COO就任インタビュー|吉川 治人
こんにちは、オプティマインドの採用担当です。
本noteでは、2022年6月17日にオプティマインドのCOOに就任した吉川 治人(よしかわ・はるひと)さんのインタビューをお届けしたいと思います。新卒で鉄鋼メーカーに就職し、外資系の総合コンサルティングファームを経て吉川さんがなぜオプティマインドにジョインしたのか、また今後オプティマインドのCOOとしてどのように事業と関わっていきたいかをインタビューしました。
◆芽生えたのは3つの「想い」
---まずは、これまでのキャリアについて教えてください
私のファーストキャリアは新日本製鐵(現:日本製鉄)から始まりました。元々「日本のものづくり」に興味があった私は、そこで海外営業や海外JVの経営管理等、様々な業務を担当しました。しかし、人員合理化・構造改革のプロジェクトを担当したある時、エスカレーター式の昇進構造に疑問を感じたのです。
「現場では優秀でも、マネージャーとして本当に活躍できるのか?」「人それぞれが持つスキルを最大限に活かして働いてもらうためにはどうしたら良いのか?」そういった疑問から、人や組織をマネジメント・活性化していける分野で働きたいと考え始めるようになったのです。
その後PwCコンサルティングに転職し、人事制度の設計やシニア人材の活躍方法の検証等を担当。その他、データベース等の最新テクノロジーを使い「より働く人が活躍するためにはどうしたら良いか」を分析するプロジェクトにも携わりました。とにかく全ての業務を通じて、「人と組織をどう組み立てていくのが最適なのか」をあらゆる場面で思考し続けた期間でした。
そして次のキャリアステップでは、これまでの仕事で培った経験やスキルを元に、ある「3つの想い」を実現したいと考えました。
それは、
社会構造的な課題解決に携わりたい
イチから組織を作り発展させていきたい
最先端のテクノロジーに関わっていきたい
という想いです。
そんな時に出会ったのがオプティマインドでした。会社は若く、尖った技術を強みに持ち、複雑な社会課題に立ち向かっている。そんな姿を見て、「ここしかない!」と強く感じたのを覚えています。
◆戦略開発から組織作りまで
---入社時から現在までの仕事内容について簡単に教えてください
初めは純粋な営業担当者としてジョインしました。自社プロダクトである『Loogia(ルージア)』の良さをお客様にどう伝えるか、課題を踏まえた上でどうお役に立てるのか、そういった営業シーンでの基礎部分を固めていき、商談の質を上げていくことに注力したのです。
次に、商談の経験が増え成約数も積み上げられたタイミングでは、セールスチームで商談の統一化を図るために、これまでの情報を集約し営業ツール(営業資料・トークスクリプト・デモ環境等)の改善に着手しました。
そして現在はセールスコンサルティングチームのリーダーとして、オンボーディング体制等を整える組織作りにも携わっています。セールス組織が活性化するためにはどうしたら良いかを日々考え、チーム全体の成約数を上げるために様々な取り組みを始めています。
◆イノベーションを起こし続けるために
---COOとして、オプティマインドのミッション・ビジョン実現に向け、今後どのように関わっていきたいと考えていますか?
オプティマインドのCOOとして掲げる大きなミッションは、「イノベーションを起こし続けるために、活発で挑戦を恐れない組織を作る」ことです。なぜそれが今必要なのか、それはオプティマインドが急速に成長しているフェーズにあるからです。
急速に成長するためには、短期間に多数の変化を乗り越えなければなりません。しかし変化には不安や恐れが付き物であり、どうしてもリスクばかりに目が行きがちです。
そんな時こそ、このオプティマインドという船に乗っている仲間たち全員が、共に信じ合い支え合うことが重要です。何か挑戦をして失敗しても後ろで支えてくれる仲間がいる、次の挑戦に背中を押してくれる仲間がいる、そういった環境で自分にしかない価値を恐れることなく発揮し続けられる組織作りを実現したいと考えています。
もちろん、組織作りの先にあるのは「お客様への価値提供」です。どこのプロダクトにも負けない、常に新しい価値を提供し続けられるよう、オプティマインドは全力で突き進んでいきます。
---最後に吉川さんが考える、個人的に成し遂げたい目標はありますか?
まだ具体的な行動は決まっていないのですが、個人的な目標としては「人間とテクノロジーが本当の意味で融和する世界」を作れたらなと考えています。テクノロジーを活用すれば、良くも悪くも「変化」が生まれます。その変化は捉え方一つでネガティブにもポジティブにもなり得るもので、「作業時間が減った=残業代が減ってしまった」なのか、「作業時間が減った=家族との時間が増えた」なのか、人によって捉え方は様々です。
その変わりゆく中で、「どのように変化を捉えていくべきなのか」を自分の口で語れる状態を第一歩として、人間とテクノロジーが本当の意味で融和する世界の実現に向け何ができるのかを考えていきたいです。