【映画】『ラストマイル』感想@興行収入×配送センターの闇×キャラ変わってない?
■興行収入×配送センターの闇×キャラ変わってない?
・三連休もかなり座席がうまっていた。本当に人気ですごい。なぜか?人気のドラマと同じ世界線で、マーベル作品みたいにクロスオーバーの楽しみがあったりするのも魅力が。松重さんとか綾野剛さんとかが出ていて豪華だなあと思っていたらそーゆーことか。豪華俳優陣も悪くない。前半
ミステリ要素、後半サスペンス要素
・最初のミステリ要素がすきだった。エレナが上昇志向の高い人間かと思ったら、配送センターを破壊する野望があるかもとかなり魅力的な人物だったからだ。梨本にも社訓の真の意味を教えて恐怖させたりと観ていて感情が高ぶり、許せない感情も出て来たりもした。それが後半になって変わるから良く分からない。
・エレナが後半は完全に正義の味方みたいになっていたから困惑した。真犯人かと思ったからだ。羊急便に脅して無理矢理仕事をさせたりして、悪役チックに描かれながらも、上司には逆らえず結果を残すために口が達者に反論しながらも、何かしらの野心が見え隠れした。それがラストでは配送センターの闇を暴くみたいなキャラになったから、本来は真犯人だったのだろうか?
■予想以上の面白さ×センター長×出世と働き方
・観たら予想以上に面白かった。センター長が犯人かと思ったらまさかの犯人。ブラック企業らしさもあったりして、この映画は実体験があるとストレスが溜まるかもしれない。途中までセンター長が悪人みたいな仕事一筋みたいな人物だったのが、いきなり正義の味方みたいになって驚いた。
・正直な話、岡田さんが演じている社員の気持はよくわかる。年収がある程度あって、ストレスなく働けるならそれでいい。舞台は外資だから出世しないと社員の意味が薄く描いているように見えた。ラストに社員からセンター長になるし、まあ、野心がないとあれだけの仕事はできないかなあとは思う。
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