えています。

でも、最終的な受賞者のみが叩かれる肩は、待てど暮らせど訪問者現れず、吐息すらかからず。

去年と同様のタイミングで連絡が来るとしたら、9/30〜遅くとも10/4までだろうと、神経を尖らせた一週間を過ごしました。

緊張しすぎて、頭もぐちゃぐちゃで、文章がまったく書けなかった。仕事もずっとふわふわしてた。寒くて鳥肌が立つほど震えているのに、常に変な汗が出ていた。メンタルがこれほどにも生活に影響するのだと、改めて実感する一週間でした。

もーーーーーー何度、メールの着信画面を更新したことか。
着信するたび、仕事メールかーい! メルマガかーい! ってガクッとしながら、そうだよね、来るはずないよね……と凹む日々。

好きな人からメールきてないかなーって、数分に一回センター問い合わせする学生時代の切なさを思い出しました。
ダメもとで告白したら「ちょっと待ってて、もしかしたら付き合うかも」と思いがけず反応され、待たされ、待たされ続け、フラれフラグだけが立っている。

でも、本当は自分でもわかっているのです。
最終に残るための条件であろう、WEBでPVを稼げる素質も、本の部数を伸ばせる特異性も、今の自分にはない。

そうやって打ちのめされたことも、本当にいい経験だった。挑戦してよかったし、やっぱりnoteが好き。


一方、ヤキモキしている間に、私のメンタルに引っ張られたのか、7歳長男は39度を越える熱を出し、5歳次男は喘息が悪化し、2歳娘はプリンセスにハマって毎晩狂ったように踊り明かしていました(娘だけ通常運転)。

こちらも仲良く発熱。久々の38度台に震えながら、「……よし、連載始めよう」と、そう思いました。


ずっとシリーズ化して描きたかったテーマで、取り急ぎ三本、連載をはじめます。

もう、やっちゃう。自分で。とりあえずバナーだけでも! と、眠れない深夜(もしくは超早朝)2時半、canva様におんぶに抱っこで、作りました。



作品はまだです。今週から徐々にアップしていく予定。

まずは、ママ友について。

亀の歩みすぎるママ友作り大作戦ですが、地味にも派手にも、事件はたびたび起きています。もうね、心が日々ギュイーーンと。喜びと戸惑いで、ジェットコースターなわけです。

ママ友って、別に子持ちだとか年齢とかあまり関係なくて、要は人と人とのコミュニケーションの一つなんですよね。
子どもを産むと、学生時代のクラスみたいに、友達を作るべき環境のようなところにポーンと放り込まれるけれど、学生の頃と明らかに異なるのは、テクニックが求められること(個人的な意見です)。

作るか、作らないか。
誰と、どう付き合うか、付き合わないか。

さまざまな意見や立場があるけれど、私は基本的にコミュニケーションに憧れている。気を遣った世間話じゃなくて、タメ語で気軽に家を行き来できるぐらいの関係性の、家族ぐるみの友達がほしい。

(本当はnoteだってコメントしまくりたい。もらえるとすごく嬉しいし、スキだけとは圧倒的に距離感が変わる。でも、なかなかどうして、これが難しい……。コメントは毎回、清水の舞台から飛び降りる覚悟ですマジで)

会話下手なりに奮闘している一部始終を、いっそ連載してみようと思い至りました。



今更だけど題字と名前の色が違うな……普通は合わせるところ?ですよね……多分

基本的に、考え事はキッチンでしています。
私は多分、文章を書くかキッチンに立つかしないと、思考できないタイプのようです。

思考っていっても、大それたことではありません。
あまりにとりとめがなく、くだらないことばかりです。

いろんな悩みや考えが浮かんでは消えていく泡沫のようなその思考は、書かなければすぐ忘れてしまう。
noteを始めたきっかけの一つが「自分のポンコツ海馬を信用できないから書いて残す」なので、記録がわりに書き綴ってみたいと思っています。


最後に、朝ごはんエッセイ。

誰かに役に立てることがあるとしたら、なんだろう? と考えることから始まった2024年でした。

私はパターン出しが得意で、夏休みの子どもの学童弁当とか、大変だけどものすごくワクワクするタイプです。〇〇100案とか、大好き。一つに絞るより、アイディアを出し続ける方が向いている。

昔、月替わりコース1本で勝負する料理屋で働いていたときは、毎日同じ端材しばりの中で、同じようにガラッと雰囲気を変えたまかないを作るのにウキウキしてました。

今でも、冷蔵庫がすっからかん、これだけでどうしろと?! という状況であるほど、なぜか最高傑作が生まれます。ポンコツ海馬と記録の習慣がないため、もう二度と再現はできないけれど、制限×パターン出しは、自分のクリエイティビティが発揮される発動条件なんだと思います。

朝ごはんも一緒で、似たベースでパターンを考えるのが好き。作るのも、食べるのも、好き。

本業では子どもの食の企画開発をしていることもあって、食卓の理想や栄養と向き合う日々です。でも、子どもが3人いるから、朝の時短もマスト。その中で、どう落としどころをつけていくのか人知れず鍛錬を重ねていました。

「朝ごはんで栄養もおいしさも時短も叶えたい人」になにかしら役に立てるのでは……! とXのアカウントを立ち上げて、発信しています(サボりがち……)。

でも本当は、お役立ちできる気が、全然しないのです。
朝ごはんって、家庭の文化。親も子どもも、みーんな前提条件が違う。本当に家庭によりけりだから、発信は押し付けにもなりかねない。

お役立ち情報より、やっぱりエッセイを書きたいのです。楽しんで書きたい。だから、noteで実験的に、朝ごはんの連載をすることにしました。

お皿の上をね、毎回テーマの食材で変えていく予定です。こんな風に。


連載しようって決めたら、書きたいテーマがたくさんあって(これもアイディア出しですね)、まずは絶対に書きたいことが途切れないこの三つに絞りました。

本当は、誰かと往復書簡的な連載もしてみたい。一つのテーマで、公開お手紙のような。

ヒトの変態性を慈しむことも、もっとたくさんしていきたい。人間全員、なにかしらの変態的特性があって、それがとにかく愛おしい。

子どもの奇想天外な記録だって、していきたい。

でもまずは、三本。

書く枠が決まると、やっぱりワクワクしちゃう。楽しんで書くのが一番。テーマから外れることは、いつも通り単発で書きます。



熱で休み続けている長男が、突然漫画? を描き始めた。
喘息で咳込みながら、次男も絵を描いていた。
私は深夜に、バナー作り。

我が家はみんな、体調が悪化すると、創作欲が湧く一族なようです。
創作欲は一生湧き続けてほしいが、早く健康を取り戻したい。


皆様も、季節の変わり目、どうぞご自愛くださいね。


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