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【復職への道⑩】産業医面談は金曜日♪

休職に入って約1年半。長い停滞期間を抜け、やっと復職を決意。前回、会社から復職OKの診断書を求められ、今回いよいよ診断書を入手。「主治医の意見書」も仕上がり、進展する復職手続き。傷病手当が貰える期間も言及します。

〈前回の記事〉


「復職可の診断書」ゲット

さて、前回。主治医と軽い認識の相違があり、小言を言われながらも書くことを了承してくれた診断書。無事、翌週の受診時に貰えました。復職可の診断書となると、大トリなので少し豪華なものを期待していましたが、なんてことはない。今まで通りの診断書でした。¥3,300円。

次回面談を予約

会社からは「診断書が貰えたら、チェックするので面談の予約を」と言われています。早速、会社に電話をするのですが、今回は言われた通り、診断書が手元にある状態です。「今、手元にあります」と自信気に伝えると、先方も「いいですね!」と。喜んでいるようです。いいんです。相手の土俵に乗ってやります。

「では、次回面談の日取りですが・・
 明日の10時はいかがでしょう?」

驚いた。明日の朝10時??

耳を疑いました。いつもいつも1週間後の日程を指定してくるのに、今回は翌日です。これは前回の電話で「早く進めたいのに」とゴネた結果ですね。「是非!」と二つ返事で答えそうになりましたが、踊らされ過ぎるのも悔しいので、「そんな急なの困ります」と、あえて一度断りたい。でも踊らされましょう。二つ返事で「是非!」と。

面談2分遅刻からのリカバリー。

翌日の面談。朝10:00開始のところ、何度目かの面談で油断がでてきたのか、10:02に到着。先方から、「ギリギリじゃないですか〜」と第一声。失敗した。今日の担当者は厳しいタイプだ。すぐに軌道修正し、丁重に謝罪から入って面談を開始した。

診断書を提出し、面談した結果は・・OK。会社から「主治医の意見書」という書類を渡され、「これを主治医の先生に記入してもらって下さい」と。内容は「8時間働けますか?」「半年間勤務できますか?」といった、会社が基準とする復帰レベルに達しているかどうかの質問が並んでいました。この書類が出来上がったら、いよいよ産業医面談だそうです。

主治医に書類記入を依頼

受診時、主治医に書類記入を依頼しました。事前に話をしていたのでスムーズに承諾してもらえたのですが、「書類記入代で¥5,500円かかります」と。

忘れていました。お金かかるんでしたね。。この低収入の時期に厳しいところですが、払うしかない。会社に請求したいところだが、診断書は自己負担となっているので、これも同じだろう。今の引け目を感じる身分で会社に聞いて、「自己負担は当然ですが(ドヤッ)」と返ってきたら惨めだ。やめておこう。

「主治医の意見書」完成

翌週の受診日、主治医から記載内容について説明。主治医としては「数%でも再発する可能性はあるので、復帰して絶対に大丈夫とは言い切りたくない。だが、この書類は言い切らないと復職させないと書いてある。本当は断言したくないのだが、復職のために大丈夫と書いた」と。

その気遣いがうれしかった。「先生、ありがとうございます。異論無いです」と言い、「復帰してダメだったら辞めちゃいますから・・」とまでは言わなかったが、先生の気遣いを肯定したい気持ちだった。

産業医面談を予約

書類が完成したので、会社に電話をしたところ、産業医面談が1週間後の金曜日に決まった。当日の持ち物、時間と場所を確認し、最後に「遅れないように」と釘をさされてしまった。間違いない。電話口の方は、先日の面談担当の方だ。承知いたしました。

ところで、傷病手当はいつまで貰える?

ふと気になった。例えば、主治医が1/10の日付で復職可能の診断書を書く。その後、産業医面談を実施し、配属準備等の調整が完了し、復職が2/1になったとする。この場合、1/10〜2/1までの収入はどうなるのだろうか。傷病手当を申請していいのだろうか。

まず気になったのが、傷病手当申請書の主治医記入欄だ。もし、1/10〜2/1までの期間を請求するなら、主治医に「その期間は勤務不可」と書いて貰う必要がある。だが、主治医としては1/10で復帰OKと診断しているので、1/10〜2/1を勤務不可とするのは矛盾する。書類を書いてくれないのでは・・?と思った。

webで調べてみると、同じような質問がたくさん見つかった。やはり主治医が書いてくれないケースもあり、その場合は産業医に書いてもらう方法があるようだ。その一方、矛盾するが主治医が書いてくれるケースもあるようだった。

主治医に聞いた。

診察時に聞いてみたところ、「会社が申請していいと言うなら、書類は書きますよ」と言ってくれた。「グレーゾーン」「矛盾」といった単語が入った会話をしながらも、書いていただけることになった。ありがたい。次は会社に申請していいのか聞いてみよう。

会社「復職前日まで申請してOK」

会社からの返答は「復職前日まで申請OK」とのことだった。ありがたい。これで収入が途切れずに済みそうだ。

出社訓練

出社訓練とは、いわゆる疑似出社です。朝、始業時間に間に合うように会社へ行き、会社を横目にスルーして近くのカフェ等に出勤する。そこで夕方の定時まで過ごして帰る訓練。通勤電車や職場近くの雰囲気など、復職に必要な要素がいくつも絡む訓練なので、重要と言われています。

ちなみに、私は2回休職していますが、1回目は復職しなかったので、出社訓練をやったのは今回が初めて。

出社訓練を開始したのは、もう何ヶ月も前になります。最初は緊張しましたが、段々と慣れてきて、途中からは従来の通勤のように平然とやっていました。こんな感じで復職するんだろうな〜なんて思ってたら、なんとここにきて緊張が再開しました。それもかなり強めに。

復職が具体化してからの出社訓練

復職が具体化したからだと思います。今まではどこか他人事だったので、気楽にあとで考えればいいやとやっていたのですが、いよいよ近づいてくると緊張しますね。駅から勤務先までの人の流れの中、知っている顔も目に入ります。いろんなことを考えるようになります。なるべく出社訓練回数を増やして、この緊張感に慣れていきたいと思います。

さて、産業医面談は明々後日!

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