#30絵を描く。 ポケモン 『さんもんのとく』
凸凹発達の息子の絵を展覧しています。
言葉の壁が厚い彼にとって、絵を描くことは、表現ツールの1つになっています。
毎日A4コピー用紙にせっせとしたためる絵の数々。
今回は、9歳になった息子が描いた 最近ハマっているあのゲームキャラクター、そう大人気の●●モンの絵の展覧です。
早速ですが
『●●モン』というキャラクターと言えば…
そうです!
ポ ケ モ ン です。
うちでは今までに
何度か絵本やらアニメやらでこの世界には
『ポケモン』というものがあるよ〜と息子に意識させてみたことがありました。
が しかし
その頃は、ハマりませんでした。
というのも
自分で決めたブームのようなものがあり、
それに飽きるまでは
脇目も振らず ひとつのことを一筋に。
脳内がブーム漬けになっているため
外野がニューフェイスとご対面させたとて
息子の心の扉は開きません。
つまり。
仲良くなる(存在が受け入れられる)ためには必要なのは、時間とタイミングなわけです。
心の扉が開けれぬまま数年が経ち
息子2年生の終盤頃から
突如、解錠!
3年生になると
扉も大きく開かれました。
今や、その魅力にどっぷりハマり
頑な心の扉の前で見張る監守の前でも
『ポケモン』のプレートを首から下げているだけで…
「ちは!いつもお疲れさまです〜」
「はーい、ご苦労さま〜」
的な、顔パス状態で扉の向こうに軽々といけるわけです。
そして、予想通り『ポケモン』は
息子の脳内に早々に進出を果たしました。
登校時はポケモンしりとりをし
帰宅後はポケモン図鑑をめくり
入浴時はポケモンの歌を流し
1日の終わりにポケモンのゲームをし
寝る前にクーピーやマジックでポケモンを描いています。
現在は脳内98%くらい『ポケモン』にじゃぶじゃぶ漬かっています。
こんなにポケモンづくしでも飽きない集中力の高さ…少し羨ましい。
文字通りの『熱中』です。
こんなエネルギッシュな状態を見ていると
好きのパワーは最強だなぁと
息子を通して私もニヤニヤしてしまいます。
楽しそうにしているのって良いですよね。
ちなみに
私自身はポケモンのゲームは全くやったこともなければ、
キャラクターの名前もピカチュウとサトシくらいしかわかりません。
だからポケモンの良さは正直わからない。
でも、息子から教えてもらうことで
彼とのコミュニケーションの幅が広がったり、
私も少し覚えことで、共感とか共有するための材料が増えます。
それに
ポケモン好きは外の世界に多い
のも大きな魅力です。
同世代だけではく
少し年上世代から親の世代までも
さらには、世界的にも
ポケモンにふれてきたファンが沢山います。
『ポケモン好き』がきっかけとなり、
外の世界とコミュニケーションが生まれたり、コミュニティを見つけたり、
趣味仲間もできるかもしれません。
息子の興味は狭く深い。
それは、とてつもなく面白いのだけれど、
少々苦しそうにも見えます。
だから
そんな苦しさから引っ張り上げてくれるような人…
好きな世界を広げてくれる人
好きを共有したり共感できる人
新たな違う視点を見せてくれる人
こんな人に出会えるきっかけが
『ポケモン』には期待できる気がするのです。
ただ、今の息子には早いというか、ちょっと大きすぎる話しなので、、
今現在の良い影響も記しておきます。
▼『ポケモン』の良い影響
①ゲーム攻略のため字を読もうとする
②自分ではクリアできない場面で
「できないから、やってください」と
ヘルプを出す
③図鑑の索引で辞書引きの体験になっている
④絵の模写で観察眼や真似して描く能力が
鍛えられる
⑤ゲームで動かしているため
絵に動きが加わる
⑥ポケモンをやるために帰宅後の
行動(入浴・食事・ハミガキ・宿題)が
スムーズになる
⑦学校の人(先生や児童)と共有できる話題
を1つ持っているという自信になる
他にもありますが。
『ポケモン』好きの良い影響が偉大すぎました。
これは…『三文の徳』どころではないお得さにレアポケモンをゲットしたしたような高揚感を感じている次第です。
さて、題名の回収をしましょう。
下の絵から
『さんもんのとく』を探し出してみましょう。
1つ目 フルーツハットのドラえもん
2つ目 ポケモン
3つ目 ばっかもん
(波平さんの「バカもーん!」)
1枚の紙の上に
3つも韻を踏んだ『もん』が集まって
ちょっとだけお得です。(三文の徳)
※プラスで もう『1もん』
4つ目 バケモン
こちらからは、以上です。
ではでは。
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