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【あの人が消えた】映画感想‐マンションと消える人

■マンションと消える人

マンションから人が消える。当たり前のようで当たり前ではない。引っ越しか事件か。そのどちらかを追っていく配達員。小説の作者かもと深入りするが、事件は思わぬ方向に。主人公の迂闊さも垣間見れる。

■サスペンスホラーと社会派ホラー

サスペンスホラー。何度か違う映画になっていくのが面白かった。コロナ禍で仕事がなくなるという社会から配送に希望、その後の絶望という社会派と思いきや、マンションの住人が作家と知ってからは犯人探しのミステリになる。最後は悲しいホラーになるのだが、何度も違う映画に変わっているようで楽しむことができる。社会派に見えて、実はホラー。観ていてドキドキする。一旦安心させてからのホラーは怖いのだが。

丸子:配達員の青年
荒川:丸子の先輩
小宮:丸子が夢中になっている小説の作者?
島崎:謎の住人

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