十四字詩 背骨

コンビニの缶詰ない前世

冷蔵庫なんか言ってる鳥

隣の喧嘩ひどい声の夜

台風の音誰か叫んで

あいかわらず寒い地下鉄

星あり過ぎる花野まで来た

綺麗に折りたたまれてる足

エリアメールの目覚ましが鳴る

頑張って働いてこれだけ

街灯消えて月よりの使者

夜明けの夢に吠えられた犬

太い背骨でまっすぐ歩く

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