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アサーションって何なん?

ごきげんよう、おすみです。

このnoteでは一人の精神疾患当事者でB型作業所利用者であるおすみが実体験を元に障がい者福祉やメンタルヘルスに関する記事をほぼ毎日執筆しています。

今日は以前の記事でチラッと紹介したアサーティブコミュニケーションを深掘りします。

コミュニケーションには大まかに分けて3つのタイプがある

まず、コミュニケーションには大まかに分けて3つのタイプがあることを覚えておきましょう。

わかりやすく図式っぽく書くと以下の通りです。

  1. 自分>相手

  2. 自分<相手

  3. 自分≒相手

①自分>相手(攻撃的)

①は相手の思いや考えを無視して自分の主張を一方的に押し付けるタイプのいわゆるマウントを取ろうとするタイプの人がやりがちです。
これだと相手に嫌な思いをさせてしまうだけでなく、マウントの取り合いで喧嘩に発展することも充分ありうるので気をつけたいところです。

②自分<相手(非主張的)

②はいわゆる受け身タイプのコミュニケーションです。
このタイプのコミュニケーションに偏りがちの人は言いたいことが言えずにストレスを溜めやすい傾向にあるのでこれも注意が必要です。

また、言いたいことを後々になって他の人に言う陰口を叩くタイプの人は自分の考えを示すことを控え過ぎた受け身タイプの発展形とも言えます。
陰口は話した相手のみならず叩かれた当事者やその周囲の人達の気持ちを不快にするので、そうなる前に修正しておきたいところです。

③自分≒相手(アサーティブ)

お互いが思いやりを持ち、相手の思いや考えを受け止めつつ自分の思いや考えもしっかりと伝え、互いに納得ができる着地点が見つけられる最も理想的なコミュニケーションと言えるのが③のアサーティブな関係です。

アサーティブコミュニケーションを目指して

アサーティブなコミュニケーションはこの記事を読んだからと言ってすぐ劇的に変わるものではないことを先にお断りします。

では、アサーティブコミュニケーションを身に着けるには何から始めれば良いのか。

まず始めることは、自分自身のコミュニケーションの傾向を理解することです。

上の各タイプの中でどちらかと言えばこれに当てはまるという事だけでも把握できれば充分です。

後は、以下の点を日ごろから心がけることでアサーショントレーニングを自分で進めることができます。

  1. 自分に正直になる

  2. 相手を受け容れる

  3. 相手の事を相手の気持ちで理解する

  4. 権威に頼らず謙虚になる

  5. 多様性を受け容れる

  6. 感情をただぶつけるのではなく表現に気をつける

  7. 言語以外の表現にも気をつけ受け容れる

攻撃的な傾向を自認した人は受け容れる姿勢を意識しつつ優しさを持つことで表現にも柔らかさを持たせることができます。

非主張的な傾向を自認した人は自分を信じる力を少しずつ身に着けることを心掛けると自分の考えをスッと言えるようになります。

…と言うように自分自身のコミュニケーションの癖を把握した上で、日々考え方を見直し続けることで心を生きづらさから少しずつ解放させることができるとおすみは信じています。

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