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あの頃は可愛かった!?不登校はキャラ変と共に!
〜キャラ変は成長の証!?〜
「不登校って、思春期のニキビくらい、まあまあ普通にあるよね?」
そんな風にいつも気楽に考えちゃう、私ですが。。
というのも、人は7の倍数の年齢で成長の節目を迎えると言われています。
ざっくり言えば、キャラ変のタイミングですね。
たとえば、久しぶりに会う親戚の子が、ちょっと別人みたいに見えたことはありませんか?
それ、まさにキャラ変の証拠です!
成長は「根っこ」と「木の幹」の繰り返し
人の成長は、大きく分けて「根っこ(メンタル)」と「木の幹(行動・知識)」の2種類。
この2つが交互に成長していきます。
0〜6歳:根っこ期(メンタル)
愛情や安心感を学ぶ時期。ここがしっかりしていると、その後の成長がスムーズ。
7〜13歳:木の幹期(行動・知識)
勉強やスポーツに夢中!成績や運動能力への関心が高まる。
14〜20歳:再び根っこ期(メンタル)
恋愛、友情、夢、将来…とにかく色んなことを考える。
いわゆる「厨二病」もこの時期。
ここで問題なのが、14歳前後のキャラ変。
14歳は親子ギャップが発生しやすい時期
7〜13歳のころは、親子の関係もノリノリ。
試合やイベントに親が来てくれるのが当たり前だったのに…。
14歳を迎えた途端、
「もう試合、観に来なくていいから」
「イベント?自分でメイクするし」
え?
ついこの間まで「ママ見て〜!」って言ってたのに!?
親の「関わりたい欲求」と、子どもの「ほっといてほしい欲求」がズレ始めるのが、この時期なんですね。
不登校は「成長の証」でもある
この時期に不登校が増えるのも、実は自然なこと。
なぜなら、「これまでの自分」と「これからの自分」の狭間で揺れる時期だから。
親や先生と噛み合わなくなるのも、
「もう今までの自分じゃないんだよ」
と、無意識に伝えようとしているのかもしれません。
だから、不登校を「問題」と捉えるより、成長の一環として見守るのも大事。
「ついこの間まで素直で可愛かったのに…」とつい思ってしまいますが、それも成長の証。
転びながらも、自分らしい大人へと脱皮していく過程なのかもしれませんね。
少し遠くから、でもちゃんと見守っていたい。
そんなふうに思えたら、親も少しラクになれる気がしませんか?