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菊の節句に「秋おせち」作り
日本の四季を彩る代表的な節句を五節句といいます。
一月七日(七草の節句)三月三日(桃の節句)五月五日(端午の節句)七月七日(笹竹の節句)九月九日(菊の節句)
かつてはその時々の食材を使い、おせちを作っていました。
九月九日は菊の節句。菊を愛でたり菊の花びらを浮かべたお酒を飲んだりして邪気を払います。後の雛を飾ったり、栗ご飯を作って食べたり。
今回は九月九日に秋のおせちを作りました。
前回の秋おせちはこちら
[品書き]
栗ごはん
焼き茄子の味噌汁
秋鮭と舞茸のみぞれ和え
秋野菜の蒸し物
とうがらしのくたくた煮
ごぼうの浅漬け
![](https://assets.st-note.com/img/1695098688712-RIobRvExyn.jpg?width=1200)
私にとって人生二回目となる菊の節句。
昔は冬の寒気や風邪のことを邪気や鬼と呼んだりしたそうです。
栄養をとって冬の寒さに備えるという意味もあったのでしょうね。
![](https://assets.st-note.com/img/1695098833920-G2aTF3VG2V.jpg?width=1200)
片栗粉で衣をつけた秋鮭と炒めた舞茸を大根おろしで和える。これがかなり美味しい。お正月のおせちに入れたいと思うくらい美味しかった。
大きい切り身を揚げてから切れば、もっと色合いができたかもしれない。これは来年の秋おせちに活かしていこうと思う。
![](https://assets.st-note.com/img/1695098928610-ecd75JXAKG.jpg?width=1200)
秋おせちはいつもより色合いが茶色になりやすい気がする。去年は秋野菜を筑前煮にしたのだが、醤油などで煮るとどうしても色が茶色くなってしまう。
そこで今回は蒸し野菜を作った。赤ピーマンとカボチャ、ブロッコリーを入れて一つのお重で赤黄緑を入れた。
栗の素朴な黄色も相まって、素朴なおせちにまとまった。
年間五回おせちを食べるのも次回が総ざらい。今まで作ったおせちたちを見ながら、今年のメニューを決めようと思う。
町におせちのポスターも見え始め、残暑の中に冬の訪れを感じる。