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テレビドラマ感想

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記事一覧

石子と羽男 第7話

※ネタバレを含みます。

毎回のことながら、最初の事件から話がどんどん広がって、私ごとになっていく感じ本当に素敵だなと思う。

ミラーを壊された損害賠償から始まり、青少年問題、虐待、殺人など、何話にも分けれそうなものが1つに凝縮。
事件って客観的に思うというより、1人の人間の話だなと主観的に捉えられる。ごく自然に。そういうことろが好きなんだと思う。

スーパーマンじゃない

法の範疇でしか動けなく

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石子と羽男 第5話

※ネタバレを含みます。

優しさの形は本当に様々だなと思った回。

分かりやすく真っ直ぐな優しさの大庭。

相手の性格まで理解して、気を遣わないようにさせる優しさの羽男。

相手の未来まで考えて、あえて言葉にしないでいる優しさの重野。

心配させないように嘘をつく優しさの石子。

など。

世の中色んな優しさに溢れているのだと気づけた。

相手のことを思う優しさは、どんな形であれ素敵はものだ。

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雪女と蟹を食う 第1〜6話

まだ見てない人へあらすじ

冤罪で様々なものを失い自殺を図ろうとするも、一歩が踏み出せない北(重岡大毅さん)。
テレビ番組を観て、蟹を食べたことがないと気づいた北は、北海道で蟹を食べてから死ぬと決める。
しかし、お金のない北は、図書館で出会った人妻の雪枝彩女(入山法子さん)の家に強盗に入る。
お金を要求するも、思いがけない流れとなり、2人の旅が始まる。

どんな感情になれるか

生きるとは、死ぬと

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競争の番人 第5話

世の中にどうしても存在する上下関係について、こういう考え方もできるなとなった回。

アレス電機と下請け。
検察と公取。

2種類の上下関係が出てくることで、話としても気持ちとしても、広く深くなった気がする。

このドラマは、上も下もないよ!みんな仲間だ!なんて言葉では、終わらせない。
世の中には、着実に上下関係が存在してるもんな。

下の者は、上の者より弱いんだから、従うしかない。
上の者ができな

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石子と羽男 第4話

最初の寸劇

ナレーションじゃなくて、数秒の演技でその話のあらすじが分かるのが、良い。
今回は、塩崎も出てて、オラオラ叫んでるのが面白かったし、石子はビリギャルみたいとなった。
ドラマの最初に微笑みポイント。

電動キックボードでの事故

毎回のことだが、本当に身近で起きてもおかしくない事件。
ただ、加害者と被害者の証言が食い違っていて、どちらかが嘘をついている。
嘘をつくには理由があって、色んな

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初恋の悪魔 第4話

第4話を見て、色んな面から、カテゴライズしていくの意味ある?と言われた気がした。

カテゴライズすること

・会計課だから数字が得意という決めつけられる小鳥。(好きな人に頼まれてすぐ態度変わったのには笑ってしまった)

・監視カメラの件で、森園を悪い人と誤解していたと思ったが、妻ズを発見して誤解が誤解と分かり嬉しそうな鹿浜。(はしゃいでる姿を見て笑ってしまった)

・迷惑だと思っているヘビ女が、自

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大豆田とわ子と三人の元夫

初恋の悪魔を見始めて、脚本家の坂元裕二さんを知った。
初めて脚本家さんでドラマを選んで、大豆田とわ子と三人の元夫を見始めた。

登場人物の軽快な会話を聞いて、ふふふと声を出してしまう。
言葉、表情、音楽で、予想外のタイミングで涙してしまう。
色んな方向に心を動かしてくれるから好きだ。

出てくる人たちは、個性が強めだけど、憎めない可愛さがあって、愛おしくなる。
最初は、こんな性格もバラバラな3人と

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初恋の悪魔 第1~3話

正直ノーマークだったこの作品。
試しに見てみた第1話でハマってしまい、繰り返し見たい作品に。

公式HPに書いてある「小洒落てこじれたミステリアスコメディ」って言い得て妙だな。

好きポイントはたくさんあるが、全体を通してのシリアスとユーモアと心動かされる感覚のバランスが最高。
そして、4人のキャラクターが、少しずつ自分の一部の気がして、場面ごとに色んな人の立場で見たくなる。

それぞれの会話劇が

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石子と羽男 第3話

初めまして。
初投稿がドラマの第3話とか、キリという概念持ち合わせてなさすぎる。
石子と羽音は、キリの概念無視するほど良いから、ぜひ見て〜!と言いたい。

なんだかとても好きで、第3話をリアタイして、本日2周目突入。
その時、あれ、羽男と山田遼平ってこんな位置だったっけ?と思った。
そこで、構図とカメラワークに注目して、3周目見てみた。

そもそも「石子と羽男」って?

2022年夏クール金曜22

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