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22.12.01 / すずめの戸締まり

朝一にすずめの戸締まりを観にいきました。
内容は省きますが良い作品でした。
以下は観た方には分かる内容になります。

絶望して
神を創り
神に縋り
神を殺した
神を馬鹿にするな
神を大事にしよう

映画を観ながらそう頭の中をぐるぐるさせていました。

家族において子ども、我が家にとってはひぐま(うちの犬)は要石。家族を保つための要石。自由を奪い要石の役割を負わせる。残酷だが優しくなれるキッカケだとおもう。そして神は’’気まぐれ’’なのも当然の如く。
神が人に縋る描写が興味深く、愛おしいかった。
(正確には縋っていない、縋るはずもないが当てはまる言葉が見つからない)

自己や集団を守るために要石という神を創り讃えてきたが、我々は讃えることも忘れ殺してしまった事もあるだろう。この作品はそんな神を大事にしようと言ってくれた良い作品だとおもう。

神を大事にするという事は"要石"という様々な生命を大事にするということ。私は大事にする。全然できていないけど変わろうと足掻き続けている。
これは個人的な話だが数年前に建築を始めてから共通している話。

もしかしたら無宗教などと謳う人々にそれぞれ信じることが豊かなことが宗教であり神であり要石なんだと気づかせてくれるかもしれない。

まだ1回しか観ていないので理解が及ばないところがあるだろうけど、あと1回くらい観たいとおもう。ありがとう新海誠さん含む沢山の作り手さんたち。


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