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胃脳相関とバイクと食べすぎと

この言葉を探してみると、薬品などを取り扱う乳業会社さんが、まず上がってきます。
胃からの情報が脳に影響するということがあるとのことです。

影響としては、メンタル・脳の活動・ダイエットだそうで、その主たる調整機構は、自律神経にあると書かれています。


バイクとマック

実は、私ごとですが、胃脳相関を感じられることがありました。
仕事でバイクを使い移動をすることが多くあります。
移動の間に、暇な時間ができたため、黄色いM字マークの場所で結構しっかり食事をとり、間も無く次の場所へと移動しました。

仕事を終え、食後にして50分くらいし始めると、非常に自己否定的な思考が湧いて出てくるではありませんか!
気持ちが落ち込んで、マイナス思考のままバイクに乗っていますと、ようやく胃が動き始めたのかゲップが出てから、自己否定的な思考が嘘のように消えていきました。

仮説

食後間も無く、バイクに乗るという行為が、胃の消化活動を低下させたことで、胃脳相関へ影響を与えて、気持ちが落ち込んだと考えられる。

スクーター型のバイクでは、背中が丸まりやすく、胃腸への圧迫がかかるようになります。それが問題だと考えています。
次に、中医(中国医学、漢方医学)の視点からシステムを考えてみましょう。

胃主降

胃は、食べ物を腸に降ろすのがメインの働きです。
食べ物が腸に流れず、胃に留まる病気の原因を「食積(しょくせき)」と言います。
食積は、時間が経つと熱化して、嘔吐・不眠・口臭などなどの原因になったりします。
今回は、その食積が一時的に問題を起こしていると考えられます。

胃は心(臓)に構造的にも近く、心は神(メンタル)を支配します。
胃の不通が心へと影響し、スッキリしない→メンタルもスッキリしないよね?みたいな反応が起きているのではないだろうかということです。

五行においても、心の火と土の脾胃は生じる関係、母子関係と言われます。食べ物が胃に溜まり、実した土が逆流して、母である心の火を脅かしたため、メンタルへと影響したともとらえられます。

半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)

傷寒雑病論の著者で、葛根湯の記載もした張仲景先生の処方です。
ドラッグストアなどに行くと、「ストレスによる、みぞおちのつかえ、神経性胃炎」向けの漢方薬として販売されています。

もっと症状を平たく言えば、胃が動いていなくて食べ物が胃に溜まっているかも?と言う感覚の時に使用できます。

胃の動きを良くするため、気持ちもスッキリするわけです。

対策

気持ちがスッキリしておらず、食欲が低下することもあり、胃がスッキリせず気持ちが落ち込むこともあるわけです。
気持ちをスッキリさせるには、その原因を探る作業や気持ちの転換が必要となりますが、それもまた大変。
とにかく、胃から動かしてみましょう。

養生法にこんなのがあります。

食後に5分くらい、胃の部分を両手を重ねて上から下にさすりながら歩く。

なんなら、これだけでやってみても良いくらいです。
あるいは、胃の部分に両手中指を当てて押し込む。
これも、胃の刺激になります。

「食べた後に、すぐに寝ると牛になる。」と言われます。
現代医学的には、逆流性食道炎などの原因になるとも言われています。
中国医学でも、「食べてすぐ横になると、消化不良になる。」と『修齢要旨』という本に書かれています。
牛のように反芻しないように気をつけましょう。

結論

  • 気持ちが胃を悪くする

  • 姿勢も胃を悪くする

  • 気持ちが落ち込んだら、胃の状態を疑え。

今回は「M」のつく企業さんを取り上げ過ぎました。反省。

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