【#3】2022/9/17 おとラグ#2 in 刈谷開催レポート
2022年9月17日(土曜)。7月のトライアル開催を経て、「おとラグ」の全国展開が本格始動しました。
最初の開催は、ジャパンラグビーリーグワンDivision2に所属する「豊田自動織機シャトルズ愛知」のホストエリア・愛知県刈谷(会場は安城市)。
「おとラグ」もほぼ全員が初めて、7割の方がラグビー経験が全くない初心者で、愛知県のほか近隣の岐阜県や静岡県からご参加のみなさんとラグビー体験をしました。
開催要領
「おとラグ」の会場はフットサルコートが中心で屋外も多いのですが、「雨天でも実施できるように」と地元の方が推薦してくださった屋内施設の会場になりました。
サポートプレーヤーのみなさん
豊田自動織機シャトルズ愛知(S愛知)から山口知貴選手、牧野内翔馬選手、湯本睦選手の3名と、主催・喜連航平選手の計4名が参加。
ポジションは、フォワードとバックス2名ずつの組み合わせでした。
当日のプログラム内容
あの選手が触ったかも? のラグビーボール
開始前、何気なくコートに転がっているラグビーボールをみると、そこには「シャトルズ」の文字。
この日、使用したラグビーボールは実際にチームで使用されているものを貸していただきました。
ボール表面のツルツルっぷりに、使い込まれ具合がうかがえました。
余裕があるのは最初だけ? の集合写真
この日は男性と女性の参加数が半々、親子連れと年代や性別もさまざまな17名が集合。
最初にサポートプレーヤーの紹介と全員で「おとラグぅ~」の挨拶後、みなさんお化粧くずれ・・・いえいえ、元気なうちにと集合写真を撮りました。
①とにもかくにもボールにタッチ
続いてウォーミングアップがはじまり、いよいよ本編に入ります。
最初の担当は牧野内選手。
まずはいきなりジョギングペースでコート内をグルグル走り出します(驚)。
横走りで腕をストレッチしたり、やり方はわからないけどボールに触り、前後の人とパスをしながら走ったり。
早くもマスクが苦しいと思い始めたあたりでストップして、入念な準備運動を行いました。
②2人組、3人組、4人組の「スクラムゲーム」
「おとラグ」には、「参加するときは一人でも、おとラグ中に参加者同士で交流を深めてつながり、一緒に試合を観に行ってもらいたい」という目的があります。
参加者同士のパスに続いては、「スクラムゲーム」に挑戦。
全員で作った円を周りながら、喜連選手の声がかかると指定の人数でグループを作り、決められたポーズをします。
「キック」なら2人、「スクラム」なら3人、「ラインアウト」なら4人。
グループに入れなかった人は、全員で罰ゲーム(恥ずかしいものではなく、みなさんで温かく見守ります)。
何回か続けていくうちに、なんとなく参加者同士の会話もうまれていきます。
③10回続くか? 「パスカウントゲーム」
次は全員が円になり「1」「2」と交互に番号を言い、1番と2番にわかれます。
さらに2チームにわかれ対戦したのが「パスカウントゲーム」。
ボールをパスされた人が床に1回置いて、味方にパスします(アタック)。
邪魔(ディフェンス)はボールを持っている人の前に立ちはだかったり、パスを阻止。10回続くまで行います。
最初はアタック側も、ディフェンス側も、ボールに集まりがちですが、全体を見ている喜連選手から「スペースを見ましょう」の声がかかり、一旦作戦会議の休憩。
作戦会議では各チームに混ざっているサポートプレーヤーから、アドバイスをもらいます。
アタック側は適度に散り、空いているスペースを有効に生かしてパスをつなぐようにコートを広く、パスも大きくするように変化しました。
ラグビーは陣取り合戦のため、このゲームを通じて人のいないスペースにボールを運ぶ発想を体験します。
実際の様子は動画でもどうぞ。
④ボールを3つ揃えるには?「7ボール」
続いては⑤でわかれた4チーム揃って対抗の「7ボール」。
中央に置かれたボールをめがけて、リレー形式でボールを獲得していきます。
ルールは「ボールを3つ揃えたチームが勝ち」ですが、用意されているボールは全部で7つ。これを4チームで取り合います。
キーになるのは2巡目以降。他のチームから奪うしかないため、自チームもさることながら、全体の状況をみてどこのチームが早くそろえているかを判断し、3つ揃えさせないように、また自チームで3つ揃えられるように、チーム内の連携が試されます。
⑤スキル練習
・スクリューパス編
動き続けてだいぶ息もあがったところで、水分補給の休憩をはさみ、今度は湯本選手担当のスクリューパス講座。
最初はボウリングの要領でボールを横に持つ片手パスからはじまり、次に縦向きにした片手パス、最後に両手でパスと3段階で習います。
2人1組になり、サポートプレーヤーが順番に回りながら具体的にフォローいただいたり、「パスに愛がないですよ~」と時折、叱咤激励されながら段階をふんでいきます。
・ランパス編
激しいぶつかり合いなどコンタクトスポーツのイメージが強いラグビーですが、基本スキルは「ラン(走る)」「パス」「キック」の3つです。
パスを習った後は、ランを加えた「ランパス」に挑戦。
2人1組でパスをしながらコートの端から、反対側の端に向かってジョギングくらいのペースで走ります。
何気なくやっていても、実は、パスが届かず落とせば「ノックオン」、前に投げてしまえば「スローフォワード」の反則と、試合中のプレーに直結する体験へと進んでいます。
一巡目はパスに気を取られて、みなさんが実際の試合ではプレーできないオフサイドのポジションと喜連選手よりアドバイスが入ります。
そして二巡目は、パスを受ける側が前に出すぎないように気を付けながらランパスを続けました。
パスも、パスも投げる位置や向きも、ラグビーが咄嗟にいくつもの動作を行っていることがわかります。
⑥2対1
最後は再び2つのグループにわかれて、アタック2名1組対ディフェンス1名で行う「2対1」。
ボールを持つ側のアタック2名と防御側のディフェンス1名が向き合い、ディフェンス側のゴールラインめがけて突破を試みるものです。
牧野内選手から「僕らも基礎練習としてやりますが、アタック側は抜いて当然、ディフェンス側は止めたら拍手」と声がかかりました。
⑦フリータイム(キック体験、スクラム体験など)
今回はフォワードの選手が2人いるということで、フリータイムで人気だったのがスクラム体験。
選手と1対1で組んだり、参加者同士3対3で組み合う体験をしました。
スクラムに夢中になる大人達に対して、お子さんにはパスの特別レッスンが開講。
こうして盛りだくさんの2時間が終了しました!
なお、当日の体験風景は「おとラグYoutube」でも紹介しています。
あわせてご覧ください。
サポートプレーヤーの感想
S愛知の選手のみなさんの感想とともに、プロフィール(在籍年[前所属])/出身大学/ポジションの順で記載)や個人SNSアカウントも紹介しています。
S愛知は、ジャパンラグビーリーグワンDivision3からDivision2に昇格し、12月18日より2022-2023シーズンを迎えます。
応援よろしくお願いします!
・喜連航平選手
参加者の声
終了後のアンケートに寄せられた声や参加された方のSNS投稿からご紹介します。
協賛社紹介
「おとラグ」のご協賛社様からの商品を会場でお配りしました。ご提供ありがとうございました。
1)酒田製菓株式会社様「ミライオニギリ」
運動後に特に必要な炭水化物、たんぱく質を素早く補給できる薄焼きのおせんべいです。
2)マルマン株式会社様「CARB UP! 最中」
筋トレコンテスト・大会前のカーボアップ向けに開発された半生菓子(日持ちのする和菓子)です。
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サポートプレーヤーのみなさん、ご参加のみなさん、ありがとうございました。
また「おとラグぅ~」で会いましょう!
#山口知貴
#牧野内翔馬
#湯本睦
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