オプティマインドで働くデザイナーのお仕事
こんにちは、オプティマインドの採用担当です。
本noteでは、オプティマインドの「デザイナー」の仕事内容と魅力について解説したいと思います。
◆デザイナーの役割とは?
私達は、「世界のラストワンマイルを最適化する」のビジョンのもと、企業、業種、国の枠を超えた“世界”のラストワンマイルを、効率化ではなく、人々の心にとっての“最適化”を目指し、世界で一番ルート最適化について考え、投資し、創り上げる、世界屈指の専門集団を目指し続けています。
そして、オプティマインドが提供する走行データ学習型配車システム 『Loogia(ルージア)』というサービスでは、誰でも簡単に最適な配車計画を作成することができ、配車・配送業務の効率化を可能にしているのです。
そんな『Loogia』事業において、デザインチームは顧客体験の最適化を目指し本質的な問いを立て、あらゆるリサーチ手法を使いこなし鋭い洞察を得ることで事業の意思決定にコミットする重要な役割を担っています。
とはいえこれだけの表現では、「どこまでの業務を担当するの?」「一般的なデザイナーと比べてどこが違うの?」と様々な疑問が出てくるのも事実。それでは、実際の仕事内容を見ていきましょう。
◆デザイナーの業務内容
現段階においてデザイナーの仕事内容は大きく分けて以下の2つです。
◼︎リサーチ
・設計
・課題/背景整理
・仮説設計
・ターゲット選定
・リサーチ手法の選定
・リサーチ項目の選定
・実施
・調査の実施
・分析
・調査の振り返り
・発見と課題の整理
◼︎デザイン
・デザイン作成
・機能要件の整理
・ワイヤーフレームの作成
・Webアプリ、Androidアプリのデザイン
◼︎リサーチ
類似している職種としてはUXリサーチャーやPMが挙げられるように、オプティマインドのデザイナー業務はUXリサーチをすることがとても多いです。『Loogia』のターゲットになりうる方のどんなペインをプロダクトで解決できるのかを明らかにするため、ユーザーインタビューなどのリサーチを行なっています。
<設計>
まずは、解くべき課題やニーズを見つけるところから。すでに課題が明確になっている状態でリサーチを実施するケースもありますが、事業課題やプロジェクト背景などをヒアリングして整理し、今回のリサーチで「何を明らかにしたいのか?」「何を解決すべきか?」「本質的な課題はどこにあるのか?」という問いを設計することから始まるケースもあります。
例えば、「今アプローチすべき業界はどこか?」についてのリサーチをマーケティングチームと協力して行なったり、『Loogia』の追加機能検討のため既存ユーザー様の現場に出向きヒアリングを行いニーズを発見したり、スタート地点は様々ですが、本質からブレずにリサーチを設計することが大切です。
また、全てのリサーチにおいて、リサーチの「ターゲット」「リサーチ手法」「リサーチ内容」を設計するのもデザイナーの役割の一つです。そのためユーザーの体験・期待を深く理解し、徹底的に追及する姿勢が必要不可欠になります。
<実施>
設計内容を元にリサーチを実施。リサーチ対象者や関係者にアポイントを取り、適切なリサーチ手法で情報収集を行います。社内で完結する場合もあれば、社外のリサーチ会社にマッチングを依頼する場合もありますので、そういったやり取りもデザイナーが先導して推進していくのです。
リサーチ実行期間はプロジェクトによって異なりますが、1日で完結するものから半年ほどの長期間となるケースもあります。
<分析>
リサーチで得られた情報をまとめてレポートを作成。リサーチの背景、前提、条件等を整理し、それらに解釈や考察を加えて分析をします。基本的には、設計段階で組み立てた仮説と対応する形で結果をまとめるのですが、情報が不十分と判断される場合には追加のリサーチを行うケースもあります。
◼︎デザイン
上記のリサーチを経て、機能要件やワイヤーフレームを作成します。デザインに起こして終わりではなく、社内メンバーに実際に触れてもらい、本来のニーズを満たせているのかを入念に確認します。必要に応じて追加リサーチを行い、インサイトを見逃さずに完成させることが重要です。
【業務で使用するツール一覧】
Figma
デザイン作成
Notion
ドキュメント作成、閲覧
リサーチ時のアンケート作成など
Miro
課題のマッピング
業務フローの整理
◆デザイナーの仕事の魅力
オプティマインドのデザイナーの仕事の魅力は大きく分けて2つあります。
まずは、UX設計からUIデザインまで、幅広いデザインプロセスに関わることができる点です。事業の意思決定にも関わる重要な業務を担うオプティマインドのデザイナーは、「装飾」的なデザインスキルだけでなく、「設計」的なデザインスキルが身に付きます。
例えばメイン業務である「リサーチ」においては、「なぜこのリサーチ手法を採用したのか?」「なぜこの質問項目を設置したのか?」等、一つひとつロジカルかつ明確に根拠を積み上げて、実装まで導いていく必要があります。つまり、デザイナーは「装飾」と「設計」を共に熟知し、ユーザー志向で事業の「これから」をリードする重要なポジションなのです。
次に、これまでにない新しいスタンダードをつくれる点です。私たちオプティマインドが挑む物流業界の課題は、まだまだ未知数で計り知れない部分が多くあり、解決の道筋となる類似サービスも極めて少ない状態です。そんな中、業界最先端で新たなスタンダードをつくる経験ができるのは、このポジションで働く魅力の一つです。
単にデスクに座って画面と向き合うだけでなく、実際のユーザーと顔を合わせて機微を受け取り、定量と定性どちらの要素も踏まえて形にできた時の嬉しさは、このポジションで働くやりがいに繋がります。
◆デザイナーで活躍できる人とは?
それでは、デザイナーとして活躍できる人物像をスキルと経験、マインドに分けてお伝えします。
【スキルと経験】
Webアプリケーション、モバイルアプリ、Webサイトいずれかのデザイン実務経験
プロトタイピングツール(Figma/Sketch/XD等)の使用経験
これら全ての経験をお持ちの方は該当します。
【マインド】
表層のデザインだけに閉じずに本質的な課題解決に興味が持てる人
一部のデザインプロセスだけではなく、幅広いデザイン業務を行いたい人
職域の異なるメンバーとのコミュニケーションを積極的に取れる人
プロダクトをマーケットにフィットさせるためなら、プロダクトを何度でも作り直すという意欲で挑戦し続けられる人
これらいずれかのマインドをお持ちの方は該当します。
会社として常に学び続けることができる環境を用意しており、書籍購入や社内外の勉強会への参加・登壇も推奨しています。
◆デザインチームのこれから
短期〜中期においては「人材採用」に注力しています。現在は正社員1名、業務委託4名の合計5名のチームですが、今後新たに1名の正社員メンバーを迎え、共にチームの拡大期を盛り上げていきたいと考えています。