横隔膜 ハラミ
シャックリはなぜ起きるのか
今回はシャックリの学習noteです。
現代医学での認識
横隔膜が痙攣をするのに連動し、声帯の筋肉が収縮・狭窄した声帯へ、急激な呼気が流れる時に音が発生するとされています。
原因は多岐に渡り、ストレスや睡眠薬・抗がん剤の副作用、腎臓病や脳腫瘍や脳梗塞などでも見られます。
多く見られるのは、胃が大きくなることや飲酒、刺激物、嚥下などになります。
横隔膜
焼肉で言う、ハラミやサガリの部分になるのですが、ハラミとサガリの位置関係は地域により異なるようなので、難しい話は避けておきます。
構造
形は料理に使うボウルをひっくり返した半球状の膜です。一応、膜といっても筋肉なので食べると肉の食感になります。肉としては内臓の一部なのでホルモンに属するようです。
横隔膜には大きな3つの穴があり、大動脈・大静脈・食道を通しています。胸と腹部を隔てるので、横隔膜と言われているわけです。なので位置的には、心肺と胃腸の間に存在します。
もっと大雑把に言うと、一番下にある肋骨の全部、胸椎と下の方と腰椎の上の方、剣状突起と言う心肺蘇生で押しちゃダメな場所にあります。
機能
1、心肺の入る胸腔を広げる。
2、胃腸のある腹腔を収縮させて腹圧をかける。
この機能により、呼吸などに主に働くとされています。半球状の膜が縮んで平らになると、胸が膨らみ息が吸えるようになります。半球状に戻る時に、息を吐いていきます。
中国医学
体にもつ正常な真気と、邪気がぶつかると、胃で逆流が起こり、胃に気が戻ろうとするも、戻らないと言うことです。
何てこと?
諸病源候論では、胃の冷え、胃の虚弱、風邪や、消化不良で胃の消化が終わらないまま、新たに食べ物が入った事による。などの原因が述べられております。ここから、邪気は風邪と寒邪と言う邪気が関連していると考えられます。
中国医学の教科書的な内容では、寒・熱・虚弱・気滞(ストレス)が原因と考えられています。
また、シャクリの音の高さで原因を判別します。
解決策
耳の穴に指を突っ込むとか、大きく息をって止める。他にも、舌を引っ張るなんてのもあるみたいですね。
中国の名鍼灸医、賀普仁先生は、ヘソの下にある「気海」と言うツボに針を刺して治すそうです。
解決策については、また新たな情報を見つけ次第、増やしていく予定です。
今回はここまで。
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