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源氏物語「野分巻」を読む

 時間があまりないため急いで書かなければならない。途中で休憩を多めにしてしまったことが計算誤りであった。とにかく早く書こう。今回は「野分巻」である。この巻での注目は、「夕霧が紫の上を垣間見する」場面であろう。源氏の相手であるため、つまりは父の相手である。この展開で思い出されるのは、「源氏と藤壺」の関係であろう。この二人は関係をもってしまい、その後互いに罪の意識を抱きながら生活することとなった。しかし、夕霧は同じようには描かれない。

 今回は展開の中での面白さもあるため引用は難しいと判断したが、何よりやはり「まめ人(まじめな人)」である夕霧であるため、源氏と同じようにはならなかったのであろう。どこまでも「まめ人」として描かれるのは、今後案外残念な結果をもたらすこととなるが、ある種伏線ともいえるかもしれない。


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よし。今日も一日頑張ろう。

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