百万ドルをとり返せ! (著 ジェフリー・アーチャー)
難易度35(下記[35/35])で読了!
物語りの序盤は、主人公らが騙される様子が緊迫感ある語り口で進んでいきます。見所は、騙された主人公らがどうのように反撃していくかです。
騙された人それぞれの視点で描かれているのも斬新です。著者の実体験に一部基づいた痛快詐欺小説をお楽しみください。
- [X] ジェフリー アーチャー[1/1]
- [X] 百万ドルをとり返せ![35/35]
- [X] ヘンリク・メテルスキ
- ハーヴェイ・メトカーフの改名前の名前。
百万ドルを合法的に稼ぐのは常にむずかしい。
法の裏側で百万ドルを稼ぐのはそれより少しやさしい。
稼いだ百万ドルを持ちつづけることが、おそらくはいちばん
むずかしい。ヘンリク・メテルスキはこの三つともやってのけたま れな人間の一人だった。
- [X] 訥々(とつとつ)
- 口ごもりつつ話すさま。言葉をとぎれとぎれに言うさま。
- [X] 外見はイギリス紳士、物の考え方はユダヤ人
- ハーヴァード・ビジネススクールのモットー
- [X] 痩躯(そうく)
- やせたからだ。痩身。「長身痩躯」
- [X] 公園のヴィーナス
- レオン・アンダーウッドの油絵
- [X] グッチの靴、イヴ・サン=ローランのネクタイ、ターンブル・
アンド・アサーのワイシャツ、ピア・ジェの時計
- 少々贅沢のできる35歳男性のファッション
- [X] 雲散霧消(うんさんむしょう)
- 雲が散り霧が消え去るように、あとかたもなく消えてなくなる
こと。
- [X] 隠遁生活(いんとんせいかつ)
- 世俗を離れて生活すること。世間を去って山中などに住み,
仏教の修行に専心すること。また特に,自力門を離れて,
浄土教の信仰に入ることもいう。
- [X] 万障(ばんしょう)
- いろいろの不都合な事情。種々の故障や差し支え。
- [X] 来駕(らいが)
- 他の人を敬ってその来訪をいう語。来車。
- [X] 幸甚(こうじん)
- 非常に幸いなこと
- [X] ヘンリー・キッシンジャー
- アメリカ合衆国の国際政治学者。 ニクソン政権およびフォード
政権 期の国家安全保障問題担当大統領補佐官、国務長官。
1923年、ドイツ国のフュルトでユダヤ系ドイツ人の家庭に
生まれた。
- [X] クレー
- 20世紀のスイスの画家、美術理論家。
- [X] サルバドール・ダリ
- スペイン・フィゲーラス出身の画家。 シュルレアリスムの代表的
な作家として知られる。
- [X] ハロルド・ロビンズ
- アメリカ合衆国の小説家。
- [X] 白日夢(はくじつむ)
- 白昼夢ともいう。夢に似た意識状態が覚醒時に現れるもの。
内容は概して願望充足的である。
また,単なる空想より現実性を帯びている。
- [X] 髣髴(ほうふつ)
- 彷彿とも書く。よく似ている・こと
- [X] ピルグリム・ファザーズ
- イングランド王兼スコットランド王ジェームズ1世による弾圧を
恐れてメイフラワー号に乗りアメリカに渡ったイングランド
(イギリス)のピューリタン(清教徒)たちである。
- [X] 苦心惨憺(くしんさんたん)
- 心をくだいて非常な苦労を重ね、工夫をこらすこと。
- [X] 厭世的(えんせいてき)
- 人生に悲観し、生きているのがいやになっているさま。
「厭世的な気分」
- [X] マーフィ症状(徴候)
- 胆嚢がある右季肋下を手で圧迫して、患者に深呼吸をしてもら
うと、吸気時に横隔膜に押されて下に降りてきた胆嚢が手で圧迫
されて、痛みが増強する所見。急性胆嚢炎の診断に用いられる。
- [X] チオペントン
- チオペンタール(Thiopental)は、バルビツール酸系の麻酔薬の一 つ。 静脈注射により鎮静・催眠効果を示す。
商品名はラボナール(Ravonal) 。アメリカでは死刑執行時に意識
を無くす薬物として知られるが、アメリカでは2009年に製造停止
に至り入手困難となっている。
- [X] ヨードチンキ
- ヨウ素(ヨード)の殺菌作用を利用した殺菌薬・消毒薬のことで
ある。
- [X] ディアゼパン
- ジアゼパム(英語: Diazepam)は、主に抗不安薬、抗けいれん薬、
催眠鎮静薬として用いられる、ベンゾジアゼピン系の化合物であ
る。筋弛緩作用もある。アルコールの離脱や、ベンゾジアゼピン離
脱症候群の管理にも用いられる。
- [X] 温厚篤実(おんこうとくじつ)
- 温かで情が厚く、誠実なさま。
- [X] 矍鑠(かくしゃく)
- 年を取ってっも丈夫で元気のよいさま。
- [X] 篤志家(とくしか)
- 社会奉仕・慈善事業などを熱心に実行・支援する人。
- [X] 脱兎(だっと)
- 逃げていくウサギ。非常に速いことのたとえ。
- [X] 四方山話(よもやばなし)
- いろいろな話題の話。世間話。「四方山話で暇をつぶす」
- [X] 一度ライオンの皮を売った人間は
ライオンが生きているかぎり、
それを仕留めようとして命を落す
- [X] 畏敬
- 崇高なものや偉大な人を、おそれうやまうこと。
- [X] 恍惚(こうこつ)
- 物事に心を奪われてうっとりするさま。「恍惚として聴き入る」
「恍惚の境地」
- [X] 君主危うきに近寄らず
- 教養があり徳がある者は、自分の行動を慎むものだから、危険な
ところには近づかないということ。
- [X] 永井淳
- 日本の翻訳家(英米文学)。 秋田県生まれ。 本名・須藤隆。
埼玉大学文理学部(現:教養学部)卒。
角川書店の編集者を経て翻訳家となる。
アーサー・ヘイリー、スティーヴン・キング、ジェフリー・アーチ
ャー、W・P・キンセラなど
娯楽作品や戦史の翻訳で活躍、出版した訳書は120冊を超える。
- [X] オーソン・ウェルズ
- ハーヴェイ・メトカーフ役に適任の俳優
(実際は、エドワード・アズナーが演じた)
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?