【#4】2022/9/18 おとラグ#3 in 豊田開催レポート
「おとラグ」全国展開2回目は、前日に続いて愛知県内の開催。
ジャパンラグビーリーグワンDivision1に所属する「トヨタヴェルブリッツ」のホストエリア・愛知県豊田市です。
豊田市は岐阜県寄りに位置するため、同じ愛知県内でも移動に2時間かかった方、三重から3時間かけて推しプレーヤーに会いに来た方など16名のみなさんとラグビー体験をしました。
開催要領
おとラグ通算3回目にして、初の屋外施設開催になりました。
フットサルコートが4面も広がる解放感のあるコートの一画をお借りしました。
途中2度ほど通り雨にあいながらも、ラグビーらしく中断することなく、やる気を失わないようにテキパキと動いた2時間でした。
サポートプレーヤーのみなさん
今回のサポートプレーヤーは、トヨタヴェルブリッツ(トヨタV)から岡田優輝選手(ウイング)、同OBで今の肩書きは「クリエイター」と語るサムヘビこと垣本竜哉さん(プロップ)、主催・喜連航平選手の計3名。
3名とも大阪桐蔭高校の同級生という間柄です。
当日の内容
まさかのボールが来ない!?
この日使用するラグビーボールは、トヨタヴェルブリッツ様からお借りすることになっていました。
当日、運搬役の岡田選手が前日プレシーズンマッチに出場され、体のケアが外せないため(そうやって選手の方はリカバリーされているんですね)、少し遅れて参加することに。
それでも時間通り「おとラグぅ~」の挨拶から始まり、垣本さんと準備運動をしながら待つことになりました。
1)ジョギングはゆっくりと?
準備運動の最初はジョギング。前日の刈谷はここで息があがりそうな勢いの速さで走っていましたが、この日はのーんびり。
参加者に抜かれそうな速度の先導に、すかさず喜連選手から「スピード遅いよ」と突っ込まれる垣本さん。
続いてストレッチ。アキレス腱や太ももの裏側を入念に伸ばします。
と、ここで岡田選手がトヨタヴェルブリッツのロゴがプリントされたボールを抱えながらビーチサンダル姿で到着。
足元の準備を整えコートへ登場し、全員が揃いました!
限られた時間でテキパキと進行するため、挨拶もそこそこに集合写真撮影。
2)レクリエーション編「ラグビーポーズゲーム」
全員が揃い最初に体験したのが「ラグビーポーズゲーム」。
一斉に円になってグルグル走りながら、喜連選手の「キック」、「スクラム」、「ラインアウト」の号令にあわせて、キックは2名、スクラムは3名、ラインアウトは4名で集まりグループを組みます。
椅子取りゲームの椅子が、人とでも言いましょうか。
3選手のデモンストレーションに続いて、早速挑戦。
仲間が見つけられなかった人は、罰ゲームとして「キラキラ~☆」と叫びながら、両手両足を広げて星の形でジャンプする、その名も「スタージャンプ」をします。
ゲームの様子と、岡田選手が素敵な笑顔をカメラ目線でしてくれたスタージャンプをお届けします。
3)目指すは華麗に回るスクリューパス
「ラグビーポーズゲーム」最後のポーズはスクラムでした。
その時一緒に組んだ3人組でスクリューパス体験がスタート。
喜連選手と岡田選手のバックス2人によるデモンストレーションで、ボウリングと同じように片手で回転をつける投げ方を教わります。
デモンストレーションの時間は短く、とにかく体験型で即実践。
見様見真似でパスを投げ出します。
途中からはペアになり、岡田選手と垣本さんも参加し練習が続きました。
この後、そのペアで走りながらパスをする「ランパス」を体験。
前日の刈谷回にも参加した方が数名いて、その経験を活かし「同じ轍は踏むまい」とパスを受け取る人が、パスを投げる人より前に出てしまう「スローフォード」にならないようリードする姿もありました。
4)スペースを狙え「カウントパスゲーム」
次は1チーム3~4名の4チームに分かれ、簡単な自己紹介タイムが設けられました。
「おとラグ」ではニックネームを書いた名札シールをつけますが、初めまして同士でも、実はSNS上で繋がっていて「あっ」と声が出たところもありました。
その4チームで、2チームずつ対戦する「カウントパスゲーム」を体験。
攻撃(アタック)側は、ボールを持った人が床に1回置いて、何回目のパスかコールし、その場から移動せずに味方へパスします。
防御(ディフェンス)はパスがつながるのを阻止しますが、相手にタックルはできないため、パスをする人や受ける人のボールのコースを塞ぎます。
パスが10回続くまでやりますが、これがなかなか達成できません。
気がつくと、広いコートのごく一部のエリアに人が集中しています。
途中作戦会議をはさみ、空いているスペースも有効に使いながらパスをつなげていく、ラグビーの実践で選手がしていることを体験します。
5)指令塔は誰だ?「7ボール」
同じ4チーム対抗のまま次の体験「7ボールへ」。
四隅にチームが分かれ、中央にあるボールを奪い合います。
早くボールを3つ揃えたチームが勝ちですが、中央にボールが全チーム分あるわけではなく、他チームが獲得したボールの横取りもできます。
これも前日の刈谷で行われていましたが、この日はスタートが後ろ向きになり、かつ速足で取りに行くバージョンに変更されました(リピーターの人も違う体験ができるよう工夫)。
後ろ向きになったことで、ボールを取りに行く人は直前の状況がわからないまま振り向くことになるため、待機しているチームメイトが、常に他のチームの獲得状況を確認し、どこのチームのボールを取りに行くか迅速に指示します。
これは、常に局面が変わるラグビーの要素の体験でもあります。
6)キックリレー
さらに、同じ4チーム対抗のキックリレー。
キックのキの字も習っていませんが、ボールを転がしながら走るドリブルリレー、ボールを持ってコースを走り最後だけキックでパスをするリレーに挑戦。
前者は転がすキック、後者は蹴り上げるキックの体験を通じて、どこに転ぶかわからない楕円球に足で親しんでいきます。
1位以外のチームは全員で罰ゲームの腕立て伏せ。
岡田選手をチラ見したら、体を支える手をゲンコツで腕立て伏せをやっているではありませんか。
何気なく同じ動作をしているようでも、現役アスリートを垣間見たシーンでした。
7)抜くか、防ぐか、2対1
次は2つのグループにわかれて、アタック2名1組対ディフェンス1名で行う「2対1」の体験。
アタック側の1名が、ディフェンス側の1名を引き付けながらもう1名の味方にパスをして抜いたり、逆にパスすると見せかけて(ダミー)そのまま抜いたり、いろいろなバリエーションがあります。
この日は人数が少なかったため、すぐに何度も順番が回ってきて、インターバルトレーニングのようでした。
8)キック体験、スクラム体験
二手に分かれたまま、岡田選手担当のキックと、垣本さん担当のスクラムを交互に体験。
・キック体験
キックは、地面を転がすグラバーキックと、ワンバウンドさせて蹴り上げるドロップキック(試合開始の時に使うキック)にチャレンジ。
ボールを落とす角度、バウンドのさせ方の手ほどきを受けました。
・スクラム体験
スクラムは、四つん這いの基本姿勢をキープする体験から。
垣本さんのポジション3番(右プロップ)では、外側にくる足と、内側にくる足で角度が違うそうで、それぞれ110度と120度でキープっ!!
これが相手に一番パワーが伝わる角度なんだそうです。
その後、1対1や3対3の組み合いも体験しました。
9)フリータイム
最後は参加者が選ぶスタイルで、喜連選手チームと垣本さんチーム対抗の5対5のタッチフットと、岡田選手から真上にパスを投げ上げる基礎練習をレクチャーいただき、終了になりました。
当日の体験風景は「おとラグYoutube」でも紹介しています。
あわせてご覧ください。
サポートプレーヤーインタビュー
終了後、サポートプレーヤーのみなさんに感想を伺いました。
トヨタVは、ジャパンラグビーリーグワンDivision1に所属。12月17日より2022-23シーズンを迎えます。
岡田選手の試合でのご活躍、垣本さんのクリエイター活動ともに応援しています。
・喜連航平選手
・岡田優輝選手
・垣本竜哉さん
参加者の声
参加者の方のSNS投稿から感想をご紹介します。
「おとラグ」Youtubeでは、参加者インタビューを掲載しています。
協賛社紹介
「おとラグ」のご協賛社様からの商品を会場でお配りしました。
ご提供ありがとうございました。
1)酒田製菓株式会社様「ミライオニギリ」
運動後に特に必要な炭水化物、たんぱく質を素早く補給できる薄焼きのおせんべいです。
2)マルマン株式会社様「CARB UP! 最中」
筋トレコンテスト・大会前のカーボアップ向けに開発された半生菓子(日持ちのする和菓子)です。
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サポートプレーヤーのみなさん、ご参加のみなさん、ありがとうございました。
また「おとラグぅ~」でお会いましょう!
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