
精神疾患当事者のスマートウォッチ活用術
ごきげんよう、おすみです。
早速ですが読者の皆様、健康管理で何か気をつけていることはありますか?
今回はスマートウォッチ活用術を主におすみが普段から健康維持に気をつけていることを共有していこうと思います。
精神疾患当事者が日ごろから感じている苦労なども交えながらまとめて行きますので今回も最後までよろしくお願いします。
睡眠の質を考えるきっかけは悪夢障害
以前の記事や他のSNSでも何度も公表している通りで、おすみは悪夢障害と言う睡眠障害の一種を抱えながら生きています。
ひどい時は週に5日は悪夢に魘され悪い記録と眠気で日中まともに生活できなかったことが数か月続きました。
現在は睡眠導入剤の服用で幾分収まりはしています。
その効果を感じ出したころからは睡眠の質を意識するようになりました。
睡眠の質を高めたい
ただ、あの当時(今から5年ほど前)に自宅でできる睡眠の質改善と言えば…
朝起きて日の光を浴びる
ヤクルト1000を飲む
寝る1時間前にはお風呂に入って体を温める
等と言ったおなじみのメソッドしかなく、目に見えて効果を実感するのはその翌日の体調や体感に委ねるしかありませんでした。
Appleが腕時計型の端末・Apple Watchを初めて発売したのが2015年。
その後追随するように他メーカーもスマートウォッチを順次リリースしたという流れですが、発売当初は時計と連携スマートフォンの通知機能ぐらいしか備わっていませんでした。
2020年代のスマートウォッチの進化
そのスマートウォッチに新たな流れができたのは2020年代。
アメリカ食品医薬品局がApple社のNightWareと言うアプリ承認したことをきっかけに、スマートウォッチの心拍数検知や血中酸素濃度測定機能を活用した睡眠の質を測定できる端末へと後続も順次アップデートしていきました。
そして大手メーカーの他、多数のメーカーが廉価版スマートウォッチを発売し始めた事で誰でも手ごろにスマートウォッチを手に入れられる物になりました。
おすみが愛用しているスマートウォッチも一本3000円ちょっと。
最近では入会特典にスマートウォッチをプレゼントなんて企画も行っているスポーツジムも存在し、それだけ手ごろな物になったと感じている方も多いと思います。
では、実際に睡眠の質がどのような形で見えるのか。
測り方はいたって簡単。
スマートウォッチと自身のスマートフォンを専用アプリで連携させ、あとはスマートウォッチをつけたまま眠るだけ。
そして実際の画面がこちらです。

画面中央の大きな数字が睡眠時間、下の小さな数字がレム睡眠/ノンレム睡眠の順で表示されます。

スマートフォンに対応する各種アプリをダウンロードして連携することにより、寝ている間の睡眠リズムも見える仕組みになっています。
ただし一点注意しておくと、この数字は完全に正確な数値ではない、あくまでも目安であるという事です。
しかしながら、見えないよりかは目安でも見えた方が今後の睡眠の質への対策を立てやすくなるなどのメリットの方が大きいとおすみは考えます。
実際におすみはレム睡眠が短かった翌日は早寝するといった事を実践し、生活リズムそのものが規則正しいものに良化していると感じることが多くなりました。
最後に
おすみがスマートウォッチを初めてつけたのは昨年の夏、友人からいただいた誕生日プレゼントでした。
最初は腕時計をつけて眠ることへの抵抗も正直ありましたが、睡眠の質が見えるようになった事で日ごろ感じるストレスも幾分軽くなったと実感しています。
物によっては高い買い物になりますが、新たな便利なツールを取り入れて生きづらさと言うストレスから少しでも自分を解き放つ方法も一興です。
そしてそれがまた、できたという実績の積み重ねにもなり、自身の自信にもつながります。
この記事が、読者のみなさんのはじめの一歩になるといいなとただただ願うばかりです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。