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早稲田の古文・夏季集中講座

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#毎日更新

早稲田の古文 夏季集中講座 第3回 西行「詞書(ことばがき)の世界」「崇徳院 御…

「詞書(ことばがき)」とは、「和歌の前に置かれて、詠作事象や歌題を示すもの」と言われてい…

早稲田の古文 夏期集中講座 第15回「建礼門院右京大夫集」Part1

早稲田の教育学部で2020年、『建礼門院右京大夫集』が出題されました。Z会の「最強の古文」に…

早稲田の古文 夏期集中講座 第18回 藤原俊成の歌

早稲田の文学部で2018年、和歌が十九首出題されたことがあります。藤原俊成が最愛の妻・美福門…

早稲田の古文 夏期集中講座 第19回 源家長について

新古今和歌集に源家長の和歌があります。 「藻塩草(もしほぐさ) かくとも尽きじ 君が代の…

早稲田の古文 夏期集中講座 第20回 『無名草子』

『無名草子』は藤原卿女と呼ばれた人によって成立したとされている。本当は孫なのですが、祖父…

早稲田の古文 夏期集中講座 第21回 『水風晩来(すいふうばんらい)』

「流水夏に当たりて冷ややかに、風は晩を迎えて来たる」というのが水風晩来です。 橘成季が五…

早稲田の古文 夏期集中講座 第22回 『乞功奠(きっこうでん)』

乞功奠(きっこうでん)は陰暦七月七日の夜に行われる牽牛星と織女星の祭りです。宮中では清涼殿の庭に机を四つ置いて物を供え、周囲に燈台をたて、火取りには一晩中、空薫物(そらだきもの)を焚き、天皇は椅子から二星をながめ、詩歌の宴があったそうです。(『増鏡』(下)全訳注 井上宗雄 講談社学術文庫) 『増鏡』ではこの乞功奠の様子を記録した文が残っています。元亨三年、後醍醐天皇親政の頃の七月七日のことです。 「その七月七日乞功奠、いつの年よりも、御心とどめて、かねてより人々に歌も召さ

第25回 藤原隆信の歌集(2) 【早稲田の古文・夏期集中講座】

「五条三位入道」は、藤原俊成のことです。 俊成は、非常に長命な人で、91歳まで生きました。 …

早稲田の古文 夏期集中講座 第26回 藤原隆信と建礼門院右京大夫

「そのかみ、思ひかけぬところにて、よ人よりも色好むと聞く人、よしある尼と物語しつつ、夜も…

早稲田の古文 夏期集中講座 第27回 千五百番歌合と新古今集

『増鏡』に後鳥羽上皇の「千五百番歌合(うたあわせ)」の記録が残っています。『千五百番歌合…

早稲田の古文 夏期集中講座 第29回 俊恵(しゅんえ)法師

  鴨長明の歌の師は、俊恵法師と言います。『俊頼髄脳』という歌論書で有名な源俊頼の子供で…

早稲田の古文 夏期集中講座 第30回 『増鏡』後醍醐親政

 『増鏡』では、御醍醐天皇親政期の繁栄の様を描く所があります。たとえば、「十五夜歌合」と…

第31回 折り句と沓冠(くつかぶり)【早稲田の古文・夏期集中講座】 

2015年の早稲田大学文学部の入試では、『折り句』という技法に関する問題が出されました。 『…

早稲田の古文 夏期集中講座 第32回 『増鏡』の女性達① "遊戯門院"

 後醍醐天皇の父、後宇多院の皇后は游義門院姈(れい)子といいます。後深草天皇の皇后、東二条院の皇女です。ということは、御宇多院は父である亀山院の兄、後深草院の皇女を正妃に迎えたということになります。父の兄の子ですから、いとこ婚ということになります。 この時代、このような近親結婚は珍しい事ではありません。後深草院にいたっては、母大宮院の妹、東二条院を正妃として迎えています。つまり、叔母ににあたる女性と結婚したことになるのです。後深草院十四歳、東二条院二十五歳のことです。 も