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『天使は炭酸しか飲まない』レビュー~ノンストップで駆け抜ける爽快感をあなたに~

あなたには、お気に入りの作品はありますか?

本や映画やドラマ、なんでも構いません。その作品を想像すると胸が高鳴ってくるのは、私だけではないはず。

今回は、私がココ最近で1番心を動かされた作品『天使は炭酸しか飲まない』の1巻をご紹介させていただきます。

”炭酸”というワードの通り、読後の爽快感で余韻たっぷりの作品ですので、本記事でぜひ爽快感の一端を感じ取っていただき、書籍をお手に取っていただけると幸いです。

『天使は炭酸しか飲まない』1巻基本情報

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KADOKAWA 電撃文庫
著者:丸深まろやか 先生
イラスト:Nagu 先生

2022年5月時点で2巻まで刊行されています。

キャッチコピーは"記憶と恋がしゅわりと弾ける"
ちょっと不思議な青春ラブコメ作品です。

本作品について少し気になったところで簡単にあらすじを紹介します。

参考「電撃文庫 書籍情報 天使は炭酸しか飲まない」

あらすじ

主人公・明石伊緒は不思議な「ちから」を持っている。
その「ちから」とは、相手の顔に触れることで、その人の好きな人を知ることができる。
伊緒には忘れられない過去があり、その「ちから」を使って、彼が通う久世高の”天使”として、正体を隠して恋の相談にのり、告白のフォローをすることを生業としていた。
そんなある日、彼の元に久世高の三大美女の1人である・柚月湊が現れる。
湊は、一度に20人以上を好きになってしまう異常な惚れ癖を直すために、彼に助けを求める。

伊緒が天使になった理由とは?
伊緒は湊の惚れ癖の原因を突き止め、治すことはできるのか?

………

さあ、あなたは思ったことでしょう。
「湊が天使じゃないんかい!!!」
そう、天使=主人公・伊緒なのです。

丸深先生、最高の掴みを用意していますよね。

ツッコミを入れてしまったら、本作を読んであらすじの謎についてもっと知りたくなりませんか?

え?まだ読むには早いって?

現時点で読みたくなってしまった方は書店へGOですが、まだ購入を迷っている方のために可能な限りネタバレをせずに『天使は炭酸しか飲まない』の魅力をお伝えいたします。

数分後にはあなたも書店へGOしてるはずです。

『天使は炭酸しか飲まない』推しポイント

私からは本作品の推しポイントを5つ紹介させていただきます。

この5つの中に、『天使は炭酸しか飲まない』1巻を詰め込んだつもりですので、ぜひ魅力を感じてもらい、書籍をお手にとって読んでいただけると嬉しいです。

ラストまで爽快感を感じられる展開

「爽快感」を感じることができるのは読んでいて「飽きない」ということ。

作品に没頭して、最後までノンストップで駆けていける作品です!

それは、主人公・伊緒とヒロイン・湊のちょっと不思議な設定や気になる過去が、少しずつ明らかにされることで、次の展開が気になり、物語に引き込まれます。

物語全体にピースが散りばめられていてパズルを解いている感覚

また、湊の抱える悩みや2人の過去・心理描写がとても繊細に記されており、読み応えがあることも本作品の爽快感の答えです。

設定はあくまで設定!主人公がカッコイイ!

本作の「相手の顔に触れると、その人の好きな人を知ることができる」という設定はあくまで設定であり、それが物語のメインではありません。

それ以上に、主人公・伊緒のしっかりとした信念を持っているところに惹かれます。終盤の伊緒はとてもカッコよくて、かなり大きなリスクを負ってでも問題解決に全力を注ぎます。まさに、応援したくなる主人公像

ラブコメはどうしても女の子に目がいってしまいがちですが、本作品は主人公の行動にも注目です!

メインヒロインは当然の如く可愛い

本作のメインヒロインは表紙を飾っている「柚月湊」。

湊はクールな見た目ですが、子どもぽい部分があったり、反応が可愛いらしかったり、少しツンツンしているのが素晴らしい。
また、1巻終盤の問題を解決した後の伊緒への反応はニヤリとしてしまいます。2巻ではそれがもっと見られるので楽しくて仕方がない。

私の語彙力・表現力不足もありますが「他に比べて薄いぞ!」と思われるかもしれません。しかし、湊さんを語りだすと盛大にネタバレになってしまうので、ぜひ書籍を読んで湊さんの素晴らしさを感じていただけると幸いです。

主人公を支えるキャラクターたち

本作品は、主人公・伊緒とヒロイン・湊に目を奪われがちになりますが、伊緒の友人である日浦亜貴と三輪玲児にも注目していただきたい。二人は伊緒が”天使”として活動していることを知っている数少ない人物(ちからは知らない)。

二人について紹介させていただきます。
日浦亜貴:男勝りでガサツだけどプラスフォー(三大美女の次に人気な四人の女子)の一人の美少女。
三輪玲児:派手な見た目な主人公の友人。プレイボーイだが絶対に浮気はしない。

2人は悩める主人公を時に手助けする重要な役割。2人ともズバッと物事に切り込んでくれるので、主人公が悩み続けて物語が単調になることなく、伊緒を突き動かす。

また、日浦に関しては1巻でこそあまり見られないが、2巻からはヒロイン要素もかなり現れており、密かに読者のファンも多い。

対話をすることの重要性

「物語だから対話が重要なのは当たり前だろ!」という気持ちはわかりますよ…。でも、私はこの作品ほど対話が重要な作品はないと思っています。

2巻にも通ずるものがありますが、主人公とヒロインの本気の対話がなければ 、本作品のヒロインの悩みは何も解決しないと言っても過言ではありません。
友人との小さな相談が解決の糸口になり、本気で相手とぶつかり合うことで相手の行動の背景がわかる…。少しネタバレになりますが、主人公が本気で向き合うことで、ヒロインたちは自分について語り始めます。

それは、当然です。主人公・伊緒は自分の正体を隠して、悩める学生の声を聴く”天使”。「対話をすること」で、自信のない彼らの告白をサポートする。

この”彼の対話、相手との向き合い方”が本作品最大の魅力です!
つまり、主人公・伊緒の行動に注目せよ!(2回言ってますね笑)

まとめ

『天使は炭酸しか飲まない』1巻の爽快感の一端を感じでいただけましたでしょうか?

ネタバレを可能な限りしないで伝えるのは、これが私の限界ですので、ぜひ本作品をお手に取っていただき、さらなる魅力を感じ取っていただけると幸いです。気になった方はぜひ書店へGOまたはポチッとしてみてくださいね。

本作品を読んだ方とネタバレありの感想語り合いをTwitterのスペースなどでしてみたいですね!(いいよ!という方はぜひ、この記事下の私のTwitterまで)

さらに読み進めていただくと、2巻の情報も少し載せているので気になった方はぜひ読んでみてください。

商品購入ページはこちらから↓↓↓


2巻についても少し…

あらすじ

2巻では、三大美女の一人であるヒロイン・御影冴華が登場。
彼女も久世高の天使・明石伊緒に相談を持ち掛ける。彼女は幼なじみと結ばれることを願っている。
しかし、先に相談を受けていた男子は彼女のことが好きで、どちらかの恋が実れば、もう一つの恋が叶わないという状況に…。

………

1巻を読む人は2巻も読みたくなり書店へGOする人がほとんどだと思いますので多くは語りませんが…。
2巻では、魅力的な新キャラ・御影冴華の登場で物語がさらに面白くなると共に、湊や日浦の行動に注目!

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さいごに

ちなみに、私は特典を集めるくらいには本作品が大好きで、こんなに持ってます(普段はAmazonでポチッとなので他作品の特典全くもってません)。1巻の特典はもう無くなってしまっているところがあり集められませんでしが、2巻は全部持ってますよ!電子特装版、メロンブックス、アニメイト、ゲーマーズで特典がついてきます。

このnoteの反響が良ければ2巻のもっと詳しいレビューを出そうかと思っています。また、多くの方に『天使は炭酸しか飲まない』を知っていただきたいので、このnoteにぜひいいね、SNS等で拡散をよろしくお願いいたします。
そして、書籍の購入をお願いいたします!

3巻が読めないと私は生きる希望を失います。

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