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他人の考えに流されないようになるには

ごきげんよう、おすみです。

このnoteでは一人の精神疾患当事者でB型作業所利用者であるおすみが実体験を元に障がい者福祉やメンタルヘルスに関する記事をほぼ毎日執筆しています。

心の自然治癒力ことレジリエンスを阻む考え方からの解放を目指すnoteも今日で一通りを終えます。
全5回シリーズの第5回目は【他人の考えに流されないようになるには】です。

(確認事項)レジリエンスを阻む考え方

  1. こうあるべきだとかこうじゃなきゃいけない的な考え方

  2. 過去のつらい経験がフラッシュバックする

  3. どうしても周囲と自分とを比べてしまう

  4. 白か黒かの二者択一

  5. 他人の意見に流されてしまう

他人の意見に流されるメカニズム

私たち人間、とりわけ現代人は日々様々な情報に翻弄されながら生きています。
ただ、人間の脳というのは実は1万年もの前から今日に至るまで構造そのものはほとんど進化していないのだとか。

イメージで例えるなら、遥か昔は生きるためにどうやってあの動物を狩ってどう食べるかを考えるために使っていた脳が、リノベーションを重ねに重ねて今は生きるためにどうやってあらゆる情報を取捨選択して食べるためのお金を稼げるかを考えるために使っている。
という感じだと色々な文献に触れておすみなりに解釈します。

目に入る情報量が膨大な現代社会では脳は情報過多によるキャパオーバーを起こすことは、脳科学の世界線では正直言って仕方のないことなのです。

とっさの判断で『他の人と一緒でいい』と言ってしまうのは、多すぎる情報を頭の中で時間内に処理しきれずにそれまでに処理できていた情報からの苦渋の選択と言えます。

それゆえ、流されて出した自分考えは本心ではないので後悔の念がストレスとしてモヤモヤと頭の中に残り続けます。
これがストレス要因になります。
その後、新たな情報を目にしたことであの時以上の最善策を脳が処理するとさらにストレスがたまることもありますし、やりたくもないことをやらさせることからやる気も低下し、最終的にはうつ状態に陥ってしまいます。

流されやすい人の特徴

メカニズムがなんとなくわかってきたところで、他人に流されやすい人の特徴を見た目にもわかりやすい行動面見た目にはわかりにくい心理面とでまとめてみようと思います。
箇条書きにしてみましたので、ぜひチェックしながら読み進めてみてください。
多くあてはまる人ほど流されやすい性質をお持ちだと考えても問題ないかと思います。

行動的特徴

  • ハイブランドの商品を買いがち

  • 口コミ評価の高い店に入りがち

  • 新しいSNSはとりあえずアカウントだけ取得する

  • やたらとキョロキョロしてしまう

  • 帰宅後は人一倍ぐったりしてしまう

心理的特徴

  • 心配性だ

  • いつも焦っている

  • 周囲が気になって仕方がない

  • 本当は何も考えたくない

  • いつも諦めモードだ

流されない心を鍛える方法

自分にも優しくなる

昨日の記事でも書きましたが、優しい心を持つことで他己肯定感も自己肯定感も自ずと上がります。

他人に流される人の多くは人一倍他人に対して気づかいができたり、空気を読むことが天才レベルだったりする優しい人で、またその多くの人が自分自身を犠牲にして生きている傾向にあります。

その優しい愛情は自分自身にも注ぎ込んであげてください。

いらない情報はシャットアウトする

前述の通りで流されがちの人の脳は情報過多でキャパオーバーを起こしている状態と言ってもいいでしょう。

今、また何か気になって検索したそこのあなた。
もうこれ以上あなたの脳に情報を保存できるスペースはないと言っても過言ではありません。

生きるために必要な情報(天気予報や通勤通学ルートの運行情報)以外の情報(話題のニュースやスポーツの結果等)は翌日使うか使わないかでいえば、意外と使わない情報が多いのが現実だったりします。

そうなると、必要な情報だけ頭に入れて、あとの情報は落ち着いて頭の中が整理できて脳の保存容量が確保できた時にでもいいのです。

スマホやパソコンから距離を置くデジタルデトックスも効果的で、脳の疲れも緩和させる効果も期待できます。
(が、前述の通り必要な情報まで断ち切るのはよくないので、やりすぎには気をつけましょう)


5日にわたって心のレジリエンスを阻止する心から解放することをおすみなりに解説していきましたが、いかがでしたでしょうか。

今回は敢えて5つの項目に絞り注目しましたが、調べてみるとまだまだ効果的なレジリエンスを鍛える方法があるようなので、次回は番外編として5選以外の方法をダイジェストで紹介しようと思います。。
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