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自分のための買い物を許す!きっかけは娘の「ママ、かわいい」

最近、自分のために買い物をしている。

内容は以下のとおりだ。

  • 洋服

  • バッグ

  • コスメ

独身のころは、後先考えずにほしければバンバン購入。
それが、子どもが産まれたら一変しました。

とにかく節約のマインドに変化したんです。

子どもと過ごすと汚れてもいい服や丈夫な服がメインになり、見た目の綺麗さより、機能性が重視されます。実際に汚されますからね(笑)
そして、価格を抑えた物を好むようになりました。

それは、これからかかるであろう学費などを考えると、財政緊縮せざるを得ないから。

その結果、まずは自分の物の支出を抑えることにしました。

子どもが小さいうちに貯めておいて、しかるべきときにすぐ出せるようにしよう!
そうやって、納得していたつもりでした。

『子どものためなら、えんやこら〜』

と、美輪明宏さんが歌う「ヨイトマケの唄」にもある通り、子どものためなら頑張れます。

それでいいと思っていた。

でも、本当はずっと自分の声を押し殺していた…

そんなことに気づいたんです。

「ママ、かわいい!」と言ってくれる娘のために

私には6歳の娘がいます。
オシャレが大好きなおませさん。

年齢が上がるにつれて、ワンピースやスカートなどを好むようになり、プリンセスのようなフワッとした服を着ています。

そんな娘が、私の服を見て、
「ママ、かわいい〜」
と、本気で言ってくれるんです。

その服は上限金額を設定して探し出したセール品。

娘は褒めてくれるけど、本当は妥協して買った物。金額ありきで選んでるから、心から好きなわけではありません。

それでも、娘にとっては大好きなママの洋服は全部ステキに見えるんですよね。

娘はママの挙動が気になります。
だから、一挙手一投足に反応。

「ママがピンクなら、◯◯もピンクにする!」
「ママもワンピース着てよ〜」
「ママ、すごいかわいいよ!」

と、いつもベタ褒め。

そう思ってくれるのに、なぜか違和感を持ってたんです。


思い返せば、私も子どもの頃、自分の母親が1番ステキに見えてました。
1番優しいし、1番笑顔がステキ。

母が好きなものは、全部好き!
どの子にとっても母は特別で、ご多分に洩れず私も同じでした。

だからか、娘の言葉を聞いたら、その言葉を本音で受け取りたくなりました。

娘がベタ褒めのママが、妥協した物を着てはならんなと。
娘の気持ちと私の気持ちを、一致させたいって思ったんです。

いつもはユニクロや、しまむら。
しかも、セール品。

でも、独身のころに好きだったブランドに回帰してみようかとサイトを覗き、ドキドキしながら、エイヤっとポチッてきました。

独身のころは洋服がお守り!癒しで心の支えだった

私は洋服が大好きなんです、本当は。

ブランド物には興味がありません。

でも、着心地のよさとか、デザインに一工夫されてるものを見つけるのが好き。

身につけると心が躍る物を買っては、それを職場に着ていくのが至福でした。

なぜ、そんなに洋服が心の支えになっていたかというと、お守りのようにパワーを与えてくれていたから。

公務員時代は上司から叱責されたり、窓口や電話で嫌な思いをすることが結構ありました。

そんなときに、うなだれた視線の先にお気に入りの洋服があると、気持ちが和んだし、癒されたんです。

洋服に守られているような、包み込まれて慰められているような気持ちになり、満たされる。

本当に不思議な気分で、何度も救われてきました。

だから、お気に入りのアイテムを買いすぎて、月に3〜5万くらい散財する暴挙に出てた時期もありました(笑)

1日に2回着替えても、1か月すべて違う服が着られるくらいにため込んだのは、ちょっとやりすぎでしたね(汗)

ストレスで買い物中毒みたいになってましたが、洋服が私を救ってくれたのは事実です。

それに、子どもの頃は経済的に恵まれていなかったので、洋服に対する憧れは人1番ありました。

なぜなら、子供のころの服はお下がりや母が作ったセーターが多く、自分で選ぶ機会はほとんどなかったから。

今の時代のようにプチプラもなく、選択肢が少なかったから仕方がなかったのかもしれません。

でも、思春期のころに周りの友達が着ている服が素敵で、羨ましかった。。。

母に無理を言って、1枚6,000円もするスカートを買ってもらったこともありました。

今思うと、相当無理していたんだろうなと想像に難くありません。

それでも、なんとか買ってくれていたのが、一変。

高校生のときには、父が会社を辞めてしまい、家計は火の車でした。

なので、誕生日とクリスマスプレゼントは洋服5,000円分という体験もしました。

いかにして、安い服をたくさん買うかが命題だったので、だいぶ目は肥えたと思いますが(笑)

その反動もあって、洋服に対する想いはさらに強まったんだと今なら分かります。

オフラインでのお付き合いも後押しに

それに、最近はオフラインで会うことが増えました。

  • ライター仲間

  • 友達

  • 学び関連の方々

しかし、気づいてしまいました。
胸を張って会える洋服がない!!って。

そこで、もろもろを考慮して、今まで封印していた自分への洋服を解禁したんです。

すると、、、
支出に比例して幸福度も増してきたんです。

それは、自分で自分を大切にしてると実感できたからでしょうか。

本当は自分の支出を減らされて、淋しかったんだなと思ったんです。

自分を蔑ろにしているような。

子どもたちにお金をかける価値はあるけど、その分自分は減らされて然るべき。

自分への価値が低いように感じていました。

でも、私だって今この時を大切にしたかった。
好きな服を着たかった。

だから、お気に入りの服を着ると、心が躍るのが分かるんです!

外に行きたくなり、ワクワク度が増すんです。

今では自分が支出した分は、自分で働けばいいんだとハリが出て、イイ変化も生まれてます。

子どもたちと私は同等に大切な存在!心を満たしてあげよう

どこかでブレーキをかけていた、自分への支出。

娘の「ママ、かわいい!」をきっかけに、本当の自分と一致させる行動に舵を切れました。

確かに一時的には支出が増えてます。

でも、その分生活にハリが出て、軽やかになったのも事実です。

子どもが生まれてからは、自分のことは後回しでいいと思ってました。

でも、それは思い込まそうとしていただけ。

本音では納得していなかった。
だから、娘の言葉に違和感を感じたんですよね。

やっと心持ちと行動が同じになって、心から娘の言葉に賛同できて、嬉しいです!

娘に対して心の底から「ありがとう」と伝えられます。
娘にとって、かわいいママでいたいと思える自分を、受け入れられてます。

そして、これからも自分のQOLをキープするためにも経済的に自立し続ける。

その想いを、今一度確認できたので、また仕事に真摯に向き合えそうです。

次はどんなお洋服を買おうか……。

そう考えるだけで、笑みが溢れるようになりました。
今は、そんな自分が好きです!

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おーつー(冨田裕子)
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