共創のすゝめ vol.2 株式会社Lentree -飯田貴将さん-
vol.2はOSAKAあかるクラブで最年少委員長として新しい風を巻き起こす飯田貴将さんです。
Q. 大阪を盛り上げるべく、取り組んでいることを教えてください
株式会社Lentree(ラントレ)という組織で広告事業を行っております。弊社の有するZ世代で特にエシカル意識の高い個人・団体の方々とのネットワークを活かし、彼ら・彼女らと、SDGsやエシカルな経営を目指す企業様との共創を生み出すお手伝いをしています。
SNS運用から、グラフィックや映像の制作、商品開発やマーケティング戦略考案など様々な形で関わらせていただきながら事業を通して"カッコいいエシカル"のあり方を表現しています。
Q. OSAKAあかるクラブに入会されたキッカケについて教えてください
大学4年生の時にコロナ禍でみんなが暗い顔をしていたのをなんとかしたいと仲間たちと2020年12月31日に大掛かりな花火大会を企画したんです。その際にクラウドファンディングのサポートをしていただいた先輩がOSAKAあかるクラブのことを教えてくださって、会に参加するうちに入会を決めました。
Q. OSAKAあかるクラブに入会してよかったことはありますか?
なんといっても「人脈」ですね。学生から人生の大先輩まで幅広い方々が関わっていて、その業界も様々です。
あかるクラブの活動軸が「社会貢献」なので同世代の出会いの中でも普段だったら交わらなかった人たちと繋がれるのが魅力に感じていますし、個人的には百戦錬磨のイベントプロデューサーの方々との出会いは本業でもかなり役立っているので、入会して本当によかったと思っています。
Q. その中でどんな共創が生まれたんですか?
私たちが手掛けている「エシカルエキスポ」というイベントを共催という形で一般社団法人ナレッジキャピタル様と一緒にカタチにしました!
たまたまの繋がりなんですが、ナレッジサロンの総合プロデューサーである野村さんはOSAKAあかるクラブの初代事務局長を務められていたという繋がりもあり、たくさんのサポートをしていただいて、お金も実績もなかった自分たちでも本当に素敵なイベントを創りあげることができました。
Q. 共創してよかったことはなんですか?
大先輩や大企業のふんどしを借りることができたのが何よりも大きかったですね。
今回でいうと、共催にすることで会場費(※管理費除く)はすべて無料になったのも有り難かったのですが、そもそも論でいうと、自分たちみたいな起業したばかりで大して実績のない会社ではそもそも会場を借りることさえ出来ないところを開催できるように運んでくださったのが何よりも大きかったです。
先輩方が積み重ねてきた信頼をお借りする分、死ぬほど頑張らないといけないし、絶対に失敗はできませんが、物事が大きく前に進むので、共創なしには今の姿は考えられませんね。
Q. 若いうちに必要な支援とはなんでしょうか?
前述の「人様のふんどしを借りる」ということに加えて、仕事の進め方を教えてくださる人がいるということも、すごく有り難かったですね。
リソースや信頼を貸してくださる方はいても、進め方でうまくいかない時もあって、それは単に実力が足りていないというよりも、「知らなかっただけ」の場合が結構あります。
関わっている組織の座組や歴史、資料の作り方やモノの伝え方など、大人の方々の中では当たり前でも、起業したての僕らではわからないことが世の中にはたくさんあって、知らなかっただけでめちゃくちゃ怒られたり、大きく信頼を失うことにも繋がったりします。
そんなことにならないように仕事の進め方を丁寧に教えてくださったり、自分たちの進め方や考え方に耳を傾け、世の中の当たり前について必要なところをアドバイスしてくださる先輩方がいたからこそ、カタチにできたこともたくさんあります。
そして、お金の問題でも、自分たちの努力でもどうならない「いざ」という時にも見捨てずに助けてくださる優しさに本当に何度も助けられました。
そんな先輩方に恩返しするためにも事業を前に進めていくことで恩返しになればなと考えています。
飯田さん、ありがとうございました。
第三弾もお楽しみに!🙌