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映画「オットーという男」感想 頑固爺さんが妻の後を追うが、いつの間にか近所を救う物語
いい映画だった。こーゆー映画があるから映画鑑賞はやめられません。トム・ハンクスが演じるオットー。頑固爺さんで、亡くなった妻の後を追おうとしたのだが、近所やまわりの人々に関わることで、救われる物語。近所の見回りをして、駐車やゴミのチェックなどをして、直接注意するから、近所から煙たがれている印象でした。
しかし、ある家族が引っ越して来ることで状況が一変します。とにかく、ドアを叩いて、オットーに頼ります。今までそんなアクティブな人はいなかったようで、困惑しながらも、対応していきます。死のうとしながらも、その都度出てきますので、傍から見たら、仲の良い近所付き合いです。
人間は人間関係より、自己が修復されます。奥さんを亡くし、すべてを終わらそうとしたオットー。しかし、人との関わりが増えることで、生きることを取り戻していきます。