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英語も苦手な私がまさかのトリリンガルへの道?

3度目の緊急事態宣言の真っ只中。
"やまない雨はない"と思いながら。
いつか必ず来るコロナ明けの日のために今していること。

それは語学の勉強
中国語と韓国語です。

英語ですら上手く話せない私なのですが。
何故その二か国語を?なのかというと。

まずは中国語。
去年、銀婚式を迎えました。
結婚25周年祝いに行く予定だった台湾旅行。
コロナで延期。
お祝いの外食すらできず。

しょんぼりしてても仕方がない。
いつか台湾旅行へ行ける日のために中国語の勉強を再開しよう、と思いました。

再開?
そうなんです。
実は短大生の時、ちょこっと中国語を習っていたことがあります。
私の母は戦時中、満州で生まれました。
敗戦と共に日本へ引き上げて来たのは4歳の頃。
当時の記憶はあまりないけれど、いつか生まれた場所へ行ってみたいと話していました。
祖父は職場で中国語を少し話せていたらしいと母から聞き、中国語に興味を持ちました。
母に「いつか私が連れて行ってあげる!」と中国語教室へ通い始めたのですが...。
1年も経たないうちに就活が始まり中断。
落ち着いたらもう一度、中国語を学ぼうと思いつつ。
その後月日が流れました。

その再開の日が、まさかコロナ渦中だとはあの頃思いもしなかったけれど。
いつかコロナ明けに台湾旅行へ。
いつか母の生まれた場所へも行けるかも。
何にせよ、目標があった方が自粛生活を楽しめるんじゃない?なんて思って。

いざ再開!と思ったものの、行こうと思っていた中国語教室もコロナで開講延期。
そりゃそうよね、さてどうしよう。
そういえば、NHKで語学の番組放送してるよね?
と思い出し「テレビで中国語」を見て勉強することに。

早速テキストを買いに出かけたら「テレビで中国語」の隣にあったのが「テレビでハングル講座」。

その「テレビでハングル講座」を手に取ると、ふと思い出しました。
娘が幼稚園の頃を。
幼稚園には世界の絵本が置いてありました。
「ママ、これ読んで。」
ある日、娘が持って帰って来た絵本は全てハングル。
絵を見ると韓国の王子様とお姫様のお話っぽい。
なんだか大変なことがあり最後にはハッピーエンドらしい。
どんな話なのか全く分からないけど、分からないと余計に気になる。
そして横にはわくわくキラキラした目で待っている娘。

「ちょっと待ってね。」とハングルってどうやって読むのかネット検索。
ハングルって記号のような文字の組み合わせを覚えたら読めるようになるかも。
韓国語の語順は日本語と同じなので勉強しやすいかも。
とはいえ、絵本返却までの1週間では読めるようにならないよなぁ...と当時は諦めました。
いつか落ち着いたら勉強してみたいなぁ、と思いつつ。

そして、期待して待っている娘には絵を見ながら即興で作ったお話をしました。
あの時の娘よ、すまぬ(母の作り話で)。

そうして本屋でテキストを手にした時、韓国語も学ぼうと思いました。

英語も苦手な私が二か国語同時に勉強できる?
家で過ごす時間が増えたコロナ渦の今だからできるかも。
テキストを毎月買うだけだし、無理!と思ったら辞めればいいんだし。
巣ごもり生活中のボケ防止にもなるんじゃない?(アラフィフでそれはまだ早い?)

そんなゆる〜い感じで勉強し出して今年で2年目。
予習復習して週に1回テレビを見るだけ。

Netflixで華流ドラマや韓流ドラマを見て、ちょっとだけセリフが分かるようになりました。
まだまだ日常会話できる、とまではいきませんが。
ちょっとでも単語が聞き取れると嬉しくなります。

そして。
語学は言葉を学ぶだけじゃないんだなぁ、その国を知ることなんだなぁと思いました。
文化やら風習やら考え方やら。
いろんな国のことを知ればストックイラストにも活かせるかも、と違う欲も出てきましたよ。笑

コロナ明けに。
旅行して話せるようになってたら楽しいだろうな。
旅行に来た人にも話せるようになってたら楽しいだろうな。

そんな想像をしつつ。
語学の勉強を楽しんでる今日この頃です。

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