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子ども達の主体性を促すには?

こんにちは、おおしろです。
この記事を目に留めて頂き、ありがとうございます。

普段は会社運営したり、
コーチング、美容師、音声配信、
noteを書いたりしています。

今日は”子ども達の主体性”というテーマについて
お話ししていこうかと思います。

情報が溢れ、様々な価値観が交錯する時代においては、子ども達だけのに限らず、大人達のコミュニティにおいても重要な要素ではないでしょうか。

そしてこの主体性という性質は、誰もが本来持っている能力です。

なぜ今、主体性が重要なのか、
そしてどのようにすれば子ども達が主体性を発揮し行動を起こしたり、自分の意思であらゆることにチャレンジしていく事が出来るのか。

少し深掘りしていきたいと思います。

現代の社会では、急速な変化と複雑化が進んでおり、これに対応できる柔軟性や創造力が求められています。
これまでの教育やキャリア形成は、義務教育を終え高校、大学、専門学校へ行き就職活動をし、より良い企業に勤めることが定石でした。

ですが今まさに、AIが台頭し様々な職種が無くなると言われている中で今までの社会へ出る過程、社会に出た後の定石が崩れようとしています。

ではどんな能力が備わっていればこの変化の激しい時代を生き残ることが出来るのでしょうか。

その鍵となる能力の一つが”主体性”だと私は考えます。

そもそも主体性の定義としては、
『自分自身の意思や判断に基づき、責任を持って行動する』という事です。

つまり
自分自身の正解を探す能力、見つけにいく能力”

この能力を纏って自分らしい生き方、
他人に左右されず自分の判断で責任を持って行動することができれば、
どんなに大きな変化や時代の時代の変化にも対応できるのではないでしょうか。

そしてこれからの未来を担う子ども達は、
どのようにすればこの主体性を促し、纏うことが出来るのでしょうか。
そこについて少しお話ししていこうかと思います。


結論から申し上げますと、
子ども達の主体性を促す為に必要なのは、

子ども達を”他人”ではなく、”自分”と競わせる事です。

私達は順位をつけられます。
テスト、学校の成績、社会に出てからの地位、売上や給料など。そしてこれらは人を判断する強力な判断材料になっている事も事実です。
他人と比べてどの位置にいるのかが、一つのその人を測るための指標になるわけです。勿論、資本主義なので当たり前です。

それ故、多くの親や教育者は子どもたちが学業やスポーツで高い成果を上げることに重きを置き評価しがちです。そしてそこにフォーカスしたコミュニケーションが当たり前になっています。

子ども達と関わる大人の皆さん、こんな言葉を投げかけたことはないですか?

1「お兄ちゃん(お姉ちゃん)は早く歯磨きしたんだからあなたも早くやりなさい!」
2「みんなよりテストできたんじゃない?やったねー!」
3「次のテストでは必ず90点以上取ってね!」
4「他の子より上手にできるじゃん!」

大人が子ども達に対して他人と比べ、評価したコミュニケーションの例です。このようなやり取りが続くと、どうなると思いますか?

結果、テストの点数が上がったり、片付けができるようになったり、なんでも上手にできるかもしれません。

ですが、これらのコミュニケーションを通して子ども達は、
自分の価値を他人との比較でしか見出せなくなります。
特に、結果や成果を他人との競争結果で判断してしまうと、
そこだけに捉われてしまい、思うような結果や成果が出なかった場合に
自分を責めてしまうのです。
自分を責めてしまう子ども達は、
次に失敗をしたくないので誰かの言うことを聞いてしか動けなくなったり、
自らチャレンジして挑戦する力が低下してしまいます。

つまり”主体性が発揮しにくい状態”になってしまうのです。

私たち大人が普段使っている言葉で子ども達の主体性を抑えてしまう可能性があるということです。

これらを解決するためには、
”自分との競争”を促すことが効果的です。

先程の言葉の例を順番に自分との競争に変化させて伝えてみましょう。

1「お兄ちゃん(お姉ちゃん)は早く歯磨きしたんだからあなたも早くやりなさい!」
2「みんなよりテストできたんじゃない?やったねー!」
3「次のテストでは必ず90点以上取ってね!」
4「他の子より上手になんでもできるじゃん!」

他の人との比較

[上記を他人との比較から、自分との比較に変換↓]

1「昨日より早く歯磨きができるかな?やってみよう!」
2「前回のテストよりも点数が上がったね!がんばった成果が出たね!」
3「次のテストでは前回よりも少しでも点数が上がるように挑戦しよう!」
4「前よりも上手にできるようになったね!成長が感じられるよ!」

自分自身との比較

「自分との競争・比較」を促すことで、子どもたちは自己成長の喜びや達成感を感じることができます。自分の目標や基準を設定し、それに向かって努力することで、内面的な成長を後押しすることも出来ます。このアプローチにより、子どもたちは他人と比べることなく、自分のペースで成長を楽しむことができ、長期的に見て健全な自己成長を遂げることが期待できるのです。

その結果子ども達は自信がつき、自ら挑戦したり、
『自分自身の意思や判断に基づき、責任を持って行動する』
という主体性が生まれるきっかけになるのです。


大人社会でもそうですが、他人との競争ではなく自分との競争を促すことが、主体性を引き出し、健全な成長を支える鍵となります。

しかし私達は無意識に他人と比べて自分を評価をしがちです。

これは今まで私達が受けてきた教育もそうですが、現代のような資本主義の社会の仕組みで生き残るには確かに他人との比較を強いられる場面、差別化できる仕組みがないと上手くいかないこともありますし、他人との競争心を煽る場面が重要なことも理解しています。

ですがこんなに沢山の情報があり、ある程度誰にでもフラットに情報が行き渡る世の中で、自分自身で”何が自分にとって正しいかを見つける能力”は間違いなく必須になってきます。

その為に子ども達には、
『自分自身の意思や判断に基づき、責任を持って行動する』
という主体性を身につけ、社会に出た時に
自分らしく生きていくという事が重要になるのではないでしょうか。

そして子ども達の主体性を引き出すのは、近くにいる大人達です。

親御さんをはじめ、学校の先生など、未来を作る子ども達にどのような言葉で接することが重要なのかを、改めて問われる時代なのだと思います。


どんな環境や時代でも、
子ども達が活躍できるような接し方を私達が意識して行うことによって
子ども達の未来はさらに明るくなると私は信じています。


共に頑張りましょう!


最後まで読んで頂きありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。



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