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怖くて不思議なスコットランド妖精物語
スコットランドの民話集です。
妖精や魔女や巨人などが登場する、不思議な話ばかりを集めています。全部で、二十話あります。
本書に登場する妖精は、かわいくて、きれいで、親切なものばかりではありません。
醜かったり、意地悪だったりする妖精が、多いです。ヨーロッパで、リアルに信じられていた妖精とは、このようなものだったのでしょう。
だから、『怖くて不思議な』スコットランド妖精物語、というわけです。
妖精たちのために、弁護しておきましょう。見た目が美しく、性質も良い妖精も、もちろん、出てきます。
ヨーロッパの妖精に関心があるなら、読んでおいて、損はありません(^^)
甘いだけのおとぎ話に飽きた大人の方にも、お勧めです。
以下に、本書の目次を書いておきますね。
紡ぎ女ハベトロット
ノルウェイの黒い雄牛
妖精の騎士
赤い巨人
小さな菓子パン
足指をつめた娘
マーリン岩の妖精
海豹【あざらし】捕りと人魚
小姓と銀のグラス
怪物ドレグリン・ホグニー
羊歯【しだ】の谷間の小人ブラウニー
キツネとオオカミ
ファイフの魔女
真実の詩人トマス
邪悪な王妃と美しい心の王女
キトランピットの妖精
アシパトルと大海蛇
馬商人ディックと詩人トマス
領主オー・コー
小人の石
あとがき