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メサイアコンプレックス

このテーマを知ったきっかけは?

先日のミヤガワRADIO#189で取り扱われた
「メサイアコンプレックス」の話題。自分もこころの傷つき体験をしている。が故に自分にとっては大きなテーマ。

(29:00ごろよりこの話題が扱われています)

自分が公認心理師、いやもっと根本的なところで考えて心理学に興味をもったのか?

メサイアコンプレックスとは?

コンプレックスの一種。
メサイアとは救世主のことを指す。

自分は劣った人間だという気持ちと、自分は人を救える優れた人間だという気持ちが入り混じって生じる反応。

メサイア・コンプレックスを抱くと
「自分が救われたいから他人を救う」「人を助けることで自分の存在意義を確認する」「他人を救うことで優位に立とうとする」などの行動を取る

自分も過去の体験をもとに心理学に触れる機会を得て、そしてその先の道にも進む体験をしている。

だからこそ、自分にとってとても大切なテーマ。
きちんと自分の頭で考えて、この先の自分の為に記録しておきたい。

で、何を思う?

そもそも、自分の場合はこころの傷つき体験をする以前からMSWとして働いていた。
だから、傷つき体験をきっかけに心理支援に興味を持ったというわけではない。

でも、傷つき体験をした後に自分がなんとなくだけど思った事は
「傷つき体験をした自分だからできることがきっとあるはず」ありがちなパターン。

別にこう思う自分が良いも悪いもない。
ただ、自分も多くの人が感じるであろうことを感じていた。
凡人だったと感じれて、どこかホッとした感覚を得た事の方が印象には残っているけど。

傷つき体験がきっかけであるのは良いけど、それをモチベーションとして支援を行っていくのは良くない。
傷つき体験を持つ人が、心理学に興味を持つことは自然な事

上の二つは、動画の中で話題として語られていたこと。自分の中にスッと入ってくる言葉でした。


困っている人がいたら、なんとか力になることはできないか。
かつての自分がどん底と思える状況の時に、周りの人に支えてもらえてその後の道を歩むことができた。だから、自分も余計に誰かの力になりたいと思う。
これが自分のきっかけ。

あの場所に行けば話聞いてくれる人がいる。
いつも通る道に必ず立っているような人であり、クライエントがふと思いたった時に会いに行けて話したい事が話せ・クライエントが望む先を考える事ができることが自分のイメージ。
こんな感じで、クライエントが望む時に自分のタイミングで話しを始められるようにこちらは佇んでいれたら良いかなと思う。
どんな話しが来るかは全く分からないから、自分の守備範囲(専門的な知識や技術の習得)を広げておく必要がある。だから、学び続ける。
これが自分のモチベーション。


動画をみて自分の気持ちが揺さぶられる感覚が大きかった。
つどつど、動画を見返すのもありだと思う。
けど、なかなか時間を確保することも難しいので文章化しときます。

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