アクションラーニングのはじまりは、薩摩藩だったのかも
こんにちは、秋山です。
三連休は鹿児島に住む親友に会いに行ってきました。芋焼酎をしこたま飲んで、絶賛二日酔い中です。
鹿児島といえば、指宿の砂風呂、桜島などなど。観光名所がたくさんありますが、今回のお目当てはなんといっても「維新ふるさと館」
鹿児島は、維新の三傑の西郷隆盛、大久保利通の出身地。そして島津藩が始めた、郷中教育(ごじゅうきょういく)のはじまりの場所です。
郷中教育とは?
幕末の倒幕運動で大きな役割を果たした薩摩藩。江戸時代から郷中教育という、独自の教育が行われ、人材育成に取り組んでいました。
郷中教育では、日ごろから答えのない問題について議論を行い、武士としての心得や、判断力を身につけていました。まさに、アクションラーニングのはしりです。
この討論のことを、郷中教育では、詮議(せんぎ)と呼んでいました。詮議の場では、まず稚児に向かって問いが出され、稚児が答えられなければ二才が指導し、その指導が適切でなければ長老が訂正していきます。お互いに教え合うことで、実践的な知恵を身につけていきました。
郷中教育は、ボーイスカウトの参考にもなっている
薩英戦争で日本志士の活躍ぶりをみたイギリスは、その教育方法に着目し、ボーイスカウトに取り入れたといいます。アクションラーニングのはじまりは、レグ・レバンスだといわれていますが、実は日本にも独自のアクションラーニングが根付いていたといえるのではないでしょうか。
またくるぞ、鹿児島!
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