【復職への道⑤】再面談OK。復帰プログラムを第2段階へ進めよう。

前回面談

もう1ヶ月以上前のお話。
あの時はまだ準備不足でした。
(遅刻もしましたし)
その結果、
第2段階へ進む許可はでませんでした。

※ここでいう面談とは、
 産業医面談のような集大成ではなく、
 会社の健康管理担当者との面談です。
 現在、私は会社主導の復帰プログラム中。
 まだ第1段階(療養期)のため、
 この面談で「第2段階へ進む許可」が欲しい。

時は来た。再面談へ

いよいよです。
面談準備も万全です。
(時間もかけた)
約束の時間に面談場所に行き、
今回のご担当者とご挨拶。
すると・・

「以前、あなたと面談したんですよ」

そう言われ、すぐ思い出しました。
「はっ、あの時の人だ」
実は、今働いている会社、
中途採用選考フローに健康診断&面談がある。
その面談を担当してくれた方でした。
あれから2年ほど経過したでしょうか。
このような形での再会となり恐縮です。

それは内定前の出来事でした

少し横道に逸れ、あの時の面談話を少し。
あの時の職務経歴書には、
休職経験を明記していました。
なので、面談はその話で持ち切りでした。
ですが・・
その面談は選考過程の1つなのです。
つまり、受け答え内容によっては落ちる?のです。
正直に、真摯に本音で話したいけれど、
内定も欲しいのです。
そんなバイアスが掛かっている状態でした。

結果、内定欲しさに負け、
「もう大丈夫」を強めにアピールしました。
でも、今思うと、
本音で話しても良かった気がする。
根拠は無いのですが。
(この会社の社風かな)
過去、休職経験をして入社してきた方がいるか。
先人がいれば、その方はどうだったか・・など。
そういうのを聞いてみても良かったな。

今回の面談:先ずは生活記録表

さて、話を今に戻します。
いよいよ面談がはじまりました。
まずは生活記録表を提示し、
今までの成果をアピールをします。

ちなみに生活記録表には、
1時間単位で何したかを書きます。
(例)
 ・06時 起床
 ・07時 朝食
    :
 ・20時 夕食
 ・21時 就寝

このように、粒度はざっくりで構いません。
記録表1枚につき、1週間分を記載します。
私が持参した枚数・・なんと7枚!!
前回面談から約7週間の成果を報告するのです。

この7週間での改善テーマ

(1)朝9時頃からの活動を増やす
(2)朝外出して夕方まで帰らない日をつくる

この7週間の成果をふりかえってみます

1週目の成果

・朝外出【✕】
 まだ朝9時台の外出はできず・・

・課外活動【△】
 ついにファミレスで作業できた!
 (半日×2回)

・運動【◎】
 ジョギング8km×2回

2週目の成果

・朝外出【△】
 ついに朝9時台にファミレスへ!(1回)

・課外活動【△】
 ファミレス作業(半日×2回)

・運動【◎】
 ジョギング6〜7km×2回

3週目の成果

・朝外出【✕】
 できなかった・・

・課外活動【△】
 ファミレス作業(半日×2回)

・運動【◯】
 ジョギング5km×1回

4週目の成果

・朝外出【△】
 朝9時台にファミレスへ(1回)

・課外活動【◯】
 ファミレス作業(半日×4回)

・運動【◎】
 ジョギング5〜6km×2回

5週目の成果

・朝外出【◯】
 朝9時台にファミレスへ(2回)

・課外活動【◎】
 ファミレス作業(1日×1回、半日×2回)

・運動【◎】
 ジョギング5〜8km×2回

6週目の成果

ついに朝の図書館デビュー!!

・朝外出【◎】
 朝9時台に図書館へ(1回)
 朝9時台にファミレスへ(2回)

・課外活動【◎】
 図書館作業(1日×1回)
 ファミレス作業(半日×2回)

・運動【◯】
 ジョギング5km×1回

7週目の成果

・朝外出【◎】
 朝9時台の図書館へ(3回)

・課外活動【◎】
 図書館作業(1日×3回)
 ファミレス作業(半日×1回)

・運動【◯】
 ジョギング8km×1回

「次の段階へ進みましょう」

この7週間の成果には自信がありました。
おかげで、すんなりOKがでました。
第2段階へ進むことが許されました。

第2段階のゴールを策定

第2段階は出社訓練フェーズです。
会社から第2段階のゴール条件を提示されました。
今後、この姿を目指して訓練していきます。

第2段階のゴール条件
(1)週5日間、1日8時間働けること
(2)週5日間のうち、2日間は会社出社できること

まず、(1)。
今時点で半日は活動できているので、
訓練していけば問題無くクリアできるでしょう。
大丈夫。

次に(2)。
朝、始業時間に間に合うように家を出て、
会社近くのカフェ等で定時まで過ごす。
所謂、出社訓練というやつですね。
「会社に近づくと動悸が・・」など。
数をこなして体を慣れさせていきます。

ただ、頻度は「2日間でOK」とのこと。
どうやら今はリモートワークがメインで、
出社組はほとんどいないようです。
2日間でしたらハードル低いですね。
これも訓練していけば大丈夫でしょう。

ところで、再発防止のために何かしていますか?

さて、きました。
永遠のテーマ、再発防止策。
また同じことを繰り返さないために。
「何かしていますか?」

ワークブックで自習しています

本当はリワークなどの専門的なところで、
再発防止策について学びたいと思っていました。
ただ、私はあと1〜2ヶ月くらいで復職したい。
短期間で再発防止策について教えてくれる、
座学のようなものを探しましたが、
都合の良いものは見つかりませんでした。
ちよっと考えが甘かった。

そんなあるとき、上記ワークブックを知りました。
読んでみると。。
こ、これは、ちゃんとしてるぞ。。
(スイマセン)
著者は実際にリワーク運営している企業の方。
そのリワークプログラムをベースに作成。
再発防止したいが、
どのように取り組めばいいかわからない。
時間もあまり無い。
そんな私にはちょうど良いワークブックです。

これからの出社訓練フェーズでは、
図書館などで勉強する時間が十分あります。
これから、じっくりとこのワークをやり、
しっかりと自分と向き合おうと思いました。

このワーク以外にも、
読もうと思っている本などはたくさんありますが、
今後の復帰までの大きな柱としては、
このワークブックで再発防止をします。
そう説明し、面談担当者にご理解いただきました。
この方針でいきましょうか。

入社前の面談で怒られた話。

先ほどの横道の話ですが、
実は、私・・
入社前の面談で怒られてました。

休職して治療を開始した頃、
私は服薬に抵抗があったので、
「時間をかけて構わないから、
 なるべく薬を飲まないで治療したい」
その方針で治療してきました。
時間はかかりましたが、良くなりました。
面談では、そう素直に話せばいいものを・・

私「薬は飲まないでお酒を飲んで治したんです」

なぜなのでしょうか。
なぜこんな、
何の得にもならないことを言ったのでしょうか。
これは・・未だにわからない謎です。

この後、淡々と怒られました。
「医師に処方された薬は飲まなきゃダメですよ」

もう何年かしたら、
また謎解明にチャレンジしたいと思います。

アフタートーク。面談の終わりに。

面談も終わりにさしかかった頃、
少しだけフランクに話せました。

「以前、あなたに再発防止策を聞いたとき、
 答えが少し軽かったの。
 もう少し考えたほうがいいんじゃない?
 そう思ったもの」


言われてしまいました。
たしかに、あの時は無策でした。
でも、もし、あの時そう言われても、
おそらく響かなかったでしょう。。
「大丈夫ですよ」
そんな風に一蹴したでしょう。

あるとき、私を思い出して、
働けてるか気にしてくれたそうです。
「その時はまだ続いていたので、
 頑張ってるんだなと思いました。」
頑張ってましたよ!

「じっくり自分と向き合いたい。
 働いてるとそんなときもあるでしょう。
 でも、わかると思うけど、
 働いていたらそんな時間は無い。
 今回、その時間を与えられたと思って、
 しっかりやってみてください。」

仰る通りですね。
やってみます!

ではまた次回!


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