すべてがNになる〜スーパーシティ構想のヤバさ〜
【追記あり】
スーパーシティ法案が可決されてしまいました。
ですが日本共産党の大門実紀史議員はそれでもこの法案の危険性を訴えます。
・参考動画
委員長「大門みきし君」
大門みきし議員「えー大門です、え今回のあの整備法案は賛成でございますのでえー特に申し上げることはありませんのでえー今日はスーパーシティの続編をやりたいというふうに思います。えー沢山勉強いたしましたのであれで終わるわけにはいかないということでございますがあのぉまぁ法案が通って一安心のえぇ村上審議官にえぇ申し訳ないが沢山聞きたいというふうに思います、えぇーまあ法案が通りましたんで今後はですねえー各自治体の住民がどう判断するかという事に、いー自治体と住民がですね、どう判断するかという事になってくかと思いますがもちろんあのー地域によってはですね医療サービスとか、えー自動運転だけに限定して、あのーあんま際どいことやらないという様な自治体ならばねスムーズにいくところもあると思いますけれど、まああのー住民合意上にですねバルセロナの様にやるとこもあれば、あるいはえーちょっと踏み込みすぎてトロントの様にですね反対運動起きるところ、ま、様々かもわかりませんけれども実は私がですねこのスーパーシティ構想にこだわってきたのは、実は大阪問題でぇ、えーございましてぇ、あのー大阪の、カジノおー構想というのがありましてIR、カジノがあって一貫して私は反対の、えー論議を国会でとって参りまして大阪の現地のカジノ、IR反対運動とも一緒にやってきたわけであります、でぇこのスーパーシティとの関係なんですけれども大阪の万博があってえぇカジノ、IRがあってえぇそれとこのスーパーシティ、いーがですね、大阪の中では一体でございます。全部夢洲と資料に、いーございますが夢洲というところで想定をされております。えぇ万博会場のスーパーシティが一体であるということもあって大変あのぉ、これにこだわってきたわけでわけでありますので今日は大阪スパ、スーパーシティ構想に関してえー質問したいというふうに思いますけども、まず大阪のスーパーシティとは何かとはいうことで資料をお配りしてございます。えー1枚目にございましてえー埋立地の夢洲にぃえ万博をやってその後カジノ、IRを作ってそれを全部スーパーシティ、えーをと一体としてやることでございます。ではどのスーパーシティかというのは2枚目、3枚目にですね、え企業からの提案を万博にう、まこの万博にスーパーシティに繋がるわけですが万博でのえー提案が、あーPanasonicとうーNECの提案書を書いてありますが要するに、え、前回も取り上げました最先端技術を活用したえ、街づくりということで、顔認証、顔を認証する顔認証の基盤整備、生体認証、行動追跡があのぉ組み込まれておりますのでまああのぉ裏を返せば監視をシステムを張り巡らしたりですね、えーそういう、うースーパーシティをこの夢洲に作ろうとしているのが大阪の構想でございます。でハードはこのPanasonicとかNeCとかありますがあのーバックに中国の技術があるのはもう間違いないことでございます。
で、もうひとつはですねえ、このカジノIRとビックデータの活用について言えばあのー大阪ではあのぉ大阪ではIR推進会議というのがずぅっと開かれておりますが、その中でも相当の議論が進んでおりまして、えぇー、こ、夢洲、に、の、あIRにきた人たちの行動情報ですね、えーICチップとかスマホでえー把握すると、とカジノの入場者は顔認証で分析をしてあのぉー今あのAIがですね、えープロファイリングで依存症の人の特徴を弾き出すそうですね、そういうものを使ってカジノに入ってきてもう依存症のぉー深いかどうか、いうのをこうプロファイリングするということまでこれはあの例のあの秋元さんの時の事件のあのご、ごひゃ、500ドットコム。あれは中国で顔認証技術をやってるところですね。それを売り込みかけてたんですけれど、もうそういうのも含めてこのIRカジノとえースーパーシティ監視システム、顔認証、生体認証全部一体でと、いう構想になっているわけでぇ、あります。でぇ去年8月に大阪のカジノフォーラムが開かれたときに竹中あぁー、さんですね、スーパーシティの有識者懇談会座長で、えぇ国家戦略特区の諮問会議の委員でもありますが竹中平蔵さんがえぇ、こんなことを大阪でおっしゃってるのが「スーパーシティとカジノIRの重なるところにえー日本地域の本当の発展が見えてくる」とこういうことをまあなんというかですね、ずっと言われてきたこと、ですね。
だからあ、あのーこういろいろ見てみるとすごい構想でありまして、え関空ですね関西空港にあの、外国人観光客がこう降りた途端、えーもちろんその時には本人の合意をとりますけども顔認証のチェックを一旦受けると大阪を動く地下鉄含めて交通機関、えーそしてあのホテル、チェックインえーいろんな支払いをすべてえーなんというんですかね、PASS、顔認証ですべてパスといちいちあのぉストップしなくていいというふうなあぁことつまりこれは全部蓄積されるわけですけれどもそういうシステムにいーお、作ろうというのが大阪スーパーシティ、いー構想でありまして、まああのぉセンサー含めて監視だらけの夢洲に街を作ろうということ、ですね。で、こんなところにですねえ誰がきたがるのかというふうに私なんか思いますけれどもまぁ中国の人なんか慣れてるかわかりませんけど、あの日本人がですね、日本人観光客がそんないろんな監視受けてきたがるのかと、ぇましてや大阪人が嫌がるんじゃないかというふうにですね、えあのちょっとその危ない構想ではないかというふうに思ってるんですけどもぉ、えー大臣はこの大阪のスーパーシティ構想ご存知でしょうか?いかが思われるでしょうか?06:45
委員長「村上審議官、村上審議官」
村上審議官「一言申し上げますきょしゅ○✖️△ございます、あのアイディア公募の段階のものにつきましてまだ自治体内部で検討中のものでございますのであのー私どもの方からその内容についてあの詳細あのご報告させていただくのは差し控えさしていただきます。」
委員長「北村大臣」
北村誠吾内閣府特命担当大臣「失礼いたしました。構想については概要を事務方から承っております」??
委員長「大門君」
大門議員「てかまあ感想くらい言ってほしいんですけどもぉえーそれでですねえあのー資料の4枚目なんですけどね若干今後の流れをあのぉ抑えておきたいと思うんですけれど、今後どうなるかというとえーほ、法案が通ったということでえおよそ8月までに最初にですねえー国家戦略特区のスーパーシティの基本方針を閣議決定をすると、で書いてございませんがその基本方針の中にはこの、え、スーパーシティを、の区域を選定する、選定委員会を作って、で、え公募をしていろんな自治体からやりたいという、公募を受けて、でそれを選定委員会がまず選定をしてで、えー国家戦略特区の諮問会議にはかってえーそこでえー政令、ま指定するというか、でまあ最終的に総理大臣が決定というこでありますけれどまあそういう流れになるわけですね。 まあ一番大事なのはですねえあのー竹中さんがいる国家戦略特区諮問会議でどこの、どっからまあいくつ出てくるかわかりませんけどね、やりたいというのがその中でこことこことここというふうに選定えーするのはでく、特区で○△✖️の国家戦略特区諮問会議が一番大事だと思うんですよね。えーそういう点で行きますとその国家戦略諮問会議というのはやはりよほど公正にですね、えー公正公平に尚且つ透明性を持ってえーどこの自治体の案をですね、えー指定するか、というのが、あーキチッとしたですね、決め方をする必要があると思うんですが村上さん、あ、いかがですか?」
委員長「村上審議官」
村上審議官「選定方法で今現在検討中の状況を申し上げますと、えぇビジョンや課題それからプロジェクトの内容、難易度それから体制構築、まコンプライアンス等もこの中に入ると思いますけれども、あぅ、諮問会議のところですね。すいませんこれらはきちっと基本方針できめて公開した上であのー特区諮問会議とは別のもうご指摘いただきましたけれども、評価の場をもうけ、もうけましてこの基準とスコアリングに対してどういう議論があったかというのも極力この場で透明にあの議論できる様にと、まその上で最終的にあのぉ総理に認定申請いただく様なものにつきましてはこの特区の仕組みとしてあの特区諮問会議が調査、審議を行うと、いう事になってございますので最終的にはやはり特区諮問会議の審査を経た上で決めさせていただくと、こういうことを予定させていただいておるところでございます。」
委員長「大門君」
大門実紀史議員「まああのいろんな自治体がねあのーやりたいということで上がってくるのをちゃんとえー公平にですねえーあのー透明性を持って決めなきゃいけないということでは大変あの国家戦略諮問会議、国家戦略特区諮問会議って大事だと思うんですがところがですねえ去年の9月30日第41回のエェ諮問会議であのー大阪市長さんがですねぇ諮問会議に参加されてぇ実は他の県で参加されているんだけれどもわざわざですねぇこれからの先ほどあった大阪のスーパーシティ構想を資料を配布して事務局がそれをわざわざ配ってあげて大阪スーパーシティ構想ですね、延々えー説明、アピールされておりました、議事録に残っております。それに対して問題はですね竹中さんがこういうことを選定いずれ選定していく選定権というかですね、あのー持っている竹中さんがですねぇあのー今、あー大阪市長からあった様にとえー事に前向きな対応を総理お願いしたい、とでぇえーまあなんというかですね、こうした地域に注目して注力して話を進めるべきだ、というふうに、あのーまだ法案の閣議決定もされてないえー法案も成立していない、ましてやこれから公募、審査をまだまだ先に先の段階でですね、え特定の自治体にだけアピールをする時間をとっていただいて、でえー選定する側の、を厳選っ、あとで選定しなきゃいけない選定の議論をしなきゃいけない竹中さんが推薦をしているわけですね、こんな事おかしんじゃありませんか?大臣これはあの大臣判断してください。」
ダイジーン、だいじーんだぁはぁいじーん←北村大臣を呼ぶ声 /12:00m頃
北村大臣「スピー.スヤスヤzzzz.....」
委員長「あい、北村大臣」
北村大臣「ご指摘の国家戦略特区諮問会議にぃおきましては地下水の熱をビルの冷暖房に利用する規制改革事項について報告をいたしたい松井大阪市長からかねてよりご関心のあったスーパーシティについても言及があったものと聞いておりますスーパーシティ構想の実現を推進する立場の特区諮問会議としても自治体から直接検討中の構想について話を伺う機会があったのは実情を知る上で良い機会となったものとぞんじます、またスーパーシティに対する関心は福岡市長や、やぶ市長を初め様々な特区自治体から直接表明をいただいておるところでありますアイディア公募に応じていただいておるすべての自治体から特区諮問会議において発言をいただけるわけではありませんがこれらについても一つ一つ内閣府が直接丁寧にご相談に乗っておるところではございます尚当然ながら特区諮問会議での発言の有無はエリアの選定とは全く関係がないことは言うまでもない事でありまして透明性の高いプロセスによる選定方法をしっかりと検討して参らなければいかんという立場でございます。」
委員長「大門くん」
大門実紀史議員「(資料を指差しながら)いや透明性高いんですよ意外とはっきりと一つのところと推薦するなんてことを堂々と議事録でぇなんてこんなこんな透明性高い話はないかと私は思いますけど、であのーおー申し上げたいことなんですが色々あるけどこれは議事録見ればそんなもんじゃないんですよ。おーわざわざここ(維新)だけです、やぶ市長さんはスーパーシティじゃなくってうちはスーパーカントリーですという様なね、こと一言いわれただけの話でねあのもう名前出たから言いますが松井市長さんがおっしゃったのは延々きちっともうまう資料配ってですようちでお願いします総理お願いしますって言ってるわけですよ全然違うんですよね。こういうことはあってはならないというふうに申し上げておきたいと思います。で、あのーだからそ、なんていうのかねこの国家のなんていうんですか諮問会議ぃなんなんですかこれなんかもう節操も何にもなくってですねえ、安倍総理の威を借りてこうもう増長してるんじゃあないかとこの員の人たちはと各、好き放題ですねえーいうことは本当に思いますからあ危ないですよこの諮問会議本当に、でその諮問会議で竹中さんはですねえこの松井市長とのやりとりの中でこんなことをおっしゃってます。えー白地地域、正にグリーンフィールドつまり人が住んでないところにスーパーシティを作る、のがグリーンフィールド方式ですけどもそこの方が住民の合意、合意の問題をうまく回避できると、ね避けられるということを仰ってるんですね、で松井大阪市長さんもえーもうこう、は大阪のですねえー福祉と推進本部会議5月20日ですね、なんとおっしゃってるかというと同じことおっしゃってらっしゃいます。えーグリーンフィールドでないとつまり人が住んでいないところでないとえー住んでるところだとえーこれは進まないと、えー住民合意が住民合意の過半数はとってこいよといわれてもとれないとおーだからもう人の住まないところでしてもらって、指定してもらった方がいいというふうなことをおっしゃってるんですね、つまりこの問題の本質ですよね、あの住民の住んでいる街ではこういう監視システムなどに必ずプライバシーの問題で反発が起きるとで、住民の合意をとるのが難しいとだから竹中さんも松井さんもまああのその素直にですねそれをお認めになっている訳ですよね。えーです、こういう法案なんですよねこれね住民の合意取れないだろうという法案なんですよね、で人があー住んでる地域で強行したらえーねまあ住民の反対がトロントの様に起きるのは必死だと逆にグリーンフィールドで先に人が住んでないところでそういう監視システムを張り巡らした街を作って後からそこ、それでもいいですよと賛成の人だけ住みに来てえー合意して住むと、ですね、これついてはこれはこれで、ですねあのー有識者、有識者会議のある委員の方からですねあのぉーそういうやり方すると今度はせっかく街を作ったのに予定した半分もね、人が住んでくれない事態も起きるからこれはこれで大失敗するんじゃないかってことが有識者会議の委員の方も心配されてるわけでね、つまりこういう法案なんですよこれはあのどちらにしたってね、あのーこういう監視システム張り巡らした街なんてのはあの難し、無理なんですよね、でそういうことも想定されてえーないんじゃないかということを再三申し上げておるわけですけどぉそれであのぉ最後のこの資料でいきますとね、あ、ま4枚目の資料でいきますと要するに議論がありましたけどぉこの区域会議にえー住民代表入れるということを考えているとおっしゃってましたよね村上さんとね、じゃあどんな人が住民会議にこくは、住民の代表で入れるのかと、こ、これ反対運動の人入れますかぁ?入れないですよねえ?計画作れないですよねぇ?そうすると住民の代表と言ってもこれはせいぜい議会の議長さんとかぁね、自治体、首長と首長が選挙で選ばれると議会も選挙だ、とだから議会の議長さんとかもですね、も一応住民の、で選ばれたということで入れるというぐらいがせいぜいでそうするとですね今あ、あのカジノの問題で起きてますけれどえー首長と、ですね議会の議長がですね意見が違うというのはほとんどないんですよね。そうなるともう横浜もそうです、どこでもそうなんですけれど、結局あの異議のある人たちは自分たちでえー色々行動して結局は首長のリコールだとかえー住民投票制定を求めるうーまたねそういう運動だとか大変な労力をしないと止められない様なね、そういう仕組みにこうなってえーるんじゃないかと思うんですねだからそういう異議のある人達にそんな大きな負担を求めなければいけない様な、ね仕組みになってるとこの法案はですね、住民合意と言いながら、ですよえー大欠陥があるんだと思うんですけれど、そのぉ住民合意の仕組みがあのぉ本会議でも言ったんですけれど欠落してるという認識はあるんですかね?こ、これだけは大臣じゃこれくらいは大臣に答えてもらいたいんですけど。」
委員長「北村大臣」
北村大臣「えースーパーシティは住民が暮らしたいと思う様な最先端技術を使った未来の街づくりを先行実現するというものでございます。えーそのためのーおー基本構想を区域会議においてぇ住民の方にもご参画いただきながらしっかりとぉおー練り込んでいくという事になっておると聞いております。尚、そうして出来上がった基本構想について最終的に認定申請する際には法の規定に基づきまして住民や関係者の意向を確認にすることといたしております、内閣府も区域会議の一員としてメンバーに加わり住民のおー満足度の高いみら、いの街づくりにしっかりと関わって行って参りたいというふうに考えておるところであります。」
委員長「大門くん」
大門実紀史議員「えーまた第3段をやりたいと思います。終わります」
・追記部分
スーパーシティをイメージする上で分かりやすい映画を紹介しておきます。トム・クルーズ主演の「マイノリティ・リポート」生体認証や犯罪予測などこういう感じになるんじゃないのかとサクっと見れるのでおすすめです。DVDレンタルでも最後のオチもいい感じでした。
誤字、脱字等ありましたらご容赦ください。
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