できることを価値として発信する。アフターコロナのただ一つの合言葉
フクシンです。
コロナの行動制限が解除されました。新型コロナウイルスは、ぼくたちの生活や仕事、経済をはじめ、いろんな分野に影響を及ぼしています。
今から12年ほど前、平成20年9月リーマンショックは派遣切りとかいろんな影響が日本にもありました。
今回のコロナウイルスが、労働とか経済とか言った分野にどう影響しているのか、それはリーマンショックと比べてどうなのかということを、今日は国のレポートを基にお伝えして、アフターコロナのぼくなりの見方もお伝えしたいと思います。
今後のキャリアに迷っている人や、キャリアコンサルタントの試験対策にもなりますので試験を受けられる方も見ていただき、こう思うというご意見もいただけたらうれしいです。
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コロナが雇用に及ぼした影響
今回資料としては、令和3年版労働経済の分析から引用させてもらっています。
経済は、コロナ以前の2019年まで着実に成長していて、でも2020年に入ると、世界的な感染拡大の影響により、個人消費や輸出が 落ち込み大幅なマイナス成長となりました。
その後、国内外の社会経済活動の段階的な引上げや、各種支援策の効果等によって個人消費や輸出が持ち直し、プラス成長となったが、2020年平均では、リーマンショック期の2009年に次ぐ大幅なマイナス成長。意外にプラスになる時期もあったんですね
企業は、2020年は業種にかかわらず経常利益の悪化や減少がみられ、「宿 泊・飲食サービス」「対個人サービス」「運輸業, 郵便業」「生活関連サービス業, 娯楽業」で落ち込み、「卸売業, 小売業」「宿泊業, 飲食サービス業」を中心に倒産も発生しています。
有効求人倍率は2019年1.60倍と高水準を維持し、完全失業率は年平均2.4%と低水準と好調でしたが、2020年には、感 染拡大の影響により有効求人倍率は年平均で1.18倍、完全失業率は2020年10月に3.1%、年平均では2.8%に上昇しました。
雇用は、特に女性の幅広い年齢層で労働力率が低下し休業者数が大幅に増加、求人・求職は有効求人倍率は低下、非自発的な 理由による完全失業者が大きく増加しました。
労働時間は2019年も働き方改革で減少する中、2020年に入ると出勤日数の 減少により1990年の調査開始以来最大の減少率となりました。 有給休暇は5年連続で上昇、賃金は一般労働者について減少しています。
労働時間については、最も減少幅が大きい時期で比べるとリーマンショック期よりも減少幅が大きかったが、賃金につ いてはリーマンショック期と比較して減少幅は総じて小さくなってます
2020年4~5月の最初の緊急事態宣言下においては特に稼働日数や出勤日数が減少している労働者も多いのですが、そんな緊急事態宣言下においても業務量が減ってない業種があります。
「医療業」「社会保険・社会福祉・ 介護事業」です。
ずっと忙しさや肉体的負担、精神的負担が増大している可能性があり、看護師、介護サービ ス職業従事者の職種で健康状態が悪化している労働者がみられます。
ありがとうを伝えるシーンがメディアでもありましたが、本当に、感謝です。お疲れ様です。
リーマンショックでは派遣切り、男性の正規雇用労働者、特に派遣労働者の減少が目立っていたのに対し、今回のコロナ拡大期は女性の正規雇用労働者が堅調に増加した一方、男女ともパート・アルバイト、契約社員・嘱託が減少、特に女性のパート・アルバイトの減少幅が大きかったようです。
今回のコロナ禍では、雇用対策が過去に例をみないスピー ド感、支援額の規模で進められ、例えば雇用調整助成金がリーマンショック期以上の大幅な特例措置がとられ、助成額の日額上限や助成率 の引上げ、緊急雇用安定助成金が設けられました。
まとめると、働き方改革でできていた流れが、コロナで拍車がかかり、働き方はどんどん変わってきたということです。
アフターコロナの時代のキャリアの積み方
このコロナ禍で、みなさんの周りではどんな変化がありましたか?マスクを付けて外出するのが当たり前になった。
賑わいを創ることが正しいというところから、ソーシャルディスタンスという概念も入ってきた。
急に生活スタイルが変化させられています。
働き方でいうと、テレワークやフレックスタイム、柔軟な働き方が導入されました。これは、コロナ前からもともと働き方改革として言っていたことが、実際に実践せざるを得ないような状況になりました。
今は、急にコロナに生活を合わしているところですが、ワクチン接種が進んで、これから、治療薬が出て、アフターコロナになる。すると、いろんな仕組みや制度、スタイルが新たに創られていきます。たぶん、依然と同じような時代には戻らない。つまり、リスタートが見えてきています。明らかにすべてが変わります。
サビカスはキャリアアダプタビリティ、要するに、どのように職業を選び適応するのかが大事と提唱しています。
前提として、自分の思うキャリアと環境は100点のものはなく、継続的に人と環境の意味を考えながら徐々に両者をすり合わせていくというモノです。また、4つの次元関心・統制・好奇心・自信、試験では加藤浩次で覚えるのですが、そういうのが大事ということです
またホールは、キャリアはギリシャ神話のプロテウスみたいにドラゴンやヘビ、何にでも変身するプロティアンキャリアを提唱しました。
難しい話はともかく、要は、仕事とか、キャリアって、自分で時代に合わせて変わらなあかんし、また、立ち止まってても変われなくって、仕事とかとりあえずしながら、初めて変われるということ、これが今必要なんだと思います。
インターネットやSNS、情報が氾濫する時代は変化のスピードがすごく速くなっています。トレンドの寿命は短く、でもちょっとしたきっかけでバズったりして、何が売れるか、何が人の心をつかむのか、変化に応じて時代になっています。
働き方は複業とか変わってきていて、いろんな価値観は多様化しています。これに、働き方って合わしていかないといけない。そう思います。
ボクのプロティアンキャリア
で、君もプロティアンキャリアはどうかと聞かれると、まずは仕事とか、活動しながら、新しいタップのブランド化ができないかと思っています
この間、タップダンスのレッスンもお休みで、zoomとかでもレッスンしながら、考えました、
人をたくさん集めて、みてもらうのがエンターテイメントの基本
それが変わってきています
レッスンもたくさんの人に来てもらう、それがこれまでのビジネスモデル
でも、このビジネスモデルには、ボクは上手く乗れませんでした。何せ人気がないので・・・・(苦笑)
これからは、もっと個人一人一人にカスタマイズできるメニュー、それが必要かと思います
そこで、いま、レッスンを通してメンバーをPRできるよう、世界一シネマティックなタップダンス動画として発信しています
また離れてもレッスンができるよう、タップダンスのEラーニングのパッケージなども作りたいと考えて、今パイソンを勉強しています。
できることは価値として発信
何が正解で、何が不正解なのか、よくわからない時代です。
仕事はニーズがあっての仕事です。と僕は自己紹介の動画でお話していました。
マーケットインは、ニーズに合わせて、商品を創るとかいった意味です。
たとえば、マーティングを行い、商品を創っていくプロセスなんかは代表的です。
逆にプロダクトアウトは、自分の創れるものを基準に商品を創っていくというものです。
人が企業に就職するのは、儲けるパターンを持っているからです。いわゆるマーケットインを期待して入社する人が多いのでは。
価値観が多様化していて、パターンの変化が求められています。企業はわからないですが、公務でも、その対応力がないと、通用しません。
商品は売れてなんぼです。マーケットインであろうがプロダクトアウトだろうが、顧客にニーズのとらえ方の違いだけであって、ニーズをとらえてたら正解なんです。
ところが、現代は情報が沢山ある中で、価値観が多様化しています。例えば昭和の時代にあったベスト10なんかの番組は今ありません。でも、少しの引き金で動画サイトがバスったりします。
何が引き金でバズルのか、偶然であったり、必然であったりします。でも、SNSに代表されるようにアウトプット、つまり社会に対して表現する機会やチャンスは多くあります。
例えば、僕の思うタップの姿はプロダクトアウト。要するに新しい価値を創造する、万人に受けなくてもいいのです。一部のコアなファンの皆さんに深ーく愛してもらえると、それだけで僕のプロダクトアウトは完成です。
昔なら、マスコミに対して訴える。たくさんの人に見てもらうという価値観が、一部のコアなファンに支えられるというのが新しい価値観ではないかと思います。
といってもYouTubeのチャンネル登録数なんかは欲しいんですけどね(苦笑)
公って英語でいうとパブリック。では、その反対語は何だと思いますか。
個、プライベートだと思います。
公務員って、お金を軸にサービスを考えない仕事です。でも、人が行動するにはお金という軸は必要で、サービスを継続するにもお金は大切です。
自分が、儲けるパターンを持つ。これがプロジェクト型人間の姿ではないかと思います。いわゆるプロダクトアウト。
企業にいようが、起業してようが、公務につこうが、自分が独自のパターンを持つことが大切。またそれを変化させられる準備が大切
出発点は自分本位でいいかも。好きな世界でないと、独自のパターンなんてできないかも。でもそれは、動きながら走りながら感じる、磨く。そんなキャリアの積み方が大切なんではと思います。
今日も最後までおつきあいいただきありがとうございました。
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フクシンでした。
またお会いしましょう。