【読書メモ】後悔病棟〜前に進めない人の処方せん
みなさんは後悔していることってありますか?
心理学的に、人は「やった後悔」より「やらなかった後悔の方が」1.5倍も大きくなるそうです。
「あの時〜しておけばよかった」
「戻ってやり直したい」
「〜していれば、今もっと幸せだったのに」
はぁ〜考えるだけで胃がキリキリします(泣)
私はやりたいと思ったことがあっても「自分には無理だろうな」と何度となく気持ちに蓋をしてきました。
あとになって、少しでもやっておけば何かが変わったかもしれない。後悔ばかりして、将来を不安がって、やらなかった自分を否定する。
少しでも心当たりのある方におすすめの本をご紹介します。
あらすじ
病院の中庭で聴診器を拾った主人公のお医者さん。
不思議なことにその聴診器を胸に当てると、後悔している過去に戻ってやり直すことが疑似体験できるのです。
余命宣告された患者さんの病室を周り、過去に選ばなかった道を体験させてあげるのですが……
感想
「〜すればよかった」という道はどうしても現実にならないため、あきらめきれず、キラキラして見えてしまうものですよね。
しかし、もう一つの道を選んでも、その道がその人にとって本当に幸せな結果になるとは限らない事をこの本は教えてくれました。
そんなことより、未来を少しでも良くするために、小さな事でも今何をするかが大事だと改めて思いました。
後悔ばかりして前に進めない私たちの処方せんのようなような小説でした。
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