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イブキちゃんの聖書入門

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クリスチャン女子大生、イブキちゃんを取り巻く日常のお話です。 また聖書の内容について解説していますので、漫画、聖書にご興味のある方は是非ご一読ください!
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イブキちゃんの聖書入門#76 「安らぎの詩篇(後後編)」

イブキちゃんの聖書入門#76 「安らぎの詩篇(後後編)」

※前回(#75「安らぎの詩篇(後前編)」)の続きです。

☆前回は敵に囲まれた戦場の只中においても、神は平和と平安の体現とも言える「和解の食卓」を用意して下さることを説明しました。

(この「和解の食卓」には、第一義的には「神と罪人との和解」の意味が込められています)。

今回はこの「安らぎの詩篇 第23篇」シリーズの最後ということで、作者であるダビデが残した「第23篇の結論」を見て行きたいと思い

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イブキちゃんの聖書入門#75 「安らぎの詩篇(後前編)」

イブキちゃんの聖書入門#75 「安らぎの詩篇(後前編)」

※前回(#74「安らぎの詩篇(中後編)」)の続きです。

☆前回までは、この詩篇の作者であるダビデは神(ヤハウェ)を「羊飼い」に、そして自分自身はその「羊」に見立て、例え「緑の牧場」でも、また「死の陰の谷」であっても、そこには圧倒的な平安と祝福があることを解説致しました。

今回はそこから場面は一気に変わり、戦い(戦場)の真っ只中にダビデは自身を配置しています。

☆ダビデは初代イスラエルの王であ

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イブキちゃんの聖書入門#74 「安らぎの詩篇(中後編)」

イブキちゃんの聖書入門#74 「安らぎの詩篇(中後編)」

※前回(#73「安らぎの詩篇(中前編)」)の続きです。

☆中東の文化では指導者のことを「羊飼い」と喩えることはよくあることだとされています。

それでもダビデが自身の造り主である神を「私の羊飼い」と呼ぶ時、そこには彼が幼き日より築き上げて来た神との全人的な信頼、それに伴う平安、喜びが豊かに含蓄されているように思えます。

☆後半の4節から、ダビデの神への呼び掛けは「主(ヤハウェ)」(יְהֹוָ

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イブキちゃんの聖書入門#73 「安らぎの詩篇(中前編)」

イブキちゃんの聖書入門#73 「安らぎの詩篇(中前編)」

※前回(#72「安らぎの詩篇(前編)」)の続きです。

⭐︎前回でもご紹介した通り、この詩篇23篇は「詩篇の中の詩篇」と呼ばれており、その作者はダビデという今から約3,000年程前に実在したイスラエルの王様です。

先ず「ダビデ」という名前は、ヘブライ語では「愛された者」という意味があります。

まさにその名の通り、聖書に記されたダビデの生涯を見ると、ダビデは「神から愛された者」と言えます。

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イブキちゃんの聖書入門#72 「安らぎの詩篇(前編)」

イブキちゃんの聖書入門#72 「安らぎの詩篇(前編)」

☆多くの日本人にとって、未だに聖書は馴染みが薄いものです。

聖書と言えば、キリスト教(もしくはユダヤ教)の経典で、お経のように一見意味不明な祈祷文が書いてあるんでしょ?
というようなイメージが根強いのかも知れません。

または宗教的な禁止事項や戒律、道徳的な教えがひたすらに箇条書きされているような。

しかし意外に思われるかも知れませんが、聖書の大半は物語(歴史書)と預言書(未来の出来事を含め、

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