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老若日記-その7-18歳が考える老後と趣味

久しぶりのnoteとなってしまいました。18歳です。

老若日記-その3-18歳が考える人生100年時代における老後の金銭面では、老後の金銭面と仕事について考えた。
(未読の方はぜひ読んでくださいな)

今回は老若日記-その3-の最後にも触れた退職後の余暇について考えてみたい。
きっと今回は楽しい話になるはず!

みなさんは、どんな趣味をお持ちですか?

趣味を持てば、認知症予防にもなる

国立研究開発法人の国立長寿医療研究センター(なんかすごく健康に良さそうな名前!)によると、休日や余暇の時間を趣味に費やしていると調査に対して回答した60歳以上の方は、「家でごろ寝」や「買い物、外食」をしていると回答した同年代の人と比べて認知機能が低下するリスクが0.73(何も選択しなかった場合を1とする)と最も低く、認知機能を維持するために効果的であることが明らかになったとのこと。

ちなみに他の2つの選択は、「家でごろ寝」が1.13、「買い物、外食」が1.08という値に。家でダラダラ何もせずに過ごしているよりは買い物や外食に出かけたほうがいいものの、やはり熱中できる買い物以外の趣味があったほうがいいらしい。

出典:国立長寿医療研究センターHP
No.16【認知症予防】“趣味活”でイキイキした毎日を!https://www.ncgg.go.jp/cgss/department/ep/topics/topics_edit16.html

この調査では60歳以上のみが対象になっているものの、きっと中年の方にとっても、私たち若者にとっても、趣味を持つことは身体に良い影響を与えてくれるだろう。
趣味が害を与えると聞いた記憶はないので、少なくとも悪い影響はない!はず!
(もちろん趣味に没頭しすぎて座りっぱなしなんてことはよくない。何事もほどほどに。)

というわけで、趣味がスマホになりつつある私もこのnoteを書きながら新たな趣味を探してみようと思います。楽しみ。

新しいことを始めるにあたって年齢は関係ないということ

老若日記その3で触れた90歳のゲーマーおばあちゃんも、YouTubeを始めたのは2014年。
同じく老若日記その4で触れられていた89歳のインストラクターおばあちゃんだって、ジムに通い始めたのは65歳。インストラクターデビューは87歳だ。
他にも、リュウマチのリハビリをかねて70代後半で手が動かないなか油絵を描き始め、アメリカ人なら誰もが知っている国民的画家にまで登り始めたアンナ・モーゼスさんや、89歳で長距離を始め101歳で引退するまでの間に9つのフルマラソンを完走したファウジャ・シンさんなど歳をとってから新しいことを始め、有名になった方はたくさんいる。

もちろん、有名になる必要はない。趣味として、自分が楽しめばいいのだ。
年齢なんて気にせず、楽しんじゃえ。

人生、楽しんだものがちだ。

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スポーツの秋と芸術の秋。あなたはどっち派?

誰かの趣味になりうるものは、神羅万象。ものの数だけある。
さすがに全部は紹介しきれないので、このnoteでは運動と芸術関連メインで7つの趣味候補を提示する。何かひとつでも、気になるものが見つけられますように。

①身体作り
老若日記-その4-何歳からでもできる身体作りで詳しく触れられていた身体作り。
まだ読んでいない、という方はぜひ読んでみてください。

自分に合った指導を受けられるパーソナルトレーニングや、このご時世にぴったりなオンライントレーニング、仲間と一緒に受けられる教室など、様々な種類がある。
自分にぴったりの方法を見つけて、年齢による衰えに負けない身体を作ってみるのもありよりのあり。

②ウォーキング
がっつりスポーツはちょっと……という体力に自信のない方はまずは歩くことを心がけてみては?
疲れたら気軽に休憩をすることができ、今まで気づかなかった近所の魅力を知ることができたり、一駅分のお金を節約できたりと、健康面以外でもお得な部分も。
引きこもり生活を送っている私も、ウォーキングならできそう。頑張ってみます。

③登山
足腰が鍛えられる上に、景色や自然を楽しめる登山。
密を気にする必要もないため、今の時世にはぴったりかも?
ただ、日頃から運動不足の方はウォーキングやジョギングから始めすことが大事。怪我をしてしまったら元も子もないからね。

④旅行(+温泉)
スポーツでも芸術でもないものの、秋は旅行にもぴったりだと思ったので紹介。
このご時世のため躊躇される方(反対にGoToを利用して積極的に旅行する方もいるのでは?)も多いとは思いますが、感染症対策をしっかりと行えば良いリフレッシュになりそう。
また、体調とは要相談であるものの、「湯治」という言葉があるように、温泉に入ることで、関節痛や五十肩に冷え性などの改善が期待できる。
さらに、泉質によっては、高血圧や動脈硬化、月経障害に糖尿病にも効果があるとのこと。
ただし、反対に温泉に入ることで病気が悪化する場合もあるので、専門的知識を有する医師の指導をしっかりと受けてくださいな。

⑤ガーデニング、園芸
もちろん盆栽もあり。基本的な道具は100円ショップで揃えることができ、密を気にすることなく庭で気軽に楽しむことができる。
日光を浴びることもでき、健康的。
自分で大切に育てた野菜はきっと特別美味しく感じるはず。
「隣の花は赤い」ならぬ、「育てた花が一番赤い」。

⑥美術
自分の好きなものを好きなだけ好きなように創り出すことが可能。
私の祖母も水彩画を習っており、会いにいく度に描いたものを嬉しそうに見せてくれる。
上手くある必要はなく、趣味として楽しめたらそれでいいのだ。続けていれば自然と上手くなっていくだろう。
「自信がない」という方はまずは塗り絵からでも。最近は「大人の塗り絵」なんて言葉も出来ている。塗り絵は子どものもの、なんてイメージはもう昔の話。
また、自己実現への道を開くことを目的としている「芸術療法」と呼ばれる心理療法もあるとのこと。

⑦音楽
楽器の演奏は指先を動かすため、認知症防止に繋がる。
ものによってはお手頃な値段で楽器を買うこともできるため、「何か楽器を弾けるようになりたい」という憧れがある方はぜひ調べてみてはどうだろう。
「弾く」ではなくて「歌う」ももちろんあり。
平日の昼間にカラオケに行った際、お年寄りの方がかなりいらっしゃっていたことが記憶に残っている。
介護施設でも歌を歌う音楽療法が取り入れられているとのこと。音楽は聴くだけじゃもったいない。

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最後に一言二言

以上の7つの新たな趣味候補を紹介してみたが、どのような趣味でも健康に良いということが改めてわかった。
やっぱり趣味って大事。人生が楽しくなるしね。

オンライン授業ばかりで家に篭りっぱなしの大学生をやっている私は、とりあえず外に出て歩くことから始めてみようと思う。
3ヶ月前に引っ越してきたばかりなので、尚更新たな発見ができるはず。そう思うと、歩くのが少し苦ではないように感じてきた。
最終的には近所を散歩するだけでなく、小旅行にでも行きたいと思っている。

自分の好きなことができるうえに、健康にも良いって控えめに言って最高なのでは?

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