『アメリカン・フィクション』でもうひとつ興味深いと思ったのが、ゲイの弟の“奔放さ”と、主人公がそれにうんざりする構図(おおらかに受け取る彼女も含めて)。これもまたステレオタイプな描かれ方であり、でもある種の現実を描いてもいるのだろうということ。