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悩むことが考えることに変わる【問題解決技法】とは
ごきげんよう、おすみです。
今回は【問題解決技法】とは何ぞやを改めて自分なりにまとめようと思います。
問題解決技法とは?
問題解決技法とは、認知行動療法にも用いられる心理療法の一つで、その名の通りスモールステップを踏みながら問題解決に取り組み心理的負担を取り除く技法です。
問題解決技法の5ステップ
では早速問題解決技法のやり方を説明しましょう。
問題解決技法は全部で5つのステップを順番にすることで初めての方でも簡単に取り組める技法です。
今回は車に搭載されているカーナビゲーションシステムに例えながら説明します。
①問題を整理して把握する
悩み事に直面した直後は悩み事の本質が見えていません。
その悩み事のきっかけは何だったのか。
絡まった毛糸を解くような感じで自分自身に詳しい話を優しく聞いてみて、それを紙に書き出してみてください。
(事によってはそれだけで心が軽くなることもあります)
②現実的に達成可能そうな目標を立てる
悩み事を整理できた時点がスタート地点なら、目標が目的地という考え方ができるかと思います。
という事で、次は実現可能な目標を設定しましょう。
③解決策をたくさん出す
目的地が決まったら、次はルートの作成です。
自分が考える解決策を片っ端から書き出してみましょう。
もちろん誰かに相談しても構いません。
④たくさんある解決策の中から、より良い解決策を選ぶ
となれば、次はルートの選択です。
書き出した解決策の中から、その時の体調や周囲の環境なども加味して最善の解決策を選んでみてください。
⑤実際に選んだ解決策を実行して、振り返る
後は目的地に向けて出発するのみです。
間違えてもいい。何度でも色々な解決策にトライしてみよう。
運転中に急にトイレに行きたくなったり、ガソリンの残量が残りわずかになったり、予期せぬ渋滞に巻き込まれたりすることがあるように、問題解決に向かって進んでいる途中でハプニングやアクシデントが発生し、その解決技法がうまくいかないこともあります。
ここで念を押して言いたいことは、失敗しても落ち込まないでほしいという事です。
せっかく考えに考えた目標や解決策ですし、そこにタイムリミットはありません。
もし、『(何時何時まで)に』というタイムリミットを目標に入れているなら、そのタイムリミットは②で書いた現実的に達成可能なものか考え直してください。
今までがんばってきた技法で発生した問題点と③で書き出した解決策とを今一度見直してみて、またもう一度何度でもやり直せばいいのです。
前向きに挑戦し続けることも大切なことで、失敗した反省を生かした成功体験はその後の人生でも大きな自信になります。
以前も書きましたが、おすみは問題解決技法を知ってからは深く落ち込むことが大幅に減り、自己肯定感も以前に比べれば高くなったような気がします。
…まあ、あくまでも一例ですので、無理なくやっていきましょう(^▽^)/
最後までお読みいただきありがとうございます。
おすみは今後も実体験を元に精神疾患当事者が前向きに生きられるきっかけになるような記事を随時公開していきたいと思います。
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