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ところかまわずナスかじり

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ギャグの宝庫!理不尽の宝庫!何がなんだか・・・の宝庫!
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#男女

― 「ところかまわずナスかじり」第292話 八の字眉の男女 ―

八の字眉の男「ふひひひぃ、トシコちゃぁ~ん!今度のデート、どこ行こうかぁ?」

八の字眉の女「ひへへへぇ。サトシ君の行きたいとこがトシコのい・き・た・い・と・こ・ろ♡」

八の字眉の男「ふひひひひぃ!ふひひひひぃ!ふひひひひぃ!」

八の字眉の女「にひへへへへぇ!にひへへへへぇ!にひへへへへへぇ!」

― 「ところかまわずナスかじり」第210話  別に居たいわけじゃないんだからねっ! ―

男「お前さぁ、もうどっか行けよ!」

女「あ~っ!そんなひどいこと言っちゃだめなんだぞぉ~、プンプン!私だって別に居たくて居るわけじゃないんだからねっ!」

男「お前、ただの地縛霊じゃねぇか!さっさと成仏しろよ!」

女「ひっどぉ~い!昨日のあのインチキ霊媒師からずっとそればっかりぃ~!成仏、成仏って、・・・あああっ!もしかして他に女が出来たんじゃないでしょうねっ?!」

男「お前以外だったら誰で

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― 「ところかまわずナスかじり」第百八十九話 寝室えてぃけっとぉ ―

   女性が寝室で絶対に言ってはいけない言葉はいくつかあるが、次の二つは特に「厳禁」の域に入る。
 ・「おつかれさま」
 ・「いまのうちだよ、やる」
 どれも俺が実際に言われたことがあり、こうして書いているとその日の怒りと悲しみが思い出され、ペン先が震える。
 まず、「お疲れさま!」である。
 いや、これに関して何も言うことはあるまい。言われた俺が、そして、そんなことを言う女と寝室をともにした俺が

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― 「ところかまわずナスかじり」第百七十話 木霊が戻ってくる頃には ―

女「まぁ!一応、きれいな景色!」

男「ほんとだね。あ、ほら、鳥の声が聞こえるよ!」

女「ちょっとうるさいくらいね!私、登山なんて汗臭いこと初めてだからなおさら感動しちゃうわ!」

男「山はホントいいよねぇ!」

女「ええ!あ、ねぇ、ねぇ!この崖からアホみたいにヤッホーって言ったら戻ってくるんじゃない?!」

男「木霊だね。いいねぇ!やってみなよ!」

女「よぉ~っし!・・・ふぅ~っ、ヤッ・・・

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― 「ところかまわずナスかじり」第百四十三話 落石注意 ―

男「おっ、ここにあるよ。『落石注意』。」

女「あら、いやぁねぇ。」

男「ほんとだよ。この看板、もっと前に置いとけよ、なぁ?」

女「ほんと、ほんと。ほほほほ」

男「あ、ちょっと垂れてきちゃってるよ、脳ミソ。」

女「あらあら。ほほほほ」

― 「ところかまわずナスかじり」第百三十四話 彼女の芽吹き ―

イブ「きぃやぁ~!アダムっ!ちょっとこれ見ておくなましっ!」

アダム「おうおう、なんだぁ、なんだぁ、イブよ!」

イブ「わたいの脇に黒海苔がくっついとるどすぇっ!取っておくなましっ!」

アダム「ううむぅ、イブよ!任せておけっ!・・・でえええいっ!!」

イブ「きぃやぁ~っ!アダム!痛いなましっ!ああああ、痛いなましっ!やめておくれなましっ!!」

アダム「うぅむぅ、イブよ、この海苔はちと手強い

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― 「ところかまわずナスかじり」第九十八話 パチンコン ―

 以前、『カベドン』って言葉が流行りましたね?
 そう、相手に告白しようとする男性が告白相手の女性を壁に追い詰めて、ドンっと勢いよく壁に手をついて愛をささやく、という。

 まぁ、おなじようにですね、私もぜひ、新語を広めたい!
 というわけで、これです→『パチンコン』。
 これもある種、愛の告白ではあります。はい。
 しかしね、『カベドン』のもっと先にある、そう、プロポーズの方法なんですね、はい。

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― 「ところかまわずナスかじり」第九十七話 だから言ったでしょ ―

女:「あんたさぁ、それ、捕まるよ?」

男:「いや、だってさぁ、俺も泳ぐってわかってたら水着持ってきてたしさぁ。」

女:「だからってなんで全裸なのよ。」

男:「いや、だからさぁ、まさか泳ぐって思ってなかったからさぁ・・・・・」

― 「ところかまわずナスかじり」第六十七話 で、出目金―

 むかぁ~し、むかし。金魚どもにも手足がついちょってな。池から池に楽に移動できたもんじゃ。こりゃぁ人間もいっしょぢゃがな、地面を歩けるっちゅうことは、走れるっちゅうことだぁ。そうするとな、アイツには負けたくないって思うヤツがかならず出てくるもんじゃ。まあ、普通にの、競争してるぶんにゃ害はないわなぁ。じゃがなぁ、ちょっとやりすぎたヤツらがおってなぁ・・・

キン「おらっ、メっ!今日こそ決着つけるわよ

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