4万のGoogle Pixel Watchを手放して5000未満のXiaomi Smart Bandに戻った

知人が不要になったということでGoogle Pixel Watch2を入手した。
自分は1年以上Xiaomi Smart Band7を愛用している。

今は後継機種が出ている。
(輝度の自動調整に加え、操作速度が体感できるほど上がっている)

しかし、せっかく高機能スマートウォッチを入手したので試しに使ってみることにした。
が、結論からいうと、結局一週間足らずでXiaomi Smart Bandに戻すことになった。

Google Pixel Watch2の何がよくなくて戻ったのかを紹介していこうと思う。
Google Pixel Watchシリーズの購入を検討されている方の参考になる内容となっているので、最後まで読んでいってほしい。


入手したのはGoogle Pixel Watch2

入手したのは、記事執筆時点では最新から1世代古いGoogle Pixel Watch2
現時点での価格は新品で¥39,800!!
価格帯からも分かるが、これは非常に高価高機能な、いわゆるスマートウォッチだ。
スマホに頼らず本体単独で通信もできるし、GPSも取得できる。

機能一覧

  • Googleアシスタントとのシームレスな連携: 音声でアプリを起動したり、メッセージを送ったり、音楽を再生したりできる。
    ⇒LINEの返事を音声で作成でき、そのまま返信出来るのはめちゃくちゃ便利だった。

  • 健康管理: 心拍数、睡眠、ストレスレベルをトラッキングできる。
    ⇒ここは基本的にはSmartBandと大体同じ。計測の種類は精度が異なる。

  • 充実したフィットネス機能: ランニングやサイクリングなどのワークアウトを記録し、目標達成をアシスト。
    ⇒ここもSmartBandでも同じ。前述したようにGPS機能がスマホに頼らず使えるのが違い。

  • スタイリッシュなデザイン: 豊富なカラーバリエーションと洗練されたデザインで、どんなスタイルにもマッチ。
    ⇒デザインは正直好みによる。このデザインは嫌いじゃないが、このデザインに合うウォッチフェイスは案外限られるという印象

  • 豊富なアプリ対応: Google Playストアから様々なアプリをダウンロードして、機能をさらに拡張。
    ⇒あまり試せていない。豊富なアプリが使えるので、ここが使いこなせるかどうかが肝かも知れない
    https://rezv.net/wear_os_by_google

  • 安全・安心機能: 緊急SOSや落下検知など、万が一のときも安心。
    ⇒AppleWatchにあるすごい機能。今の自分はそこまで使わなかった。

  • タッチ決済機能:タッチ決済が可能で、具体的には「Suica」が使える。
    ⇒ここは個人的には結構目玉だったが、スマホとPixel Watchで同じSuicaのアカウントを使えなかったので、面倒でやめた。モバイルSuica自体はめちゃくちゃ便利なので、電車を使う人はメリットが大きいかも

Pixel Watchが定着しなかった理由

ではここからは、そんな高価で高機能なPixcelWatchが定着しなかった理由を書いていこうと思う。
理由としては2つある。
2つしかないとも言えるが、この2つは自分にとって致命的だったのだ。

バッテリー持ちが悪い

まずはやはりこれだろう。バッテリー持ちがsmartBandと比べるとかなり悪い。
smartBandが大体一週間に一度の充電でいいのに比べ、PixelWatchは毎日の充電が欠かせないのだ。

就寝時も装着して睡眠状態の計測をするという性質上、寝ている間に充電はできないので、帰宅時〜就寝前までに充電を済ませておかなければならない。
これが案外手間で、定着しなかった最大の理由とも言える。

一週間に一度と一日に一度では、その手間に大きな差が生じるものだった。

バイブレーションが弱い

この記事にも書いたが

バイブレーションアラームを重宝している自分としては、バイブレーションが弱いのは致命的だった。
そして、SmartBandはバイブレーションの強さを3段階で変えられるのにたいし、Pixel Watchは(少なくとも記事執筆時点では)バイブレーションの強さを変更できなかったのだ。
ここが致命的となり、使用をやめた。

Pixel Watchのよかった点

使用自体はやめてしまったが、よかったと思う点もある。

軽量で就寝時の邪魔にならない。

これは常時つけているスマホウォッチ、スマートバンドには必須だとは思うが、Pixel Watchは見た目以上に軽量で、就寝時に装着していてもほとんど気にならなかった。

タイマー機能の使い勝手はよかった

個人的にPixel Watchでよかったのがタイマー機能だ。
スマホウォッチ、スマートバンドでかなり使用頻度が高いのがこのタイマー機能だが、xiaomiのSmartBandの場合は"1分、3分、10分"などのボタンが並んでいてそこから選ぶ"カウントダウン"機能があるのだが、9分とかの中途半端な時間のタイマーを設定しようとすると結構手間がかかる。
その点、Pixel Watchは時間の指定がしやすいUIになっており、かなり使い勝手がよかった。

LINEの返信は抜群に便利

前述したように、音声でLINEの返事が出来るのはよい。
受信機能としても、画像やスタンプなどの表示も可能なので見える

とにかく自分の生活に合ったデバイスを使うのがよい

高価なデバイスは、より高機能だが、自分自身がそれを使いこなせなければなんの意味もない。むしろ、使わない機能のせいでバッテリー持ちが悪くなるなどデメリットもある。
とにかく自分に合ったデバイスを使用するのが一番という、頭ではわかっていた教訓を改めて思い知ることが出来た。

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