"ありがとう"と伝えることを忘れてしまった
先日、文房具を購入しました。
ちょっとしたことを書くためのポケットサイズのノートです。
今回、レシートの受け取りをしなくても
良いかなと思い
「レシートは大丈夫です」と
店員さんにお伝えしました。
その後に店員さんは
「ありがとうございました」と
言ってくださったのに、
私は、
「ありがとうございます」を伝えるのを忘れ
商品を受け取りました。
"伝え忘れた"というよりも、レシートをいらない事を伝えようとしたあまり
"大切なこと(感謝)"をすることが頭にすっかりありませんでした。
レシートがいらないことも伝えたかったのだけれど、
ありがとうも一緒に伝えたかった。
私の中で店員さんとの関わりの際に大切にしたいことがありまして、
それが、
ありがとうと伝えたいという気持ちであったのに、頭からすっぽり抜けてしまっていました。
*****
ありがとうを大切にしたいと思ったのは、
私が店員として働いていた時代に
お客さんから、目を見て「ありがとう」と言われて嬉しかったことがきっかけでした。
なので、自己満足ではあるのですが
「ありがとう」って伝えたいなぁと日々感じています。
*****
商品を受け取り、2、3歩進んでから
「あ、私はありがとうって言えていなかった」と気づきました。
本来私の中で大切にしたい部分は
"ありがとう"を伝えたいことだけれど
"レシートがいらない"ことも伝えたかった。
とっさに"レシートがいらない"ということを
伝えたことで
"いつも大切にしていること"が抜けてしまった。
原因として
きっと、私は店員さんとの関係で、緊張や焦りもきっとあったのかなぁと思いました。
だから、とっさに伝えたいことだけが空回りしていた部分もあったのかと。
確かに、店員さんとの関わりで
毎回ちょっと(ほどよく)緊張している私がいます。
また、この気づきができたのも
日頃意識して"ありがとう"を伝えていたからこそ気づけたことかなと思います。
今までもレシートがいらなかった時に、
「レシートはいらないです」という言葉を最後に、商品を受け取っていたかもしれないなと考えていました。
今回、この経験をきっかけに改めて自分を客観視できたのではないかと感じます。
"ありがとうを伝えよう"という意識が
ルーティン化されてしまうのではなく
毎回言葉に意味をもって伝えたいと感じます。
街ですれ違う人は、全く知らない人であり
関わる機会はほとんどありませんが、
お店の店員さんとは、全く知らない人という理由で関わらないことがないので
(商品を受け取る際などで言葉を交わすことが必ずあるので)
そこで起きるやりとりに対して、意識を持ちたいなと感じます。
大袈裟かもしれませんが、
商品を受け取る際の関わりでも、
大切な出会いといいますか
普段話せない人と話せるきっかけでもあるので。
ですので、これからも、私を含め色んな人がいますが、
他者とのやりとりに対して
大切にしたいこと(私の場合は感謝)を大切にしたいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?