大人になっても覚えている、子どもの頃の #好きな番組 《番外編》
#好きな番組 タグ、《ドラマ編》《アニメ編》に続いて、《番外編》です。
人形劇 三国志
小学校高学年くらいの頃に見ていた、NHKの人形劇番組です。NHKの人形劇と言えば、他に『プリンプリン物語』なんかも見ていましたが、今回書くのはこちら。と言うのも、亡くなった父が三国志好きで、これを毎週欠かさず見ていたんです。それで私も父の隣に座り、人形たちが血気盛んに戦い、時に苦悩するこの物語を見ていました。
当時は経済の高度成長期でしたから、父は平日朝早くから仕事に行き、帰って来るのは夜の9時くらい。今の時代から見ると21時帰宅ということは20時には会社を出ているでしょうから、人によってはそんなに遅く感じないかもしれませんが、子どもにとっては自分が寝る頃ですから、深夜に帰って来るような感覚でした。それに当時はまだ週休2日じゃなくて土曜も仕事があり、学校は半ドンでしたっけ……。
そんなわけで、土曜の夕方、父の隣に座って一緒にテレビを見るのは私の日課でもありました。今になって思えば、父と過ごした貴重な時間でした。
その後、私は高校生の頃にシルクロードにハマって大学の第二外国語で中国語を始め、せっかく就職できた会社を数年で辞めて中国へ……現在に繋がっているような縁を感じます。
三国志や中国の歴史については“人並み”で、詳しくはないのですが……それでも沢山の本や漫画があって、繰り返し三国志に接していますが全く飽きませんし、時間を作ってまた見たいと思っている番組のひとつです。
機動戦士ガンダム
さて、父が土曜の夕方に見ていた番組がもうひとつあって、それが「ガンダム」です。「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」が好きだった父はガンダムも好きでした。それで三国志と同じく、父の隣で「ファーストガンダム」「ゼータガンダム」あたりまでは一緒に見ていた記憶があります。(内容は覚えてないのですが、大きくなってから見て、なるほどこれは大人向けだわと納得しました。)
ドリフとひょうきん族、欽ちゃんの番組
一方の母は、特別厳格ということもなく、むしろおおらかな人でしたが、「ドリフ」だけは決して見せてもらえませんでした。理由は「食べ物を粗末にしているから」ということで、パイ投げなどが受け入れられなかったようです。(しかし、それは子供向けの理由で、もしかすると本当の理由はエッチな場面があったからかもしれません……???)
一方で「ひょうきん族」は見ることができましたし、欽ちゃんの番組は家族で見ていましたっけ。当時は実家にこたつがあったな~。(母は年を取ってから、こたつ布団を干したり下ろしたりするのが大変だからということで、こたつに別れを告げました)
#好きな番組 タグの3つめは家族にまつわる《番外編》でした。ひとまず今回ここでお終いにします。語り始めるときりがないので……。スカパーさん、人生を振り返る(というとちょっと大げさですが)いい機会をもらいました。ありがとう。
今度実家に帰ったら、母やきょうだいにどんな番組が好きだったから聞いてみようかな。いや別にLINEで訊いてもいいんですけどね、やっぱりテレビを見ながら、お茶でも飲みながら話してみようかな、って。
《バックナンバー》
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