中国妖怪人物事典
中国の妖怪、仙人、神などを、事典形式で、紹介した本です。
『人物』とあっても、必ずしも、人ばかりを紹介しているわけではありません。人ならぬ存在も、たくさん載っています。
分厚いです。質・量ともに、充実した一冊です。
本書を読みきれば、中国の神話、伝説、妖怪などについて、とても詳しくなれるでしょう(^^)
類書はありますが、これだけ充実したものは、少ないです。文句なしに、五つ星評価ですね。
ただし、本書の厚さをもってしても、すべての中国の妖怪などを、紹介しきれているわけではありません。載っていないものもいます。
それは、本書の落ち度ではないでしょう。中国という地域が、それだけ、広く深い文化を持つ証拠だと思います。
以下に、本書の目次を書いておきますね。
目次を眺めるだけでも、中国の妖怪の底知れなさが、うかがえます。
なお、以下の目次には、環境依存文字が含まれます。お使いの環境によっては、正しい文字が表示されない可能性があります。御了承下さい。
また、どうしても、ネットでは表記できない漢字も使われています。そのような漢字は、仮に、カタカナで表記しました。
まえがき――「妖怪人物」と中国
あ
アツ窳【あつゆ】
委蛇【いい】
言成地蔵【いうなりじぞう】
縊鬼【いき】
蜮【いき】
など
か
海人【かいじん】
魁星【かいせい】
解廌【かいち】
怪風【かいふう】
開明獣【かいめいじゅう】
など
さ
賽太歳【さいたいさい】
採薬民【さいやくみん】
西遊記【さいゆうき】
『西遊記』の哪タ【なた】
沙悟浄【さごじょう】
など
た
太乙救苦天尊【たいおつくぐてんそん】
大槐安国【たいかいあんこく】
太虚司法伝【たいきょしほうでん】
太玄女【たいげんじょ】
泰山四郎【たいざんしろう】
など
な
哪タ太子【なたたいし】
難訓【なんくん】
南山大王【なんざんだいおう】
南遊記【なんゆうき】
二会子【にかいし】
など
は
梅山の七怪【ばいざんのしちかい】
孛星女身【はいせいにょしん】
裴老人【はいろうじん】
白骨夫人【はくこつふじん】
白雀【はくじゃく】
など
ま
摩臍過気【ませいかき】
摩利支天【まりしてん】
獼猴王【みこうおう】
弥勒菩薩【みろくぼさつ】
猛獣陣【もうじゅうじん】
など
や
野狗子【やくし】
夜叉【やしゃ】
夜星子【やせいし】
妖猿【ようえん】
鷹虎神【ようこしん】
など
ら
雷公【らいこう】・電母【でんぼ】
雷神【らいじん】
雷曹【らいそう】
雷民【らいみん】
裸女の羊【らじょのひつじ】
など
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