ツツイノリオ

目まぐるしく変わり続ける時代だからこそ、明確な使命感とビジョンを打ち立て、成長・発展していきたい。地域中小企業が自分たちの中に眠っている強みや可能性に気づき、ビジョンや事業を再定義し、社会に貢献しながらより稼げる会社になるためのしくみづくり、人財・組織発展のお手伝いをしています。

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    仕事の中で気づいたことや面白かったこと、役立ちそうなことを綴っていきます。

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最近の記事

相手の課題を上手に引き出す質問の仕方

早速ですが、相手の本質的な課題を知る有効な手段は“質問”です。 でもこれが意外と難しい。 何故なら”何かお困り事はありませんか”と聞いたってなかなか答えてもらえないからです。 その理由は2つ。 1つめは”あなたがまだ十分に信頼されていないから”。 そして2つめは”相手も何が自分の課題かよくわかっていないから”というもの。 実はこれって意外と多いんです。 ふだん何かに困っていても、それを突き詰めて考える機会がなければ、なかなか”ぱっ”と出てこないもの。聞かれる立場を

    • ちょっとしたココロの習慣で、生きるのがラクになる。営業の成果も上がる。

      「だからおまえはダメなんだ!」などという辛辣な言葉を浴びて、落ち込んだ経験は誰にでもあるでしょう。 でも本当は落ち込まなくたっていい話。 なぜならそれはそういう言葉を発したAさんの解釈。別のBさんにとっては、あなたのその点こそが「素敵」かもしれないのです。 つまり「事実」をどう捉えるかは「解釈」の問題。そしてそれは人によって大きく異なる。また同一人物であっても、時と場合によって異なる時もある、ということですよね。 そんな「解釈」に付き合っていたら振り回されるだけです。

      • 入社を大きく左右する、採用担当者との関係性

        リクルートとの出会いは衝撃的でした。私は“ミニスカート”に、会社と自分との将来の可能性を見ていたように思います。 しかし私が迷わず入社を決めたのはグループ会社のほうでした。リクルートの内定は辞退してしまったんです。 いろいろ理由はありますが、そこには中小企業をはじめとする小さな会社が採用活動で大手に勝つための担当者側の想い、姿勢、関係性構築力、何より戦略・戦術があったように思います。 ●「おまえさー」で成立する信頼関係当時のSマネージャー(採用実務責任者)とのや

        • 自信を失いかけた時の”STOP!”の有効活用

          「やってもどうせうまくいかない」。 自信を深く失った時って、次もうまくいかないような気がする。いつの間にか何をやるにも心の底では諦めてしまっている……。そんなことってありませんか。 そうなるとうまくいかなかったことばかりが心に刻まれ、「また次も、うまくいかないんじゃないか」という期待となって「うまくいかない」という実際の現実を創り出す。そして「ほらね…」となってしまう。負のスパイラルに陥りがちです。 最初からどこかに諦めの気持ちがあれば、全力でコトにあたることも難しいの

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        記事

          リクルートと、ミニスカート。

          合コン事件(人生初の合コンで女子に挙動不審を笑われた件)で私は相当落ち込みました。それをきっかけに「社会人早々なんとしてでも人見知りを直さなければ」と考えるようになります。 しかし、その解決策として「営業の厳しい会社で自分を鍛えよう」などと考えるのはもっと後になってからのこと。 リクルートと最初に出会ったのも就職候補先としてではありませんでした。 しかしそれは偶然か必然か、衝撃的なものでした。 **●リクルートとの出会い** 当時リクルートのカーセンサー事業部に

          リクルートと、ミニスカート。

          忘れられない合コン事件。

          徒然なるままに、今回は後に私が営業を始めることになった"きっかけ"についてお話しします。 ●物心ついた時から、人と話すのが苦手でした。 私が「営業で自分を鍛えよう」「営業の厳しい会社に入ろう」と思った”裏”動機は「人見知りを治すため」でした。かなり切羽詰まっていました。 小学生の頃から、人と話すのが苦手でした。 話したくないわけじゃないんです。むしろ話したいんです、もっともっと。 でも人と話そうとすると赤面してしまう、ぎこちなくなってしまう、ひとりでいるときの自分とはま

          忘れられない合コン事件。

          インサイドセールスのユーザ会で学んだ3つのこと

          ベルフェイス(株)主催のユーザ会にウェビナー(オンライン)参加しました。  ユーザー会ではインサイドセールスのノウハウはもちろん、ビジネスをする上で汎用性が高い話も多く聴けて有意義でした。 今回はその点に絞り、簡単にご紹介します。 ベルフェイスとは 今回主催のベルフェイス(株)ですが、こちらは「インサイドセールス」をサポートするデジタルツールの提供会社です。ユニークかつOnlyOneのサービスで、僅かリリース3年で1000社以上が導入し、圧倒的評価を得ています。 今回

          インサイドセールスのユーザ会で学んだ3つのこと

          焦点は、相手に合わせて

          「なぜその商品・サービスを買ってくれたのか」を聞いていくと「欲しかったから」の先に「困っていたから」「問題を解決するために」「もっとよくなると思ったから」といった答えに行き着きます。 穴とドリルの例え話が有名です。お客さんは必ずしもドリルそのものが欲しいわけではないんですね。穴を開けたい。 それを購入することで、解決したい問題、叶えたい欲求がある。 穴を開けたいにもいろいろあるわけです。大きく、小さく、力が無くても操作できる、できれば安く、高くてもいいからキレイに早く、

          焦点は、相手に合わせて

          接客で感動した出来事。

          バブル全盛期ですから、もうずいぶん前の話です。 メンズ・ビギ(Men’s Bigi)というファッション・ブランドが好きで、よく買いに行きました。 ブリティッシュテイストのセンスはもちろん、「ビギ」の響きがカッコいい。 当時はデザイナーを全面に打ち出したブランディングが主流でした。 菊池武夫、それを引き継いだ今西祐次の風貌もカッコよかった。そう、私カタチから入るタイプですw そのメンズ・ビギの店員さんの対応に感動した出来事がありました。 ●まるで銀行員。店員Iさんと

          接客で感動した出来事。

          役に立つより心に寄り添う

          その会社のコーチングを申し込むつもりはありませんでした。どういうセミナーをやっているのか、ただ勉強のつもりだったんですよね。 でもセミナーが終わって講師と名刺交換をした時の数分のやりとりで、私は「この人のコーチングを受けたい!」と心から思いました。 私が心の奥で何を思っているのか、理解しようとしてくれる。言いにくいことは言いにくいだろうと察し、深く突っ込んで来ないけれども、話を進める上で確認しなければならないことは、自尊心を傷つけないように上手に聞き出してくれる。

          役に立つより心に寄り添う

          春、瀬戸内海の島々を望む

          春、瀬戸内海の島々を望む

          明日、新しい元号の発表へ。今何を想いますか。

          徒然なるままに。雑記です。 ✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎ 小さい頃は明治、大正、昭和を生きてきたおじいちゃん、おばあちゃんをスゴイ!と思ったものだ。そこに何となく「生命力」や「逞しさ」を感じたからだろう。 そして私も昭和、平成、更に三つ目の元号を生きようとしている。三つの元号を生きることは、個人の生命力や逞しさとはあまり関係の無いことだった(笑)。 平成元年という節目の年に社会人になった。だからそれを境に記憶が2つに

          明日、新しい元号の発表へ。今何を想いますか。

          相談されるほうがシタ、という新たな視点。

          銀行の外為担当(もしくは支店長?)として海外勤務経験もあり、数々の修羅場をくぐってきたKさん。 いろいろな人に相談された時の話が意外だったのでシェアします。 相談される時というのは、「自分が偉い」とは思わないまでも、凛とした姿勢で相手を上手に導かなければならない、何か自分で気づいてもらわなければ、などと考えたりしがちです。でもKさんは違いました。 「相談されると立場が上になったような気になるけど、私は下だと思ってるんだよねー。実は相談されるほうが学びが大きいからねー。そ

          相談されるほうがシタ、という新たな視点。

          未来とは創るもの(ある社長の話を聴いて)

          ときにご高齢の社長がものすごく柔軟で驚かされることがあります。今回もまさにそうでした。 東芝退職後、家電販売会社を起こして約50年という、御年71歳の社長のお話はインパクトがありました。 少し古い事例ですが、各家電エレクトロニクスメーカーが新しいTVを発表した時の話が印象的でした。その話を聴いて学んだことを簡単にまとめました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1、未来の兆しに敏感になる ソニーがトリニトロン、パナソニックがプラズマ、シ

          未来とは創るもの(ある社長の話を聴いて)

          レジェンドは1日にしてならず・・・イチロー選手引退にあたって。

          2019年3月21日、イチロー選手が引退を表明した。 もうその勇姿が見られないと思うと、ファンとしては残念、寂しいはずだが、、、感謝、賞賛、敬意といった清々しい感情しか湧いて来ない。 ✳︎ ✳︎ ✳︎ 会見は時にユーモラスでありながら、含蓄に富んだものだった。前人未到の遥か彼方から発せられるコメントは、その多くが斬新に聞こえるものの、実はとても本質的であり、そして謙虚だった。  数々のイチローの活躍の場面が目に浮かぶ。 レーザービーム、ファインプレー、フェンス

          レジェンドは1日にしてならず・・・イチロー選手引退にあたって。

          「ステキな顧客体験」は「Appleブランド」そのものだった。

          ●Appleに惚れ直してしまった出来事 Mac Book Proを購入してからそろそろ3年という日に、ディスプレイの交換を依頼しました。 実は購入時に「3年間の保証期間内であれば一度だけ無償で交換できます」という話を聞いていました。確かに水泡のようなものが複数現れ使いにくい状態になっていました。 コールセンターに依頼し、約束通りヤマト運輸が取りに来てくれたわけですが、、、そこからは驚きの連続でした。 ・広島ー厚木間を中2日で戻ってきた。そのスピードに驚き! ・梱包の美し

          「ステキな顧客体験」は「Appleブランド」そのものだった。