忘れられない合コン事件。
徒然なるままに、今回は後に私が営業を始めることになった"きっかけ"についてお話しします。
●物心ついた時から、人と話すのが苦手でした。
私が「営業で自分を鍛えよう」「営業の厳しい会社に入ろう」と思った”裏”動機は「人見知りを治すため」でした。かなり切羽詰まっていました。
小学生の頃から、人と話すのが苦手でした。
話したくないわけじゃないんです。むしろ話したいんです、もっともっと。
でも人と話そうとすると赤面してしまう、ぎこちなくなってしまう、ひとりでいるときの自分とはまったくの別人……そんな自分が嫌でした。
●忘れられない合コン事件
どうにかしなきゃさすがにまずい……そう感じたのは大学生の時に参加した、人生初の合コンでの”ある事件”がきっかけでした。
場所は居酒屋のテーブル席。和気あいあいとした雰囲気の中、自己紹介が始まりました。
刻一刻と自分の順番が近づいてきます。
もちろん、人の自己紹介など聞いている余裕はありません。
何を話そうか、どう話そうか、、、考えてきたはずなのに、あろうことか「もっとウケそうな話ができないものだろうか」などと考えてしまうのはなんなんでしょうw
そうこう考えているうちに顔がどんどん真っ赤になってくるのが自分でもわかるわけです。
そして頭の整理はつかないままに、でも”ゆで加減”だけは最高に仕上がって、さあ、いよいよ自分の番です!
きっと「は、は、はじめまして〜」とかなんとか言ったんだと思います。
それまでの楽しそうな雰囲気が一瞬にしてピキンピキン!!凍りつくのがわかりました。突き刺さる視線が痛い。
そして女子は黙ったままで顔を見合わせ、もう一度私のほうを向いたかと思うと吹き出しながらこう言って笑ったんです。
「暗くらあーーーい!」
ショックでした。どれくらいショックだったかというと……その瞬間以降その日の記憶が一切ありません。真っ白ですw
●さて、いったいどうしたものか…。
それから何日かが過ぎて考えていたこと。
それは「社会人になった早々人見知りを直さないと、俺の人生大変なことになる」というものでした。
さて、いったいどうしたものか…。
「営業で自分を鍛えるしかない」と考えるようになったのは、もっとずっと後のことでした。
この時はまだリクルートという会社の存在さえ知りませんでした。
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