佐々木郎希投手を応援しています

二年前のテレビニュースでの話です。

トップニュースに驚きを隠せませんでした。当時高校生だった現千葉ロッテマリーンズ所属の佐々木郎希投手が、地方大会の決勝戦で登板しなかった事を報じるものだったのてます。

連投による疲労を考慮しての監督さんの英断の末、チームの甲子園出場の夢は後輩達に託されたのです。

その判断を下した監督さんと、エースが登板しなかった中、勇敢に戦ったチーム、それを支え続けた関係者の方々、何より自分が投げたい気持ちを抑えて、今もいろんなものを背負っているだろうご本人に、改めて敬意を表したいです。

甲子園にスター選手が一人参加しない事により、影響を受けた事を、大人気なく且つ、惜しげなく露出した大人もちらほらいました。呆れて物が言えないのですが、今となっては、今年六月の奇しくも甲子園球場で行われた阪神戦でプロ初勝利を揚げた事実が何よりも、周りとご本人にとって報いになったのではと拝察します。

参加しなかったことを周りから言われた二年前よりも、その努力が報われた今の方が、みんな幸せじゃん。周りは関係ないよ。

夏が来ればこの事を思い出すのです。

今年も酷暑です。

甲子園の素晴らしさはよく存じていますが、同時に生徒さんの健康を思えば、時期や場所や施設などを考えて欲しいと願いながら、今年も無事に夏を乗り越えられますことを望みます。