映画「重力ピエロ」感想
「楽しく生きていければ
地球の重力なんて消えてしまうんだよ」
この映画は、
人生のいろんな苦難にも乗り越えていく
最強の家族のお話です。
伊坂幸太郎の小説「重力ピエロ」は未読ですが、
セリフひとつひとつが
文学的で面白い言い回しがあり
とても面白い作品でした!
あらすじ・解説
みどころ・ポイントについて
キャスティングが最高!
小説が原作となるため、
作品の世界観づくりとして配役がめっちゃよかったです。
みなさん当たり前ですが演技力がすごい。
※下記は個人的に特によかったキャラとなります。
★「頼りない癒し系お兄さん役」加瀬亮さん
どことなく頼りないお兄さん役でしたがハマっていました!
弟に引目を感じつつも、頑張ってお兄さんに徹している感じが
とても味がありよかったです。
★「天才肌の弟さん役」岡田将生さん
つかみどころのない弟さん役で、
天才肌な行動や思考を持ち合わせたキャラを魅力的に表現!
岡田さんって文学的なセリフまわしが
とても似合いますね!
★「穏やかだが芯を持ったお父さん役」小日向文世さん
普段は穏やかでひょうひょうとした
どこにでもいそうなお父さんだが、
いざとなったら誰よりも頼りになる芯を持った
魅力的な役を演じれた小日向さん。
血は水よりも濃いのか?
血は水よりも濃いっという「ことわざ」があります。
この作品を観て、
そうとも限らないよね?っと思いました。
あまり細かくいうとネタバレになるので省きますが、
この作品はたとえ血が繋がっていなくても
深く強い絆があるということを示す内容となっています。
パッケージやタイトルから、
ミステリーがメインのお話かな?っと思いますが、
この作品は「絆」を中心とした話なので、
めっちゃ感動します!
小説の世界観が伝わる作品!
もともと小説を映画化しているんだから
当たり前じゃんっと思いますが、
この作品は、映画を観ながら
小説を読んでるような感覚になります!
冒頭のシーン、
「春が2階から落ちてきた」っという
唐突な比喩なのか何なのか?
不思議なナレーションと展開に
独特な世界観に惹き込まれます!
また、
岡田くん役の芸術的な思考のキャラのセリフまわしなど、
人によっては鼻につくかもしれませんが、
自分的にはフツーの映画にない
小説ならではの言葉の表現が
とても面白かったです!
以上となります。
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では、また次回!